芳文社
20
ほうぶんしゃ
日本の出版社。近年は萌え系で売り上げを伸ばしている。
1946年に前身となる尚文館が設立され、1950年に尚文館を継承する形で芳文社が設立された。
創業初期は痛快ブックなどの少年小説やスポーツ向けの少年誌などを手がけていたが、1956年に週刊漫画雑誌『週刊漫画TIMES』を刊行して出版の軸足を漫画・特に劇画や青年漫画に移す。
1981年には4コマ漫画専門誌として『まんがタイム』を創刊。その『まんがタイム』の増刊として2003年にか『まんがタイムきらら』を創刊し、いわゆる萌え系4コマ雑誌の先駆けとなった。本社には「漫画の殿堂 芳文社」と看板が掲げられているが、萌え系マンガを多く手がけていることもあって「萌えの殿堂 芳文社」と呼ばれたりする。
漫画家のヒロユキ氏で注目されていた『コミックギア』については廃刊同然の休刊扱いとなってしまっている。しかし、休刊発表からは再開あるいは廃刊といった告知は現在の2022年になっても行われておらず、最終的に廃刊となったかは未だに謎である。
大手ではないが、メディア化や作品の知名度は少なくても秋田書店に比べて高い作品も多く、雑誌にもよるが最後まで刊行する傾向もある。
一方でWEB媒体の弱さが指摘される問題もあり、サブスク戦略の弱さも指摘される。
4コマ系
コメント
コメントが未記入です