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概要

ドイツグリム兄弟が、ドイツや周辺地域の民話を収集し、編成した世界的に有名な童話集。およびその童話集に収録された童話のこと。

正式なタイトルは『子供たちと家庭の童話』(:Kinder- und Hausmarchen)。1812年に初版第1巻が、1815年に第2巻が刊行され、著者の生前から数度改訂されつつ版を重ねた。

童話集にも関わらず、初版には残虐かつ悲惨な描写や結末が多かった事が有名で、改編にともない作品そのものが抹消された物語も存在する。

(元々この様な童話は、宗教的概念や教訓話がほとんどだったため、残酷な描写は必要不可欠であった)

グリム童話集に収録された民間伝承はドイツ国内で採取されたが、取材源である人物の中にはフランスから逃れてきた家族の出身者が含まれていた。そのためグリム童話にはフランスの上流階級の間で読まれていたペロー童話集1697年発行)に含まれる物語がいくつか混ざっている。中でも『長靴をはいた猫』『青髭』はペローの童話集に収められたものとほとんど同一であったため、後にグリム童話集より削除された。

グリム童話をモチーフとした作品

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