概要
ドラゴンジェットがキングエクスカイザーの胸、腕、背、脚に超巨大合体した姿。
元々は合体する機構はなかったが、31話にて古代の宇宙警察がナスカの地上絵に残した力を手に入れたことにより合体の機能が生まれ、32話にてその存在に気づいたエクスカイザーが、超巨大合体を成し遂げた。(制作的にも元々合体させる気はなく、途中でスポンサーのタカラからの要請でグレート合体が誕生した経緯がある。)
玩具では頭部にも合体パーツが付くが、劇中ではキングエクスカイザーの頭部が変形して新たな形状へと変化している。
「超巨大合体」の合体コードの通り、勇者シリーズのロボットの中でもかなりの大きさを誇り、歴代主役級ロボの最強形態で最も大きい。絶大なパワーを誇り、基本的には両手で持って振るう巨大カイザーソードを片手で扱うことも可能である。
また必要に応じ、キングエクスカイザーとドラゴンへの分離や再合体も可能である。ほとんどの場合ドラゴンカイザーの状態でキングローダーを召喚して合体を行っていたが、キングエクスカイザーがドラゴンジェットを召喚するパターンや、エクスカイザーがキングローダーとドラゴンジェットを一度に召喚するパターンなど、いくつかのバリエーションが見られた。
スペック
全高:32.9m
重量:144.5t
跳躍力:1200.8m
走速度:250.4km/h
武装
獅子の口から放たれる無形の炎。サンダーフラッシュを放つ際、カイザーソードの加熱にも使われる。
獅子の口から放たれた炎を、両手で丸め投げつける。敵に命中するとエネルギーフィールドとなってその動きを止めるなど、能力的にはカイザーフレイムに近い。
カイザーソードとドラゴンアーチェリーを合体・変化させることで出現する巨大な剣。「巨大~」という名称は便宜上のもので、劇中での呼称はカイザーソードのまま。他にも「グレートカイザーソード」や「新カイザーソード」と表記することで従来のカイザーソードと区別されることもある。初めて使用したのはドラゴンカイザーで、その際はコウタから「おっきいカイザーソード」と呼ばれた。ダイノガイストの剣を粉砕する程の威力を誇る。
必殺技
全身を金色の光に包み、エネルギーを放ちながら剣を構え突撃し、敵を両断する必殺剣技。ロボットが金色に輝くというパターンは後の作品でも多く見られる。勇者シリーズで複数回使われた必殺技の中で唯一破られたことのない技であるが、ガイスター基地でのダイノガイストとの戦闘の際、両者が繰り出した必殺技の威力が相殺されてしまい、両者共に殆ど無傷であったという例外もある。雷雲を呼び出して任意に落雷を起こすことができる。
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ブレイブ・ザ・ハード(そっくりさん)