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Infini-TForceの編集履歴

2017-11-16 23:07:57 バージョン

Infini-TForce

いんふぃにてぃふぉーす

タツノコプロ創立55周年を記念し制作されたアニメ。別々の世界から集まった4人のヒーローと一人の少女の物語。

概要

『Infini-T Force』とは、タツノコプロ創立55周年を記念し制作されるフル3DCGアニメである。

同社が誇るヒーローのガッチャマンテッカマンポリマーキャシャーンが登場する。


2017年10月より、日本テレビ読売テレビ札幌テレビミヤギテレビ静岡第一テレビ中京テレビ広島テレビ福岡放送にて放送。また、1ヶ月遅れで、CS局の日テレプラスでも放送予定。

ニコニコ動画でも最新話無料で配信中。また、松竹配給で映画化される構想がある。


それらに先駆け、月刊HEROSにて、小太刀右京脚本&江尻立真作画による漫画が『Infini-T Force 未来の描線』のタイトルで連載中。既刊は2017年10月時点で4巻。


登場人物

少女と異世界からきたヒーロー達

ケースに選ばれた少女

この作品の主人公でありヒロイン。17歳の女子高生。本編開始時には年相応に友達と遊ぶことに「そういうの、もう飽きた」と発言し周囲と壁を作ろうとしたり、生死の懸かった自殺行為同然のバイクの危険運転による賭けでその後の行動を決めようとするほどに全てに冷め切った、諦観に満ちた少女となっていた。

ある日彼女が空から降ってきた“ケース”と呼ばれる全能のアイテムの所有者に選ばれてしまった事で世界が一変、彼女の元にまるで呼び寄せられたかのように集まり彼女を護ろうとする異世界のヒーロー達、そして己の目的や理想のためにケースを狙う悪の者達により諦観と拒絶で作られた笑の世界が変わっていく事となる。

非常に冷めたドライな発言と頑なすぎるほどに頑なに周囲と壁を作ろうとする態度、そしてあまりに全てに投げやりな姿勢から熱血でお人好しなガッチャマン〈健〉とはよく言い合いになってしまっている。反面、それらの態度と素直に他人を受け入れられない性格は広すぎる屋敷に監視カメラだけの環境に自分を独り放り込み子供の頃からずっと自分を放置し続ける父親への失望感と絶望感によって生まれてしまったものでもあり、内心ではいなくなった父を渇望し、その言いつけもどんな時でも守ろうとしている。

健とは上述の通り口論が絶えず「ウザい」「オッサン」など散々な言い様をしているが対等に考えや本音までをぶつけあっており、武士は彼のコミュ力もあり割かし普通に接しており城二とは付かず離れずな距離感でいる。鉄也とフレンダーには(比較的)友好的な関係を築いており特にフレンダーには心を開いている。

普段の態度や言動とは裏腹にピンチになったヒーローを助けようと動いてしまったり、自分のせいで大きな被害が出るかもしれない事態に怯えたり関係ない人間が実際に巻き込まれそうになるのを自覚すると拒絶という形で阻止しようとする一面を見せるなど決して冷淡なだけではないことが伺える。また、本心では「嫌な人間のままで死にたくない」とも考えており、いなくならない傍にいて護ってくれる誰かを求めてるような発言もある。

Zの元仲間であるラジャ・カーンからはその境遇と共感も含めて「君に未来なんかない」と意味深な言葉を投げかけられており、その存在にはなにがしかの秘密があるようで……。

彼女の手元にきたケースが選んだ姿は“鉛筆”

尚、漫画版では性格がほぼ180度異なっており、機械いじりが好きな、とても明るく人懐っこい性格の少女となっている。


「ガッチャマン」──世界征服を目論む悪の組織ギャラクターと戦った、5人の少年少女からなる特殊チーム「科学忍者隊」の頼もしきリーダー

ガッチャマンの世界からやってきたヒーロー。異世界から呼び寄せられた4人の中では年長であり、更に元の世界では戦隊のリーダーを務めていた事もあってかリーダー的な役割も担っている。

性格は昭和の男性像をそのまま熱血にしたような性格をしており、自分の世界で何年も悪の軍団との戦闘を続けてきたことで“悪党”を見分ける事にも長けている。非常にお節介で口煩く文句も多い上に正論とはいえ(現代の視点で見れば)とても説教臭いという面もある為、笑からはオッサンと呼ばれている。今は武士にも呼ばれるようになってしまった。が、想い遣り深く真摯に相手に接し、自分の発言には責任を持って有言・不言共に実行する、決して悪には屈さない信念を持つ非常に人間味溢れた好漢。まさに『今時珍しい熱血ヒーロー』を地でいく男。

