SDガンダム外伝の第3弾。
ストーリー
サタンガンダムとの戦いの後単身旅に出たアムロは、アルガス帝国とムンゾ帝国の抗争に巻き込まれる。
アルガス騎士団に身を寄せたアムロは3人のガンダム族に出会い、ムンゾの陰にジーク・ジオンの陰謀を知る。
アムロ達は囚われの騎士団長アレックスを救出、3種の武器によりジオンの切り札ジオダンテを破壊するのだった。
主なキャラクター
呪術師キュベレイ(モンスターメデューサキュベレイ)
アルガス騎士団(チーム)
ユーザーの間では騎士アレックスを含めた4人の騎士ガンダムの通称となっていることが多い。
広義では各部隊長の率いる兵達もその括りに入ると思われる。
ジークジオン編のムーア界における最終決戦で全員殉職するが、その魂は黄金神スペリオルドラゴンと共にあり、機甲神伝説ではスペリオルドラゴンと融合してスペリオルドラゴンEXとなりジークジオンと決着を付けた。
新アルガス騎士団
機甲神伝説から数十年後、アルガス騎士団の魂は人間に転生して鎧闘神戦記の時代に新アルガス騎士団として復活し覇界神バロックガンの軍勢に立ち向かった。
新約SDガンダム外伝では、騎士団として拡張し多くの騎士が所属している。
余談
漫画
横井画伯による漫画では、騎士アムロがラクロア王国を離れる際、騎士ガンダムの鎧を譲られた少年アルと、鍛冶屋のテム(アムロの父親)の二名が同行、ムンゾ王国との決戦前にアムロの判断でアルガスからラクロアに帰されている。
その頃ラクロアでは騎士ガンダムがファントムサザビーに敗れ、力の盾と霞の鎧が破壊されガンダム自身も重傷を負うという事態が起こっていたのだが、アルとテムの帰還が新たな力を誕生させることとなる。
アニメ
SDガンダムのアニメでキュベレイの声を演ずるのは榊原良子というのが慣例だが、これは言うまでも無く『Z』と『ZZ』でハマーン・カーンを演じたことに由来する。
ところがアルガス騎士団ではジオン三魔団の呪術師キュベレイとは別個に、ムンゾ王国の侍女としてハマーン本人も登場するため、一人二役で演じられた。
キュベレイが狼狽するコンスコン王をあしらい手玉に取っているのとは対照的に、ハマーンは玉座の間にアルガス騎士団が踏み込んでくるや衛兵を呼ぶフリをして遁走してしまう情けないキャラクター。
とはいえ丸腰の侍女にしては頑張っているほうであり、宇宙世紀のハマーン様のような活躍を期待するのは酷というものである。
どんな扱いであれ、最低限出番があるだけでも戦士ヘンケンよりは優遇されているといってよい。
ゲーム
SFCソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』(1991)は致命的なバグやバランス崩壊で有名だが、特に第三章アルガス騎士団の冒頭におけるアムロ一人旅はトラウマ級。それこそ裏技で武闘家ネモにでも来てもらわなければやりきれない。
神器継承
ジオン三魔団から奪取した三つの力『龍の盾』『獅子の斧』『梟の杖』、これに『光の騎士』のキーアイテム『導きの竪琴』を加えた四つのアイテムはアルガス騎士団を象徴する神器であり、
新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記(1996)では
騎士カトル
剣士ウーフェイ
闘士トロワ
法術士デュオ
が、
新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承では
騎士団長ブルーアストレイ
闘士デュエルガンダム
法術士バスターガンダム
隠密剣士ブリッツガンダム
がこれを継承している。