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空蝉丸の編集履歴

2019-08-04 14:13:25 バージョン

空蝉丸

うつせみまる

『獣電戦隊キョウリュウジャー』の登場人物。

演:丸山敦史


詳細

ブレイブ9より登場。

400年前の戦国時代キョウリュウゴールドとしてデーボス軍と戦い、「伝説の豪剣士」と呼ばれていた

パートナーの獣電竜プテラゴードン


トリンの話によれば彼はデーボス軍のカオスドゴルドに同志の侍たちを殺され、仲間の仇をとろうとドゴルドに立ち向かい闇の向こうへと消えて帰らぬ者となった。

今ではそのスピリット(魂)すらも見つかっていない、との事であった。


真実

しかし実は彼は生きていた。それもドゴルドの鎧の中に閉じ込められた形によって。

上述のデーボス軍の行動は怒りに捉われた空蝉丸を捕らえ、鎧であるドゴルドの内部に閉じ込めて支配するためだった。

いずれも、獣電竜を操れるようにするための作戦だったのである。


ドゴルドとしての彼は両者の記憶が無く、自身が"怒り"かのように常に「腹立たしい!」と苛立っていた。また、人間を愚かで弱いと見下している。


ブレイブ7で初めて獣電池を手にした時、"強き竜の者"である人間にしか出来ないブレイブ・インを行えたことに一瞬怒りを忘れ静まりかえっていた。

その後はブレイブ8でプテラゴードンを操り、ブレイブ9でカミナリ変形まで扱えるようになってキョウリュウジャーへの怒りと闘争心を抑えきれなかった。

だが戦いの最中鎧の一部が剥がれ、自分の中に人間がいることに激しく動揺した。

更にキョウリュウジャーとの再戦で顔面部分全てが剥がれ、その正体が明らかとなった。


ブレイブ10でそれを機にトリンとラミレスのスピリットによって邪悪の支配から解放され、復活を遂げた。


豪剣士の素顔、6人目の仲間として

ブレイブ10での復活後、桐生ダイゴの顔を見てかつて仕えていた主に似ていることを知り驚いた。

ダイゴは仲間として迎えるが、主として仕えるに足る器かどうか分かるまで共に戦うつもりは無いと切り捨てる。

ブレイブ11では圧倒的な能力でデーボス軍を一時撤退まで追い込む。

キョウリュウジャーたちの戦闘を見て、「得意分野に至っても自分より劣っている」と力の無さを厳しく指摘。その物言いから一同は激しく反感する。


……しかしその真実はドゴルドの一件を悔やむあまり気を遣いすぎ、更に生来の不器用さも相まって仲間になる一歩を上手く踏み出せずについやってしまった事と判明。厳しい発言も『言い過ぎた』とひどく気にしていた。

ついでに女性が苦手な事も判明している。

尚、この事実は当初アミィ結月のみが知っており、彼女に「ウッチー」という呼び名をもらった(当然の事だが某アイドルグループ元メンバーとは関係はない)。

後に他のメンバー達とも打ち解け、現代社会にも意外と馴染むのが早かったりもする。

スポーツ勝負に挑む仲間の為に弁当を作ったり自分からマネージャーになったりするなどアミィより女子力が高いような面もあり、戦闘以外でも何気に高スペックである。

ちなみにスタッフが遊んでいるようなカオスな回では、他メンバーよりも結構はっちゃける傾向がある。


また、長期間ドゴルドと一体化していた為、ドゴルドが暴れようとするとその気配を察知する事が出来る。ドゴルドと一体化していた間は、加齢していなかった。ブレイブ31にてノブハルに年齢を聞かれた際、「数え年で29でござる」と答えている。(数え年は、生まれた年を0歳ではなく1歳と数えるため、満年齢で言えば28歳になる。)

また、ドゴルドとは因縁の宿敵だが、武人としての信念と誇りを認めており、自信の強さに対する誇りや自信までも失い、エンドルフの下僕に成り下がったドゴルドに怒りを覚え、その事で彼を叱責した。

ドゴルド自身も空蝉丸の事に対しては因縁の敵であるが、その実力を認めているなど、両者の間には敵味方を超えた絆のようなものが芽生えていた。


因縁の戦いの決着…

そしてブレイブ47で、遂にエンドルフと因縁のドゴルドとの最後の戦いに挑む。デーボスの悪のメロディで変身出来なくなっていた事により苦戦を強いられる。

しかし、戦いの最中ドゴルドがエンドルフに反旗を翻し、自身を縛る制御装置を破壊した。

実は空蝉丸との戦いの中で、「真の悪党だが、己の強さや誇りに対する自信はあったはず」という空蝉丸の言葉に吹っ切れて、自らの誇りを踏みにじったエンドルフを倒すため、彼に従いながら機会を伺っていた。

戦騎としての誇りを取り戻したドゴルドとの共闘で、エンドルフを追い詰めるが、エンドルフの攻撃から身を挺して彼を庇ったドゴルドが爆発し、バラバラになるも、カンブリ魔から離れ、空蝉丸の体に憑依し、意識を乗っ取らないまま、二人の技を合わせた二刀流の「奥義・雷電残光」を放ち、エンドルフを倒すことに成功する。