科学忍者隊なのに近代化した社会にはあまり馴染めておらず、スマホの扱いに苦戦しIHに対応できずスパゲティがパスタと呼ばれる事に違和感を訴える等ネタに事欠かない。コーヒーは自分の世界にも売ってたメーカーのものを買う。

笑に対して厳しくも優しく接する姿から「トッチャマン」と一部のファンから呼ばれている。武士や笑からは上述の通り「オッサン」と呼ばれているのもあって思春期の娘を持つパパみたいとも。まだ若いのに……。

戦闘では身軽な身のこなしと隠し持った武器、主にバードランの投擲や爆破で戦い、場合によっては多大な負荷がかかるとされる科学忍法による大技も使用する。戦闘能力は四人のヒーローの中では決して高くはないがその培われた経験値と観察眼は本物であり、笑の手元に「ケース」が来るきっかけを作ったのも彼がガッチャマンの世界を滅ぼしにきたZの手からケースを叩き落したからである。

場合によっては相手の仕掛けたトラップやドローンなどの武器、兵器を自ら短時間で改造までし、生身であっても怪人を撃破するなど科学忍者隊の面目躍如といった技能も見せており相手の性格を読み切って作戦を立案するなど科学忍者の名は伊達ではない。キャシャーンの洗脳装置に真っ先に気付き破壊したのも健である。


「ポリマー」──正体を隠して探偵事務所に身を置き、街にはびこる悪人たちに正義の鉄槌を下す、「破裏拳」流の使い手

ポリマーの世界からやってきたヒーロー。城二と同じく早い内から笑の世界に来ており、いち早く近代化した社会に馴染んでいる。ポリマーの世界はZと“鬼”と呼ばれる怪人によって既に滅ぼされている。笑の世界で笑の家に転がり込む前は元の世界同様私立探偵をやっていた。

本編開始前からタェケェシィことダミアン・グレイに依頼を受けZの調査も行っていた。

性格は気さくで明るくノリの良い極めてフレンドリーな兄ちゃんといった感じであり「俺の夢は世界中の皆と友達になることだ!」と本心から言い放つ健とはまた違った好漢。そして内心では誰よりも人の心の中にある“正義”を重視し大切にしている非常に熱い男でもある。自らを正義のヒーローと称す通り目の前の人間を見捨てず熱さと優しさを持つ健とはまた違った『古き良き正義のヒーロー』である。四人のヒーローの中では最も若さがある一面もあり向こう見ずに人を助けたり声を荒げてしまう部分もある。

自分の夢の通り友達を作ったり誰か知らない人とでも友好的に接するのが好きで、依頼人という関係を超えてダミアンとは本当の友達になりたいと心から願っていた。ダミアンの事は「ダミィ」という愛称で呼んでおり仕事終わりに飲み物をかけたボウリングで遊ぶなど正体が判明するまでは互いに親友として過ごしていた。

戦闘能力は破裏拳による極めて強力な徒手空拳で戦い、アンドロ軍団のロボット程度なら難なく破壊してしまう。また、ポリマードリルやポリマーホークへの変形も駆使するため、地中、空中自在に動き回り仲間を援護するなどサポート能力にも長けている。大きな火器や火力こそないものの非常に強力な戦士だが“鬼”との本編開始前の戦闘で実は右目を負傷しておりそこが現在は弱点となってしまっている。尚、その負傷は前髪を伸ばすことで隠している。

余談だが、武士(タケシ)とは当然武士のことなのだが、ダミアンの「タケェシィ」呼びが強烈過ぎるせいでダミアンがタケェシィの愛称で視聴者に呼ばれるという珍現象が発生してしまっている。仕方ないね。


「テッカマン」──滅亡の迫る地球から人類を新天地へと導くため、装甲を纏い宇宙からの侵略者ワルダスターに挑んだ「宇宙の騎士」

テッカマンの世界から来たヒーロー。早い内から笑の世界に来ており、近代の様々な事情やイベントにも精通している。なお、テッカマンの世界は既に滅んでいる

性格は一言で言えば沈着冷静。ただし、それは先天的なものではなく、元の世界では元々熱血というべき性格の熱い男だったが世界が滅んだことで仲間全員をコールドスリープさせたった独りで異世界や並行世界を何年も旅し、沢山の滅びていく世界を見続けた事で今の性格に変貌していった結果である。そんな経験からか、人々の他愛ない安心や平和を何よりも尊重し愛しており、死人さえ出なければ異種族に必要な行為の可能性もある物事は認めているらしい。

