箱崎星梨花
はこざきせりか
「あの、私、まだ何もわからないから、色々教えて下さい! 頼りにしますね♪」
プロフィール
概要
『アイドルマスターミリオンライブ!』に登場する、765プロライブ劇場所属アイドル。
765プロアリーナライブでのバックダンサーの一人として、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』にも出演した。
「どうして男の人は胸が大きいと喜ぶんでしょう…プロデューサーさん、何でですか?」等と聞いてくるが決してマセているわけではなく、あくまで純粋に疑問を持っているだけである。
また、なぜかプロデューサーのお給料をしきりに心配している。
アイドルとしての活動に関して、父親からは心配されているようだが、本人は歌も踊りも演技も心から楽しんでいる。また、母親らにも喜んでもらえるほど活躍したいと考えているようだ。
愛犬はボーダーコリーの「ジュニオール」。特技の「アジリティのハンドラー」とは、いわば犬の障害物競走の先導役のようなものである。
また両親はお金持ちで実家は豪邸であり、バイオリンを習っているなど育ちの良さも窺える。
性格
礼儀正しい性格で純粋。箱入り娘として育てられたため「わぁ、これが缶ジュースですね! …コップはどこに付いてるんですか?」の台詞に代表されるように世間に対して疎い。知らないものに対する好奇心が強いだけでなく、知らない世界を知りたいという理由で反対するパパを説得しオーディションを受けに来る等粘り強さもある。
「プロデューサーさん、“せったい”って何ですか?」
本人はその世間知らずである点を自覚しているようで、「まだ何もわからない」と発言し「○○ってなんですか?」「教えてください」といった積極的にプロデューサーなどに物事を教わろうとする台詞が多い。無邪気で子どもらしいと同時に、健気で勤勉な努力家でもある。
アイドルデビュー
家と学校のことしか知らず、広い世界を知りたいという理由でアイドルを目指している。ネクストプロローグ編ではアイドルの仕事をできることで両親を喜ばせることができると喜んでいた。
シアターデイズでは父親の知人にアイドルになればもっと他の世界を学べると教えてもらったことがアイドルを目指したきっかけであった。当初は父親に反対されたが説得し、39プロジェクトのオーディションに参加、粘り強さと行動力が認められアイドルとなった。
劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』*
劇場版ではスクールに通うアイドル候補生。765プロ初のアリーナライブに、バックダンサーの一人として出演する。
「本当に穴を掘るんですね、すごいです!」
ワンフォーオール
シンデレラガールズの神崎蘭子と共にDLCキャラとして登場。プロデュースは残念ながら不可能で、フェスの対戦相手としての登場となる。因みに、配信日は6月25日と中の人の麻倉ももの誕生日と同日。
楽曲
「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 02」
ソロ曲「トキメキの音符になって」
作詞:rino 作曲・編曲:岡本健介
ユニット曲「Legend Girls!!」
歌:天海春香(中村繪里子)、天空橋朋花(小岩井ことり)、七尾百合子(伊藤美来)、箱崎星梨花(麻倉もも)、最上静香(田所あずさ)
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:白戸佑輔
「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 03」
ソロ曲「夢色トレイン」
作詞:rino 作曲:増谷賢 編曲:長田直之
ユニット曲「Shooting Stars」
歌:クレシェンドブルー[最上静香(田所あずさ)、北沢志保(雨宮天)、箱崎星梨花(麻倉もも)、野々原茜(小笠原早紀)、北上麗花(平山笑美)]
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)
「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 01」
ユニット曲「創造は始まりの風を連れて」
