ここは セキチクシティ セキチクは ピンク はなやかな いろ
ここは セキチクシティ にぎわい うつりゆく まち
概要
ポケモンのカントー地方に位置する都市。英語名はFuchsia City。
モデルはXJAPANの聖地としても有名な房総半島最南端の千葉県館山市。
この場所の名物は何と言ってもサファリゾーン。一部レアポケモンは施設周辺に化石ポケモンと一緒に動物園の一環として展示されている。
またこの町に来るにはナツメを倒す必要はないため、この辺りから主人公も行動に色々と選択肢が出てくるようになる。
また町の真下は19番水道へと続いており、ふたご島までなみのりで行く事も出来る。
しかし、グレンタウン側から泳ぐのと比べると圧倒的に遠回りになり多くのモブトレーナーと戦う羽目になるため、セキチク側から落とせる岩を落としてしまえばこちらの水路は用済みになってしまう事が多い。
続編においてカントー地方でジムリーダーが交代しているのはこことトキワシティのみである。
セキチクシティの施設
サファリゾーン
セキチクシティの目玉施設。モデルは同県内の富津市にあるマザー牧場だろう。
ケンタロス、ガルーラ、ラッキー、ストライク(カイロス)といったここでしか入手できないレアポケモンが出現する。
現在こそこいつらは普通の草むらでも出現するようになったが、当時はサファリの鬼畜仕様もあって捕まえるだけでも一苦労だった。
主人公もクリア後そらをとぶでセキチクを訪れるのは大半がここ目的だろう。
それ以外でも、実質シナリオクリアに重要な二つのひでんマシンが手に入るという、シナリオ上重要な場所だったりする。
19番水道を渡るには第3エリア最奥部のログハウスでひでんマシン03「なみのり」をもらうことが必要。
さらにもう一つの重要アイテムひでんマシン04「かいりき」を手にいれるためのきんのいればもここ付近に落ちている。こちらはチャンピオンロードを進むために必須。
どちらかを取ろうとしたあと数歩のところでピンポーンされてゲート手前に戻されるのはよくある話。
続編の金銀クリスタルでは園長が海外へ旅立ってしまったため(実際の理由は当時のGB技術では容量オーバーだったからだろう)閉鎖状態になってしまっているが、リメイクではタンバシティから新設された47番道路側に施設が引っ越ししており、セキチクの旧跡地はパルパークとして再利用されている。
サファリゾーン園長の家
職員から「ヤドン」のあだ名で親しまれている園長が住む家。
初めて訪れた時はいればを失くしており、話を聞いても何を言ってるのかさっぱり分からない。
上述通り、サファリゾーンに落ちているきんのいればがなく喋れないためで、これを園長に渡せば無事解決なのだが、当然きんのいればなんて唐突なアイテムにプレイヤーが気付くはずもなく、「かいりき」の入手場所が見つからずここで詰んだ人も多数。まさか「なみのり」の近くにあるだなんて予想は早々つかなかったであろう。
上述通り金銀クリスタルでは海外に旅立ってしまったため登場しないが、HGSSではさらに規模を増やすために拠点をジョウトに移したため登場する。登場から13年目にして園長の名前がバオバである事が判明した。
釣り男の家(RGBP、FRLGのみ)
園長の家の右隣に位置する。家の庭には自身の釣堀を持っているというなかなか贅沢な家。
釣り男に話しかけ「はい」を選択するといいつりざおがもらえる。
ちなみにピカチュウ版ではここですごいつりざおを使うとギャラドスが釣れる。
現在こそ野生産がバーゲンセールと化しているギャラドスだが、青バージョンまでは野生では出現せず、野生で入手出来る元祖は実はここである。何て釣堀持ってるんだ…
ちなみに続編では家の入り口が消滅した。さらに、釣堀が外側からでも簡単に入れるようになった。
ギャラドスが釣れるマイ釣堀付きとかこの物件も相当お高かったんだろう…
マサキの親戚の家
セキチクシティジムとポケモンセンターの間に位置する2軒の家の左側の方。
おじいさんと母子の三人で住んでおり、おそらく母親はおじいさんの娘。
ここに住むおじいさんはマサキの祖父。また、ここに同居する母から園長が全部入れ歯である事実を聞く事になり、きんのいればと結び付くわけだが…
続編ではこのおじいさんはマサキの家に遊びに行っているため、ここにはいない。また、子供から「サイクリングロードでのろのろうごきまわるへんなポケモンを見た」という情報を聞く事が出来る。
わざ忘れオヤジの家(FRLGのみ)
他のバージョンでは扉がなかった2軒の家の右側の方。ひでんわざを忘れさせたい時お世話になる。
金銀クリスタルでは元々フスベシティにいた人物で、フスベシティが存在しないカントーリメイクにあたっての応急処置として設けられた建物のため、 リメイクHGSSでは再びこの家の扉は消滅している。
セキチクシティジム
どくタイプ専門のジム。ジムリーダーはキョウ(RGBP、FRLG)、アンズ(GSC、HGSS)。
アンズはキョウの実娘で、続編でキョウが四天王に繰り上がったため、娘がジムリーダーを引き継いだ。
忍者屋敷をイメージしてフロアが見えない壁に区切られており、ジムリーダーにたどり着くまでに相当手を焼く。実はスーパーゲームボーイやゲームボーイカラーでプレイすると壁がハッキリ見えるのは有名な話であるが…
アンズがジムリーダーになった時にはこれに加えてアンズもモブトレーナーに化けているというさらにややこしい事になっている。汚いなさすが忍者汚い
どく専門ジムという割に周辺トレーナーはサンドパンやらスリーパーやら別のタイプをやたら使用してくるジムでもある。おそらくサンドパンはどくばり、スリーパーはどくガスを覚えるからだろうが…どこぞのドナルドより酷い。
ちなみにアンズの存在がすでに公となっている第三世代の初代リメイクでは、動物園付近にジムリーダーになる前のアンズと思しきNPCが立っている。
ポケモンセンター
該当記事参照。