概要
名前の通り、線路や架線、信号設備、通信設備等を270km/hで走行しながら点検する、新幹線の線路のお医者さん。
2週間に一度、東京-博多間を走行する。ダイヤは基本的に公開していないが、日中に走るのでたまに目にする。
特徴は一目瞭然、言葉通りの「黄色の新幹線」。駅等で入線した際の注目度はほかのどの車両に比べても大きい。
出会うと幸せになれる、幸せの黄色い新幹線
という都市伝説が鉄道趣味誌ならず全国系一般新聞等の記事で載るほど、今や著名な存在となった。非旅客用車両でここまで愛称で呼ばれることが多いのは他に例を見ない。
車内は測定用の機器が満載されているが、添乗用に通常の座席も用意されている。
国鉄時代から東海道新幹線で0系ベースの922形が使用されたが老朽化や高速化の為、現在は700系新幹線をベースにした923形が活躍している。JR東海とJR西日本で一編成ずつ所有している。
JR東日本では東北新幹線向きに925形(962形試作車の改造と新製の2編成)が活躍していたがこちらも老朽化の為廃車になり、現在はE3系をベースとした「East-i」が使われている。こちらは白と赤であり、救急車を連想させる。
JR九州九州新幹線では同種の車両を保有していない。では西日本から借り受けるのかというとそうではなく、営業用の800系にそれぞれ検測に必要な機器を分散して積載し各々点検を行っている。
一説に次世代のドクターイエローは建造されず、九州と同様の方式が取られるという説も存在する。一方でこの方式は営業用車両へのメンテナンス負荷が余計にかかるなどのデメリットもあり、次世代車の動向は今のところ不明。700系が現役のうちは当面使用されると思われる。
なお、JR東海は既に700系新幹線の全車引退を発表(西日本は未発表)しているが、ドクターイエローの去就については言及はない。
新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATIONのドクターイエロー
25話に於いてリュウジとタツミの母カエデの見舞いに名古屋へ訪れたハヤトが現地到着直後に本車両が停車しているのを目撃し、人目を幅からず上記の都市伝説をも知っていただけに声を上げて歓喜している。
またブラックシンカリオンのリベンジマッチでハヤトを温存させるためにリュウジが自分を『ドクターイエロー』だと例えた。この時はまだ普通の車両だったが…
38話以降、本物のシンカリオンとして彼らの前に登場。シンカリオン運転士はN700Aを動かしていたリュウジで、荒削りながらも戦術眼を持ち合わせた彼に白羽の矢が立てられた。新幹線超進化研究所東海(名古屋)支部が所有し、36、37話では建造途中で1部が描写された。500こだまから蓄積した運用と戦闘データを基に最新技術を惜しみなく投入して開発されたもので、同様にクロス合体が可能となるが、彼の力量を持ってしても手に余る程に未知の部分が多いと云う。
違いは5両編成での7体合体で、リンク合体でも邪険に扱われていた下半身も丸ごと使われる事と、強力な技グランクロスを自身のエネルギーで行えば機能停止する欠点を周囲の電子や陽子、イオン粒子を武装から変形させた後光レーザーブースターへと吸収し力へ変換させる方式に変更させた事である。切り札はウルトラグランクロス。
単機としても専ら格闘寄りだったN700Aと異なり、必要に応じて銃と剣を使用した上で防御と索敵能力を高め、時には500 TYPE EVA同様通常フェイスから顔面を全て覆った姿のレーザースキャンモードを備えている。
玩具版では700のぞみのリデコ仕様と云う訳ではなく、新たにシンカリオンにしたい新幹線NO.1として新造されたもの。カラーリングはイエローとブラックで、どちらかと言うとN700Aのぞみに近いが、E5よりも一回り大型でアームガードや腹部にパーツが追加され、後部先頭車両は背部に装着されている。武器は大型銃レーザーブラスターに変形する二振りの双剣レーザーソードと、二刀を交差させたバリア・ケンソクレーザーシールド。その分シンカリオン大型商品の5両編成で史上最大額の9100円と財布泣かせの金額になっている。
前述したとおりリュウジ自身がドクターイエローに例えた結果そのシンカリオンの運転士になっていたり、シンカリオンのCM中、プラレールの『レバーでダッシュ!! 超スピードドクターイエローセット』のCMを放映したことからこのシンカリオンの出現を仄めかしていた。
公式動画
外部リンク
関連イラスト
初代はこんな形だった。
関連タグ
非関連タグ
末期色(一緒にしてはいけない)
黄色い救急車(同上)