再びカンブリ魔の体を乗っ取ったドゴルドだが、エンドルフの攻撃から空蝉丸を庇った際、致命傷を負い、体は崩壊寸前だった。

最後に空蝉丸との一騎打ちを望むドゴルドの心情を察し、最後の闘いを挑み、ドゴルドに最期の一撃を与えた。

決着後、ドゴルドが最後は自ら討たれる事を望んだことを見抜き、自分のわがままに付き合ってくれたことを感謝するドゴルドに「悪党のクセに殊勝なことを言うな。腹立たしい。」と言い、その言葉をどこか嬉しそうに聞いたドゴルドは、満足したように笑いながら消滅した。

自ら空蝉丸に討たれる事を選んで武人としての誇りを持ったまま散って行ったドゴルドを「憎き宿敵ではあったが、最後の最後に武人としての意地を見せてもらった」を賞賛した。

しかし、自らも重傷を負い、その場に倒れ伏してしまう。どうやら当面心停止していたようで、彼が死んだと思ったノブハルらによりスピリットベースに搬入されていたが、その後の激しい戦いの中で他のメンバー達の歌う地球のメロディーにより息を吹き返した。


メンバーたちとの関係性

自身が慕っていたお館様こと岩泉猛志ノ介に桐生ダイゴを重ねてしまったことで最初は複雑な感情を抱くが、そのダイゴから「お前のお館様じゃない」と言われ、主君ではなく仲間として見ることを決意し吹っ切れる。その後は彼を「キング殿」と呼んで慕っている様子が見受けれる。


イアンの女好きの部分に関しては少々疑念を抱いているのか、仲間になった直後に彼のモバックルの女性のメールアドレスを全て消している。ブレイブ33では自分が女性苦手と知りながらからかうイアンに対して、遂に堪忍袋が切れ生身の状態でザンダーサンダーの雷攻撃を浴びせる始末。その後も怒りが収まらず彼を監視するが、ダイゴやイアンの彼女であるエリカから「イアンのことを誤解している」と言われ、疑問を抱く。その時に現れたデーボモンスターにエリカと共に異空間へ連れ去られた際にエリカからイアンが複数の女性と仲良くする理由を聞かされ、イアンが熱い男だということを知る。


ノブハルとは歳が最も近いことがあり、気があっている描写が多い。ダイゴと共に「なんでもやまるふく」を手伝うことも多い。


ソウジとは同じ剣士ということで互いの腕を高め合う仲。訓練の中、自分たちの技を教えあっており、そのおかげでブレイブ37では唯一中身が入れ替わっても対処できている。また、彼の剣士としての才能に感激しており、トリニティストレイザー習得に必要な物が何か悩む彼に対して、「達人の領域を超えた悩み」と言っている。


アミィは自身が仲間に馴染めなかった際に助けて貰った恩人であり、いち早く打ち解けたメンバー。彼の愛称「ウッチー」も彼女が付けた渾名であり、その他にも「パーフェクト」という言葉を教えて貰っている。このパーフェクトは気に入ったのかよく勝利の際に「パーフェクトでござる」という台詞を吐いている。




外観

初登場時・戦国時代

ザンダーッ

当たり前だが如何にも侍の恰好である。


現代

現在はアミィのコーディネートで着る事となったTシャツ・黒ズボンスニーカーといった現代に馴染んだ格好……の上から金色の陣羽織と籠手を着け、更に武器のザンダーサンダーを背負っている。

髪型は長髪を結えたもの。


トッキュウジャーvsキョウリュウジャー


以下は映画のネタバレが含まれます


キョウリュウジャーメンバーと合流する途中に交戦したクロックシャドーの歌を聞いてしまい、赤ちゃん(演:高橋望)の姿になってしまう。赤ん坊になっている間は虹野明に世話をされていた。


超スーパーヒーロー大戦

チームに属さないがゲームのヒーローとして登場。アムことジュウオウタイガーを助けゲーム世界の飛彩のもとに案内する。ショッカーとの戦いにも参加するが、ショッカー首領三世にやられカードとなりゲーム世界に戻る。本作の彼は多分ゲームアバターの類かもしれない。


関連タグ

獣電戦隊キョウリュウジャー キョウリュウジャー 金色

ラミレス(キョウリュウジャー)


鉄砕:同じく古代のキョウリュウジャー

シンケンゴールド……ではない

スターニンジャー……でもない

大神月麿:古代に封印され敵幹部として蘇った追加戦士つながり(実際にモチーフとしたことがホビー誌のインタビューにて語られている)

剣崎真琴:同じニチアサ作品にて表向きは厳しいながらも本心では仲間になりたがっていた者つながり

紅城トワ-2年後の1時間後に出てくる、追加キャラ。彼と同じく、元々味方側であったが、長らく敵に洗脳されていたが、洗脳から解放された後は追加戦士となった。


木野まことポニーテール雷を扱う戦士に変身料理が出来るなど共通点あり。中の人二代目恐竜戦隊のプテラノドンを演じている。


陣マサト ← 空蝉丸 → キンジ・タキガワ

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