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ヤドカリの編集履歴

2018-08-27 15:44:35 バージョン

ヤドカリ

やどかり

節足動物門・軟甲綱・十脚目の内、ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・ツノガイヤドカリ科・オカヤドカリ科に属する甲殻類の総称。

概要

漢字表記は「宿借」「寄居虫」。

「ゴウナ」「オバケガイ」「カミナ」などの別称がある。英語でHermit crab。

部は硬い甲に覆われているが、腹部は軟らかく柔軟で、多くの種は中身が空になった巻貝の殻を装備して保護している。

殆どの種は左右非対称な一対のはさみ脚を持ち、歩脚は6本(3対)。

食性は雑食性で、藻類生物の遺骸、海底に蓄積した有機物等を食べる。

一般的なイメージのヤドカリとしてはホンヤドカリ、オニヤドカリ、オカヤドカリなどがある。

また、一般にはカニとして認知されているタラバガニや、最強の甲殻類であるヤシガニなどもヤドカリの仲間である。

俳句世界では季語を表している。

江戸時代には「ごうな売り」という事業があり、主に子供の玩具としてヤドカリを販売していたという。

習性

ヤドカリは新しい貝殻を見つけ次第、条件が合うとすぐに引っ越す習性がある。どういった基準で決めているかというと、自身の大きい方のハサミで貝殻の口の大きさを測って入れると判断したら引っ越すのである。また、イソギンチャクを貝殻に付けて共生する者もいる。

モチーフとしてのヤドカリ

ヤドカリはその奇抜な生態ゆえに、古くから人間の注目を集め、架空の生物や器物・時には人物のモチーフとして用いられる例も多い(以下、五十音順)。

イシズマイ / イワパレス

奇居子(ガウナ) / カボ・マンダラット / ガンダムアシュタロン

さつじんやどかり(ハーミット) / シーパンツァー / シェンガオレン / シャコモドキ / ショウグンギザミ

ダイミョウザザミ / ドカリヤ(臨獣ハーミットクラブ拳)

メ・ギャリド・ギ

ヤドカーン / ヤドカリ男 / ヤドカリノイド / ヤドカリヒドラ / ヤドカリフォートレス / ヤドカリモズー(ヤドカリコング) / ヤドカリン / ヤドラン / ヤマト(マイホームダディ)

ヤドカリそのものの変異、能力や特性がヤドカリに由来する、あるいは連想させるもの等様々である。詳細は各当該記事にて。


なお寄生乗っ取りをヤドカリの生態に喩えることもあるが、ヤドカリが借りている貝殻は基本的に本来の持ち主が亡くなっているものなので適切な喩えとはいえない。「いつかえすの!?」と言われても返しようがないのである。

[関連イラストpixivimage:57164875]

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甲殻類

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