CV:野田圭一
概要
デビルZが盗み出した原初のトランステクターがギガタンクとメガジェットだった。
その後、ジンライやハイドラー兄弟のトランステクターが分裂したが、それらのメカ機能を全て備えている。
スーパージンライを凌ぐ力を持つゴッドマスター。
ギガタンク/メガジェットに、それぞれギガ・メガの2人がゴッドオン、合体してロボットに変形する。
要塞基地にも変形。
主な武器は左脇腹の6門の銃口からの弾丸を発射し、相手の装甲を溶かす「超魂ボルトマッシャー」。
その威力は初戦でスーパージンライにその再生能力を超えたダメージを与え、「ボンバー計画」を促す事となった。
右脇腹の二連砲からはビーム「超魂デーモンブラスト」を発射。
メガジェットの機首は左肩に装着され楯となる他、腕についている小型ジェットを飛ばして敵を背後から攻撃する「メガチャイルド」も可能。
ハイドラーやバスターと違い、人間の潜在能力を最後まで信じていた。
最終的にジンライ同様、トランスフォーマーとしてのオーバーロードに魂が宿り、ギガとメガの二人を排除して自立した。
IDW版
近年はIDW社出版のアメコミ『Last Stand of the Wreckers』にも登場しているが、無論『超神マスターフォース』とは世界観が異なる為、名前や姿が似ている別人である。というか、同一人物とは到底思えないキャラクターになっている。
「Point one Percenter」と呼ばれる特殊な出自であり、かつ残忍非道で加虐趣味という危険人物。どれくらいのドSかといえば、ガーラス9の看守を務めていたフォートレスマキシマスを3年間に渡って拷問し続けた挙句、手足をもいでドアに取り付けていたほどの変態。
若い頃から、グラディエーターだったメガトロンに憧れており、ディセプティコン加入後は定期的にメガトロンとスパーリングを行なっていた間柄。しかし他の仲間と違いオーバーロードがディセプティコンに加入した理由は思想的な動機ではなく、メガトロンへの憧れと「虐殺できればそれでいい」というような趣旨からであった。
大戦中、メガトロンとショックウェーブによりフェイクシクサーズへと改造され、強靭な力を手に入れる。
その後ディセプティコン(デストロン)の軍勢を伴ってオートボット(サイバトロン)の刑務所・ガーラス9を襲撃し陥落させ、破壊と殺戮が渦巻く無法地帯へと変えた。
レッカーズにより捕縛された後は、『MTMTE』にて再登場を果たす。実はプロールの指示でロストライト号へ載せられており、プロールの密命を受けたクロームドームから記憶を読み取られるが隙を突いて脱獄。大暴れしたのちに、メンバー達の捨て身の行動でなんとか放逐されたものの、ロストライト号のメンバーは大きな犠牲を払う事となった。
こんなに危ない人だからか、DJDにも処刑対象として目をつけられている。