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シャガルマガラの編集履歴

2015-11-23 22:13:15 バージョン

シャガルマガラ

しゃがるまがら

天を廻りて戻り来よ

この記事にはモンスターハンター4における重大なネタバレが含まれています。

既に遭遇した方、もしくはネタバレオッケーな方のみ閲覧することを推奨します。








































概要

モンスターハンター4』(MH4)のオフラインのラスボス。別名「天廻龍」。

名前や姿でお察しの通りだと思われるが、その正体はゴア・マガラが成長して脱皮した姿である。


生態・特徴

ゴア・マガラはもともと天空山の禁足地に棲息していた竜である。

成長するために一度その地を離れ、大人になるために何十年もかけて各所を転々とする。

そして時期が来ると人目のつかない場所で脱皮してシャガルマガラに昇華し、故郷である禁足地へ戻る。

ギルドは幾多の天を廻り、成長しきり脱皮、故郷である禁足地に戻る点から「天廻龍」、

さらにそこからシナト村の伝承から名を取って「シャガルマガラ」と名付けた。


ゴア・マガラが全体的に禍々しい黒色の体だったのに対し、神々しい純白の体を持つ。

抱く翼は虹色に光輝き、翼脚の爪は穢れを浄化するかのような神秘的な輝きを放つという。

また眼が成熟して柔軟に動けるようになった。


戦闘能力

シャガルマガラの古龍としての能力は『狂竜の力』である。

これはもともとゴア・マガラの振りまく鱗粉にその片鱗を見せていたのだが、その時はあくまで感知能力の補助として使っていただけであり、シャガルマガラとなり眼が成熟してからはただ竜を狂わせる力として使うようになる。

また、ゴア・マガラの触角は脱皮する際に展開されたまま凝固して角、狂竜の力のみが残る角となった。またゴア・マガラとは違い目を持っているため閃光玉は効く。


基本的な攻撃は狂竜化したゴア・マガラと同じだが、眼を得たシャガルマガラの場合ハンターに対する死角への回り込みや不意打ちがかなり目立つ。

また振りまくウイルスの量もゴア・マガラのそれとは比べ物にならないほど多く、着弾後一定時間に3方向に拡散するブレスや一定時間後爆発する地雷といった攻撃をし、怒り時には爆発狂竜ブレスを横方向から放った後に縦方向へと撃ってくるため、ゴア・マガラと同じように思っている初見ハンターはブレスを避けて顔を攻撃しようとして二回目のブレスを受ける、なんて言うのも珍しくはない。

角を破壊してもその力は衰えないので、古龍種の中では数少ない「能力を完全に制御できている」部類に入る。


ただし、能力を制御できるとは言ってもあくまで強弱を制御できるだけらしく、我らの団の団長との会話によると戦闘中であるかどうかを問わず常に一定量のウイルスをばら撒き続けているようだ。


「…ハンターさんなら分かると思うんだ。きっとその古龍は、ただ、生きているだけなんだと思う。

ただそこに存在しただけで生けるものに影響を与えた龍の姿を…、悪意なき故に恐れられた風の姿を

どうか、見てきて欲しい。」


「……なあ。

シャガルマガラは、どうして禁足地に入り込んだんだろう?

これは俺の想像なんだが…、あそこはシャガルマガラの故郷なんじゃないかな。

生まれて、育って、山を離れ、脱皮して、大人になって、山に戻る。

気が遠くなるほどの幾年もの時を経て、廻り戻ったんだ。生まれ故郷に。」

「ん? シャガルマガラはなんでわざわざ故郷に戻ったのかって?

うーん、そうだなァ。故郷が恋しくなったのかなァ。」


そこに存在するだけで周囲に多大な被害を与えてしまうがシャガルマガラに悪意は全くなく、ただ故郷に帰りたかっただけなのだ。


ストーリーでの扱い

かつてシナト村の近辺、天空山では数多の生物が狂ったように暴れだし、天空山が死屍累々の地獄絵図となり周辺の地域の生態系が崩壊するという大災厄があった。

伝承ではその災厄は山の神が鎮めたということになっているが、当時のシナト村の大僧正は以来その地を【禁足地】として誰も踏み入れないよう封印した。


以後それからは何も起きてはいなかったのだが、プレイヤーである我らの団ハンターが狩ったババコンガの容態に、かつての大災厄のモンスター達と共通点を持っていることが発覚。