歌:七尾百合子(伊藤美来)、天空橋朋花(小岩井ことり)、箱崎星梨花(麻倉もも)、松田亜利沙(村川梨衣)、ロコ(中村温姫)
作曲・編曲:結城アイラ 作詞:KOHTA YAMAMOTO
ユニット曲「DIAMOND DAYS」
歌:七尾百合子(伊藤美来)、天空橋朋花(小岩井ことり)、箱崎星梨花(麻倉もも)、松田亜利沙(村川梨衣)、ロコ(中村温姫)
作詞:rino 作曲・編曲:高田暁
「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 16」
ユニット曲「ピコピコIIKO! インベーダー」
歌:ピコピコプラネッツ[木下ひなた(田村奈央)、箱崎星梨花(麻倉もも)、望月杏奈(夏川椎菜)、大神環(稲川英里)]
作詞:松井洋平 作曲・編曲:AstroNoteS
ユニット曲「Get lol! Get lol! SONG」
作詞:松井洋平 作曲・編曲:AstroNoteS
「THE IDOLM@STER THE@TER CHALLENGE 01」
ユニット曲「Girl meets Wonder」
歌:箱崎星梨花(麻倉もも)、周防桃子(渡部恵子)、徳川まつり(諏訪彩花)、我那覇響(沼倉愛美)、永吉昴(斉藤佑圭)
作詞・作曲:藤本記子 編曲:福富雅之
ユニット曲「DIAMOND DAYS」
歌:箱崎星梨花(麻倉もも)、周防桃子(渡部恵子)、徳川まつり(諏訪彩花)、我那覇響(沼倉愛美)、永吉昴(斉藤佑圭)
作詞:rino 作曲・編曲:高田暁
「U・N・M・E・I ライブ」
ユニット曲「U・N・M・E・Iライブ」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞:伊福部崇 作曲:増谷賢 編曲:長田直之
ミリラジテーマソング。
ユニット曲「Thank You! -MR remix-」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞・作曲:NBSI(モモキエイジ) 編曲:矢鴇つかさ
「ターンオンタイム!」
ユニット曲「ターンオンタイム!」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞:伊福部崇 作曲・編曲:三好啓太
2代目ミリラジテーマソング。
ユニット曲「Dreaming! -MR remix-」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞・作曲:NBSI(モモキエイジ) 編曲:KOH
「ENDLESS TOUR」
ユニット曲「ENDLESS TOUR」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞:伊福部崇 作曲:田中俊亮 編曲:酒井拓也(Arte Refact)
3代目ミリラジテーマソング。
ユニット曲「Flyers!!! -MR remix-」
歌:春日未来(山崎はるか)、最上静香(田所あずさ)、箱崎星梨花(麻倉もも)
作詞:唐沢美帆 作曲:新田目翔 編曲:白戸佑輔
アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover第5巻限定版CD
ユニット曲「Clover Days」
歌:Clover[矢吹可奈(木戸衣吹)、北沢志保(雨宮天)、箱崎星梨花(麻倉もも)、高坂海美(上田麗奈)]
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)
カバー曲
デュエット曲「ビジョナリー」
歌:箱崎星梨花(麻倉もも)、望月杏奈(夏川椎菜)
アイドルマスターミリオンライブ!(ゲッサン版)第2巻限定版収録。ASのユニット曲のカバー。
ソロ曲「フラワーガール」
Blooming Clover第2巻限定版収録。四条貴音の曲のカバー。
デュエット曲「Do-Dai」
歌:高坂海美(上田麗奈)、箱崎星梨花(麻倉もも)
Blooming Clover第2巻限定版収録。ASのユニット曲のカバー。
オリジナルの「ケータイ取り出しポパピプペ」が「スマホ開いてトタチツテ」になっており10年の時の流れを感じる。
デュエット曲「i」
歌:箱崎星梨花(麻倉もも)、松田亜利沙(村川梨衣)
Blooming Clover第4巻限定版収録。ASの全体曲のカバー。
ユニット曲「Dreaming!」
