仮面ライダーSDとは番外篇みたいなものである。
概要
デフォルメされた昭和ライダーたちがグランショッカーの野望を食い止めるために活躍する。コンパチ作品同様オリジナルとは性格が違うものも多い。
平成ライダー誕生まで一時低迷時期だった頃に誕生した企画。
11人のライダーが力を合わせてグランショッカーと戦う物語
コロコロコミック&コミックボンボンそれぞれでコミカライズ版が連載されていた。
SFCゲームソフトも発売された。
実はこれ、アニメ化されている。
本項ではボンボン版、漫画家あおきけいがてがけたコミカライズ版について紹介する。
コロコロ版については疾風伝説の項を参照。
登場ライダー
頼れるみんなのリーダー。それゆえか、自発的なギャグ描写はほとんどない。
初期の副主人公格。素早い動きと特殊な能力が特徴的な忍者ライダー。時代劇マニアで変装を披露した事もあるが、怪人がダメージを受けるほど下手。
初期はRXと行動を共にする場面が多かったが、V3が登場してからは副主人公ポジションを奪われた。
一応主人公的な存在。途轍もないアホだが、やる時はやる男。(文字通りの意味での)必殺技は歌で、怪人でさえダメージを受けるほど強力。
終盤に、ライバルのシャドームーン共々出生の秘密が明らかになった。
クールだが、美女には弱いのが玉に傷。
RXへのツッコミ役その一。
RX以外のライダーの中では出番が最も多く、タイムマシン編でも主役の一人だった。
日本の伝統文化を重んじる真面目な性格。オカルト趣味があり、夢占い用のマシーンを独自に開発したりしていた。
過剰なまでに用心深い性格で、RXに毒キノコの試食をさせたりした。
ハチの改造人間であるためか、蜂女に騙されて恋をしたことがある。
RXへのツッコミ役その二。
1号に対し唯一タメ口で話す古参のライダー。何でも力で解決しようとする困った人。
作者が忘れていたのか、出番がほとんどなかった。
動物と話せる野生児。南国育ち故か寒さに弱く、冬は冬眠したりしていた。
改造電気人間だけに電気の無駄遣いにはうるさく、TVゲームも一日一分しかしない。
タイムマシン編ではRX,V3共々主役の一人として活躍した。
その他
気が弱いが頼れる技術者。マイティライダーズのメカニックを一手に引き受けている。
ただし、プレッシャーがかかりすぎるとヤクルトの空き瓶を使った工作しかできなくなる。
ライダー唯一の飛行能力を活かし、専用のカメラ『録れるんです』を駆使して偵察を行う。
偵察が任務なのであまり戦闘には参加しないが、要所で援護を行った。
協力者
マイティライダーズの総監督。RXのアホさにいつも手を焼かされている。
タイムマシン編ではクローンライダーによってほろぼされた未来の世界で130歳になっても老け込まず元気な姿でいた。
クローンライダーによってマイティライダーズもグランショッカーも倒された未来世界で唯一生き残ったライダーマンと協力してタイムマシン・ライドロンを開発し、過去の世界から来たRX達と協力してクライシス軍の野望を打ち砕いた。
インターポールから派遣された捜査官。RXとは初登場時から馬が合い、良き相棒(遊び友達)に。
後に、少年ライダー隊の隊長も兼任。
グランショッカー
過去の悪の組織から幹部を蘇らせグランショッカーを結成した張本人。
三つのパワーストーンの力で最終決戦を挑んだ。
グランショッカー八鬼衆
怪人軍団を率いる。
出番は一番多いが立てる作戦も一番アホで、戦闘員に愛想を尽かされていた。
サイボーグ軍団を率いる。
優秀な科学者らしく、老化ガスやクローンライダー等を開発した。
神話軍団を率いる。
生真面目な性格で、ルールにうるさい。
獣人軍団を率いる。
頭が悪いのを気にしており、「バカ」と言われるとキレる。
デルザー軍団を率いる。
手品が得意で、最終決戦時にはパワーストーンの奪取に成功した。
ロイド軍団を率いる。
地獄大使と瓜二つだが、彼と違い怪人に優しい。出番は一回しかなかった。
グランショッカー最強のクライシス軍団を率いる。
大の日本びいきで、いつもちゃぶ台で日本食を食っている。
ゴルゴム軍団を率いる。
RXをライバル視している。RXと同等の子供っぽい我侭な性格。
その他
ジャーク将軍に従う女性の中堅幹部。将軍の食事の世話をしたり、コンピュータで派遣する怪人を選別したりしていた。
その他
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子記事:グランショッカー
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