のちの調査でそれが狂竜ウイルスによるものだったこと、我らの団ハンターが討伐したはずのゴア・マガラが抜け殻の状態で発見されたことから、大災厄の元凶は成長したゴア・マガラによるものであると判断された。


このため、ギルドは筆頭リーダーを通じて、我らの団ハンターにシャガルマガラの存在と討伐の依頼、さらに討伐に失敗した場合、シナト村の住人を全員避難させた上で天空山を含めたシナト村一帯を未来永劫立ち入り禁止地帯に指定することを伝える。

村および天空山一帯の命運は我らの団ハンターに委ねられることとなり、ハンターは多くの人々の想いを背負い、シャガルマガラとの最後の決戦に挑むこととなる。


ストーリークリア後

MH4Gではまだストーリーの3/5くらいなので適宜読み替えてください


集会所

HR7へ昇格するための緊急クエストの相手として登場。これをクリアしないことには後述の村最終の解放や、MH4GではG級許可証の取得も出来ない

また、ギルドクエストにもシャガルマガラの狩猟クエストが存在しており、報酬の質の高さから多くのプレイヤーがシャガルマガラのクエストを利用している。


旅団

旅団クエスト(俗に言う村クエ)を全てクリアすると、シリーズ恒例の村最終クエストとして「団長からの挑戦状」が出現。最初にジンオウガ激昂したラージャン同時に相手にしたあと、最後にシャガルマガラが出現し、これらを討伐できればクエストクリアという内容である。

ただし、今回はストーリークリア後は旅団クエストにHR4以上だのHR7以上だのあるので、村最終にたどり着く前に前述した集会所の緊急クエストをこなさないと行けない。


G級

モンスターハンター4GではG級シャガルマガラを狩猟する通常クエストがラスボス撃破後と遅い。早く戦いたい人はギルドクエストかイベントクエストを使おう。


G級個体にこれといった新技は用意されていないが、何を間違えたのか地雷が強化された。

具体的には各攻撃の後に隙潰しの如くシャガルマガラの前方に地雷が2ヶ所発生する。

シャガルマガラは頭以外の肉質が硬めなため、各攻撃の後の隙に頭を叩くのが有効打とされていたがこの仕様によって一気に攻め辛くなった。

またハンターをピンポイントで狙う地雷も増加。回復を行うタイミングが難しくなった上にこの地雷攻撃は非怒り時でも容赦なくしてくるのでたまったものではない。

仮にも前作のオフラインのラスボスなのに強化されたのが地雷だけであとは据え置きであった。

「明後日の方向に強化された」「地雷が本体」と不評を下す者も少なくない。

別の地域で「岩が本体」とネタにされた古龍がいたような…。


とはいえ、他の古龍と違って動きが変わっていない=地雷に気を付けさえすれば、前作と同じような立ち回りで狩猟できる、その地雷も対処法がわかれば回避は容易、そして相変わらずギルクエでの報酬の質が高いため、ギルクエの人気は4Gでもそこそこ高いようである。


MHX

現時点ではシャガルマガラが続投するかは判明していないが、幼体であるゴア・マガラの参戦が決定したことMHX発売前に販売された「ハンターノート」という書籍にて、出現フィールドである禁足地に関する記述があったことなどから、ファンの間では登場はほぼ確定的であるという見方が強まっている模様。果たして…。


