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ゴールドウルフの編集履歴

2019-02-03 03:38:36 バージョン

ゴールドウルフ

ごーるどうるふ

『人造人間キカイダー』に登場するダークロボット。

「私は光明寺博士が好きだ。あなた方は逃げてほしいんだ」


概要

CV:増岡弘

人間態:坂口徹


 特撮番組人造人間キカイダー』第11話に登場したダークロボット身長191㎝、体重89㎏。

 第1話でのプロフェッサー・ギル台詞から察するに元は型だったと思われるが、の姿を模したアンドロイドとして登場した。両腕は付の鉄球になっており、これを高速で射出する「ウルフバズーカ」キカイダー装甲すら破壊する。また、からは「ウルフビーム」を放つ。

 最大の特徴は光明寺博士によりプロトタイプ良心回路が内蔵されている点であり、ミツコダーク破壊部隊から逃がそうとしたりした。それを知ったギルの埋め込んだ「月光回路」により月光を浴びることで怪獣ロボットの姿を現し、ギルの命令通りに動き回ることになる。


 光明寺姉弟捕獲を命じられるが自らの判断で二人を逃がし、光明寺博士をギルから守ろうとするも、月光回路の作動により暴走。キカイダーは「やめろ! お前を壊したくなんかないんだ! やめてくれ!」と嘆願するが月光に加えギルのの音を聞いて完全に殺戮マシンと化し、最後はキカイダーの電磁エンドを喰らってしまう。

 その直後にがかかって正気を取り戻し、「月が…もう少し早く隠れてくれれば…」と言い残し、高架橋から落下して爆発四散した。


 キカイダーは、眼球の無い目で泣いた。



 だが、悲しいことに悲劇は繰り返される…。


備考

漫画版ではゴールデンバットというダークロボットに相当するが、設定と色のみがTV版のゴールドウルフに受け継がれ、名前とデザインはTV版第十五話のキンイロコウモリに受け継がれた。

また、コウモリは『動物』と『鳥』、狼(男)は『人』と『獣』の間の存在という意味で両者共に似通った存在である。これらの要素が『善』と『悪』、『機械』と『人』の間で苦悩する人造人間の立場に置き換える事ができるというのが興味深い所である。言わば彼らはキカイダーの鏡写しとも呼べる存在なのだ。


人間態を演じた坂口徹は、過去の特撮では『仮面の忍者赤影』の主役を務めている(当時の芸名は坂口祐三郎)。


関連項目

哀しき悪役 狼男 二重人格


乾巧/ウルフオルフェノク(仮面ライダー555):恐らくゴールドウルフのオマージュと思われるキャラ

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