概要
『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(以下HGSS)に登場するライバルに付けられるタグである。
彼はグリーンのように本編中でその名を呼ばれることもなく、
またリメイク元のように複数の作品(金・クリスタル版)で使われ定着するようなデフォルトネームもなかったため、専ら「(HGSSの)ライバル」とだけ呼ばれることが多い。
(ちなみにライバルの名前を何も入力しない場合、ハートゴールドでは「ソウル」、ソウルシルバーでは「ハート」になる。またリメイク元の通称に倣い、そのまま「シルバー」と名付ける人も)
大まかなデザインはリメイク元を踏襲しているが、髪型や足元に等細かな変更点がある。なおポケスペのシルバーと違い手袋は付けていない。
(左:HGSS、右:GSC)
リメイク元であるGSCのライバルについてはGSCライバルを参照。
また性格も冷酷さはそのままに、作中のセリフが全体的にツンデレ臭くHGSSでは特に顕著となったため、ファンの間では屈強のツンデレキャラとしての扱われている。
なお、例の事件を起こした人物として有名。→ラジオ塔脱衣事件
劇場版ポケットモンスター「幻影の覇者ゾロアーク」で配布されたセレビィによる隠しイベントで、元ロケット団のボス・サカキとの思いがけない過去が明かされる。
ネタバレとなるが、詳細は後記の逆輸入騒動にて。
手持ちポケモン
合計で6+1回戦うことになる。
基本的な手持ちはGSCと変わらないが、レベルが異なる。
ジョウト
「1回目」
- 御三家のうち1体(Lv.5)
※主人公がヒノアラシを選んだ場合はワニノコ、ワニノコを選んだ場合はチコリータ、チコリータを選んだ場合はヒノアラシと主人公の選んだ御三家が苦手なタイプの御三家を繰り出してくる。
「2回目」
「3回目」
- ゴース(Lv.22)
- コイル(Lv.18)
- ズバット(Lv.20)
- 御三家進化形(Lv.22)
「4回目」
「5回目」
カントー
「6回目」
なお、第6戦の後ジョウトの「りゅうのほこら」でライバルとタッグを組み、イブキとワタルに挑むことで第7戦が発生する。
「ダブルバトル(味方)」
- ゲンガー(Lv.56)
- クロバット(Lv.58)
- 御三家最終進化形(Lv.60)
「7回目」
- ニューラ(Lv.55)
- レアコイル(Lv.56)
- ゲンガー(Lv.56)
- フーディン(Lv.56)
- クロバット(Lv.58)
- 御三家最終進化形(Lv.60)
※以後毎週月曜と水曜のみ、第7戦の手持ちで再戦可能。
逆輸入騒動
※この内容はポケスペ版にも書いてあります。しっかり読んで両コンテンツを楽しんでください。
HGSS発売時に起こった、ゲーム版のライバル及びポケスペのシルバーに関する大論争。
ゲーム内のイベントにおいてライバルがサカキの息子であるという事が正式に発表された。
HGSS発売前、既にGSCのライバルを原案とするシルバーがサカキの息子であるとしていたポケスぺの設定が公式に逆輸入されたと喜んだファンが掲示板その他各地で大々的に宣伝した。
それに関する支持と反論がファンやアンチだけに留まらずに巻き起こり論争へと発展した。
~経緯~
ポケスペは24巻、すなわち2007年。HGSSは2009年発売であり、サカキの息子設定の発表はポケスペが先行である。
しかし、2004年発売のファイアレッド・リーフグリーンにおいて、既にサカキの息子は「赤髪」であると語るキャラが登場しており、また主人公をサカキの息子と勘違いする発言から、FRLGの主人公と年齢が近い「少年」であるということも語られていることが判明する。
こういった経緯から、現在では公式の伏線をポケスペが使用したという意見で大半がまとまっており、逆輸入説はほとんど鎮静化している。
公式ファンとポケスペファンの間にある溝の深さを露呈した事件である為、両ファンの間ではある種のタブーとなっている。
関連イラスト
関連タグ
ライバル(GSC/HGSS) - 新旧ライバルの共演用タグ