反面、かつて自分もベル・リンと同じように異種族への殲滅行為に囚われていたという苦過ぎる経験もあり、その手の思想や行動は声を荒げて阻止しようとする等かつての熱さも併せ持った男となっている。

その知識量と冷静に物事を見れるようになった視点はチームの知恵袋的な役割を担っていおり、武士からの愛称は「教授」。一部のファンからは「テッカペディア」とも呼ばれている。

戦闘能力に関しては間違いなくチームトップクラスであり、ボルテッカーは数十mはある隕石を破壊しテッカランスはアンドロ軍団のロボットを数体まとめて貫いてしまう。また、ペガスによる火器支援もあり隙が無い。

尚、原典の死ぬほど痛そうな変身は健在であり、衣服の下は痛々しい傷痕で溢れている。この作品からテッカマンを知ったファンからは「毎回変身するたびにこんな苦痛を…」とかなりの衝撃を与えた。そらビビるわ。


「キャシャーン」──人類に反旗を翻したロボット軍・アンドロ軍団から人々を守るため、自らの肉体を捨てて「新造人間」となった孤高の戦士

キャシャーンの世界からやってきたヒーロー。『たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体』を持つ“新造人間”。本編開始前にキャシャーンの世界はZに滅ぼされ(アンドロ軍団のロボットがZの配下にいたと思われる描写がありケースに全て吸収されたのではないかと推測できる)キャシャーン自身も洗脳装置でコントロールされていた所を三人のヒーロー達に止められて保護された。現在は相棒のフレンダーと共にそのまま笑の家に転がり込んでいる。

性格は大人しく見えるが非常に心優しい性格をしており、洗脳されていても瓦礫から笑を庇ったり敵でも手を差し伸べようとするなど決して諦めない強い意志を持つ。元の世界で護ってきた人々からバケモノと差別され迫害を受け続けてきた経験と、自分を改造した父が命を落とした事で元の人間に戻れなくなった経験から差別や迫害、そして親への情などに敏感にもなっている。

新造人間であるが故に原典通り味覚がなく食事の楽しみもない。そんな生活と上記の経験から精神が摩耗してきている面もあるが心の奥底に最初に抱いた哀しくも優しい決意だけは今でも変わらず燃えている。

戦闘能力はテッカマンに次ぐレベルであり格闘戦ならまともに正面からやりあえばガッチャマンですら相手にならない程に強く大型の敵も手刀の一撃で致命的なダメージを与える。銃を使った空中での姿勢制御や移動、脱出も可能。さらに一発限りの大技である超破壊光線も使用可能なままであり、砕けた隕石程度なら範囲に入れば消滅させてしまう程の火力がある。人間では無い為、毒の類も全く効かない。キャシャーン自身の戦闘能力ではないが相棒のフレンダーの強さも現役健在でありフレンダー単体でポリマードリルをぶっ飛ばして戦闘不能にしていた

武士からの愛称は「少年」。これは、彼が普段身体に投影してる改造前の姿が少年の時のものである為。投影してる状態だと見た目は普通の少年だが見せかけであり、味覚だけでなく実は嗅覚すらない。人間と同じなのは心だけである



各ヒーロー達は原作終了後から登場しているようで、例として城二がコールドスリープさせた人類に言及している場面が見受けられる。

また、まさかのトッチャマン呼びが公式になった


“Z”とケースを狙う者達

全世界で起きている異変の裏で暗躍する謎の男。呼び名である“Z”は“終わらせる者”という意。笑の一つ前の「ケース」の所持者であり、いくつもの世界を消滅に追いやった張本人だったが、健との戦いでケースを喪失し、笑の住む世界にたどり着く。

「あらゆる並行世界、異世界を滅ぼし唯一理想の世界を創る」という目的の元、多くの世界を滅ぼしている。キャシャーンの世界も本編開始前に既に滅ぼしておりアンドロ軍団のロボット兵達を自らの配下にし部下として扱っている。

ケースにあらゆる世界の『可能性』を吸収させており、そうして多くの世界を滅ぼしてきた正体不明の存在であったが、物語序盤に正体が判明、その本名は界堂一道。つまり笑の父親であった。

娘を独り放置し世界を滅ぼしまわっている理由、彼の指す「理想の世界」とはなんなのか未だ不明であり、またケースが笑の手元に行きながらも「ケースは未だ私の手の中にある」と発言するなど正体が判明した現在でも多くの謎が残っている。

多くの世界を滅ぼしてきている通り絶大な戦闘能力を持つとされラジャ・カーンも「自分だけでは彼には勝てない」と発言しており底を見せていない。単体でも次元を移動する能力を持つなど少なくともただの人間では無くカーンは更に「既に死んでいるようなもので亡霊のようなもの」など意味深な言葉を残している。しかし、ガッチャマンの世界を滅ぼしに来た際に健の機転と戦闘技術によってケースを叩き落されて失ってしまうなど、決して無敵ではないようだが……?