シナト村に伝わる伝承

シナト村には、ゴア・マガラやシャガルマガラに関するものと思われる伝承が残されており、ストーリー中、シナト村の大僧正からその内容を聞くことができる。


闇がその目を覚ますなら 彼方に光が生まれ来て

大地に若芽が伸びるなら 彼方に影が生まれ来る


すべてを照らすは光りなれ あまたの影は地に還り

いずこに光が帰る時 新たな影が生まれけん

やがては影が地に還り 新たな命の息吹待つ


共に回れや 光と影よ 常世に廻れや 光と影よ

そしてひとつの唄となれ


天を廻りて戻り来よ 時を廻りて戻り来よ


心がその目を醒ますなら 此方に想いが生まれくる

すべてを包むは御魂なれ あまたの想いは力に変わり

命が御魂に帰る時 新たな想いが生まれけん

消えぬ想いは御魂に帰り 新たな命の息吹待つ


共に回れや 命と心

常世に回れや 命と心

そしてひとつの唄となれ


共に歩みて戻り来よ


共に歌いて戻り来よ


共に生きるは 魂と想い


なお、後半部分は村最終クエスト「団長からの挑戦状」をクリアすることでシナト村の大僧正から聞くことができる。


武器・防具

武器

ゴア・マガラ素材の武器は基本的に禍々しい色合いをしていたが、シャガルマガラの上位素材のみを用いる最終強化段階にてその面影はほとんど消え失せる。

もともと変だった武器の名前は相変わらず変なままだったが。


武器種上位強化1上位強化2G級強化1G級強化2意味(左から順に)
大剣THEアポカリプスTHEシャイニングTHEオリジン天啓 → 輝き → 起源
太刀THEジャスティスTHEロウTHEディカローグ正義 → 法 → 十戒
片手剣THEディテクターTHEトゥルーTHEシャロック看破者 → 真実 → 情報収集の刑事
双剣THEアポストルTHEヘヴンTHEシャングリラ使徒 → 天国 → 理想郷
ハンマーTHEラグナロクTHEバースTHEアース終末の日 → 生誕 → 地球
狩猟笛THEレクイエムTHEグリーTHEグレゴリア鎮魂歌 → 歓喜 → グレゴリオ聖歌
ランスTHEガーディアンTHEセージTHEパラディン守護者 → 賢者 → 騎士
ガンランスTHEインパルスTHEウォールTHEフォートレス衝撃 → 壁 → 要塞
スラッシュアックスTHEエグゼキューターTHEグラントTHEクローザー執行者 → 下賜 → 閉ざす者
チャージアックスTHEサプレッションTHEブーストTHEセイヴァー鎮圧 → 引き上げる → 救済者
操虫棍THEチェイサーTHEワンダーTHEミラクル追撃者 → 驚嘆 → 奇跡
ライトボウガンTHEオラクルTHEパニッシャーTHEヴァーチTHEエデン神託 → 断罪者 → 美徳 → 楽園
ヘビィボウガンTHEディザスターTHEフェイスTHEデリュージュ災厄 → 誓約 → 大洪水
THEキャプターTHEデザイアTHEイノセンス捕獲者 → 希求 → 潔白
オトモ武器THEキャットハート猫の心

基本的にTHE+カタカナ英語。

何がTHEだかっこつけやがって!

攻撃力は他の同レベルの武器と比較すると少々攻撃力が心許ないが、代わりに斬れ味と会心率に優れている。

特に会心率においては素で65%のものも平気で存在する。


さすがにあの龍の武器には総合性能では一歩劣るものの、あちらは斬れ味の持続性に劣っているため、片手剣や双剣等の手数が重要な武器種ではシャガルマガラの武器が優先される場合もある。


防具

光与影アンヘル装備アイルーさん

防具は男女で名称が変わる。

男性用だと『アーク』、女性用だと『フィリア』、オトモ用は『アンヘル』という名称になる。

ゴア・マガラの装備とはまったく逆の、禍々しさの一片も見せない聖騎士のようなデザインが特徴。G級女性剣士用に至っては、完全にキリスト教マリア像のような出で立ちになるし…

オトモ用は天使そのもののような可愛らしい外見になる。

一式で力の解放、無我の境地を得られるが、脱皮前同様やはり火耐性がとてつもなく低い

無我の境地とは狂撃耐性のスキルポイントを一定数超えることで発動するスキル。

狂竜症の発症ゲージの進行を抑え、克服するまでに必要な攻撃回数も大幅に引き下げる。

さらに、ウイルスを克服した際の会心率上昇を、15%から30%に引き上げる効果も持つ。

狂竜化したモンスターとの狩猟において非常に有用なスキルだといえる。


余談

  • 一部のハンターはゴア・マガラを「黒ゴマ」、シャガルマガラを「白ゴマ」と読んで区別している。
  • 専用BGM名は「光と闇の転生」。あまり知られていないが、ゴア・マガラの専用BGM「光蝕む外套」を早さを合わせてこの曲と重ねてみると、曲の各所のフレーズがピッタリ重なるという非常に凝ったつくりになっている。
  • なんとモンニャンクエストで低確率で登場する。二つの攻撃属性を持っているので手強いが、スキル編成がよければちゃんと撃退できるし端材も手に入る。
    • しかしハンターに撃退されるならまだしも、5匹のアイルーに撃退される古龍って…。まぁそれはにも言えることだが。

関連イラスト

役立つ岩シャガルさん

シャガルマガラ天を廻りて戻り来よ


関連タグ

モンスターハンター4 MH4

ゴア・マガラ 狂竜ウイルス

古龍種

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