ピンクの髪色にインコを思わせる髪型という極めて派手なファッションに身を包み、キザな言い回しと独特のイントネーションをおり混ぜながら外国語交じりに話す怪しい男。武士の呼び方だけ「タァケェシィ」「タケェシィ~」「タケシィ」とやけにバリエーションが多い上にねっとりした口調で呼んでいる。ファンからの通称はそのままタァケェシィ。彼は武士ではない。

本編開始前に依頼人として武士にZの調査を依頼する形で接触、二人で友人としても交流を重ねながら日々を過ごしていた。

その正体はZの仲間の一人でありポリマーの世界で武士の右目を負傷させた“”と呼称される怪人。暗躍を得意としケースを狙い笑を追い詰める。決して本音を見せず胡散臭い言動とオーバーリアクションな仕草を繰り返し、全てをはぐらかす話術で煙に撒いてしまう。知略に長け勘も頭脳も敵味方の中でも特に鋭い。

元はとある世界で世界の平和の為に戦っていた極めて優秀な国際捜査官であった。つまり“悪と戦う正義の味方”、それがダミアン・グレイだった。頭脳面の強さは前歴故。誰よりも完璧を追い求め、その能力の高さゆえ孤独ではあったが誰よりも優秀な結果を残し誰よりも多くの活躍をするというまさに誰よりも完璧な存在であったという。ついでに美少年だったらしく自分でそう話している。

しかし人体改造の技術を持つ敵組織の捜査中にその組織に捕まり改造を受けてしまい“鬼”にされてしまった。それでも“完璧な正義”としてその組織を改造された力で殲滅したがその力を危険視したかつての同僚達に今度は命を狙われる事に。そうして

「正義と敵対してしまっては完璧な正義の味方になれない」

と失望したダミアンは

「完璧な正義になれないのなら完璧な悪になればいい。そうすれば自分は完璧な存在でいられる」

と考え方を変えてしまいあらゆる正義を滅ぼす“完璧な悪”になるという願いのためケースを狙うようになった。

戦闘能力は極めて高く体術だけでもポリマーと互角以上という尋常じゃないレベルを誇る。しかし、最も特徴的なのは「物体を自在に動かす超能力」と「指の針状の爪を突き刺した相手の能力を奪ったりコピーできる」という点であり、前者はボーリングの球を弾丸のような速さで飛ばし建造物のオブジェを自由に動かす。それだけでなく隕石すらも移動可能であり目標に正確に数十mの隕石を落すという芸当まで披露している。

後者の能力はヒーローの能力を奪えばそのヒーローは変身すらできなくなり技をコピーすればボルテッカですらコピーでき武器まで複製できる。ただのコピーではなく自分が扱いやすくアレンジする事も可能でありボルテッカは硬直も少なくしテッカランサーはテッカマンでなくても振り回せるほど軽量になっているなどデメリットを減らした上で自在に操れる。しかし、最も厄介なのはその手段を選ばない陰湿な知略と相手を周到に警戒し幾重にも罠を仕掛ける用心深さである。これは“完璧な悪”を目指すが故に手抜かりない悪であろうとしているからだと思われる。

一度だけ、心からの本音を吐き出した時に普通のイントネーションで「武士」と彼の事を呼んでいる。


美しい容貌だが、戦闘力は高い。「強い遺伝子」を求めている。


3メートルを超える怪物のような容貌の巨漢。


アニメスタッフ

監督鈴木清嵩
シリーズ構成大野敏哉
キャラクター原案大暮維人
ヒーローデザインさとうけいいち
スーツ・メカニックデザイン中北晃二
制作タツノコプロ
3D・CG制作デジタル・フロンティア

関連動画

ティザームービー


関連タグ

タツノコプロ 2017年秋アニメ

AnichU(日本テレビではこの枠で放送)


関連・類似作品

タツノコファイト:タツノコクロスオーバーの元祖。

タツノコVSカプコン:同じくタツノコクロスオーバー繋がり


外部リンク

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