歌:矢吹可奈(木戸衣吹)、箱崎星梨花(麻倉もも)、高坂海美(上田麗奈)
Blooming Clover第4巻限定版収録。765 MILLION ALLSTARSの全体曲のセルフカバー。
LIVE THE@TER SOLO COLLECTION
02「U・N・M・E・Iライブ」
03 Vocal Edition 「Legend Girls!!」
04 Starlight Theater 「Smiling Crescent」
06 Angel Stars 「Sweet Sweet Soul」
ソロバージョンだが途中のラップは茜と環が参加している。ラップはキャラクターのセリフのような感じなので星梨花が同じラップをすると不自然だからだと思われる。
07 Angel Stars 「創造は始まりの風を連れて」
番外編を除けば、初登場の2話(1巻)から22話(6巻)までの全ての回に登場している。
以下には物語の根幹に関わるネタバレが含まれているため注意。
第0話
ミリオンスターズの懇親会において個性豊かなアイドル達を前に「アイドルってすごいです!」と興奮を隠し切れない様子だったが、馴れ合いを好まない姿勢を見せる北沢志保のことを少し気に掛ける。
1巻
第2話
本編初登場。バックダンサーとして3回目の出番にも関わらず矢吹可奈らと同様に転倒してしまうが、それ以上に缶ジュースの開け方が分からない、ライブにおけるファンの歓声を自身の失敗に対する怒号だと思っていたなど原典通りの箱入り娘っぷりを見せつける(当然アイドルのライブも観たことがなかった)。
第3話
可奈に連れられ765PRO ALLSTARSのライブを観ることになる。その開演前の可奈との会話で、自分の家や学校の外に広がっている自分の知らない世界を知りたかったからアイドルを志したこと、父親の反対を押し切り知り合いの紹介でオーディションを受けたことが判明。ペンライトやコールなどのライブ独特の風習に驚きつつも、先輩たちの姿を観て自分たちも仲間と共にアイドルとして輝くことを可奈と共に決意する。
第4話
可奈、志保と3人でステージデビューの2枠をかけてオーディションで争うことになる。初めての真剣勝負にワクワクしつつ、島原エレナらの助力を受けて練習を重ね、オーディション本番では堂々とした姿を見せ合格する。
2巻
第5話
ステージデビュー2日前。家の門限のため早く帰らなければならなかったが、ロコのタブレットを介して海美からオンラインでダンス指導を受ける。
第6話
定期ライブで志保と共にステージデビューを果たし、「L・O・B・M」を歌う。ステージを終え舞台袖に戻ってきたところで、可奈がこの後デビューする機会を与えられたことを知る。可奈や志保と一緒にもう一度歌いたかった星梨花だったが、流石に体力面の問題から厳しかったため、形見として自分のティアラを可奈に託し、自分がステージ上から見た素敵な景色を可奈にも見てほしいと言う。
第7話
第6話の出来事を通してやや態度が軟化した志保に対し、以前の志保も一生懸命ですごいと思っていたが今の志保も優しくて大好きだと述べる。
第8話
新ユニット3組が発表され、星梨花は可奈、志保、海美と共にユニット「Clover」を組むことになる。
3巻
他の3人に体力面でどうしても劣る星梨花だが、海美の下でアクティブコンディショニング(=呼吸の練習)などの特訓を受け、志保からも練習メニューの助言を受けるなど、メンバーの助けを得て
練習を重ねる。また、星梨花の頑張る姿を見た母親が父親と交渉した結果門限を少し延ばしてもらったことも判明。
4巻
第12話
通しリハーサルの日、ダンスのことですれ違う海美と志保の姿を見た星梨花。1回目のリハーサルの後、星梨花は屋上で1人で佇んでいた。そこに松田亜利沙がやってくる。
ダンスも歌も特に上手いわけではなく、ユニットの力になれていない星梨花は、自分のCloverにおける存在意義を失いかけていたのだった。そんな星梨花に対し、亜利沙はペンライトの1本1本が集まってアイドルを応援する光の海が作られることを話し、「たとえ小さくはかないと思っても そこにいることに絶対 意味はあります」と言葉を残す。
第13話
失踪した志保を皆と共に探すも、成果は得られず。今日は帰るようPと海美に促されるが、前日に亜利沙の言葉を聞いていた星梨花は、もし志保が劇場に帰ってきたらずぶ濡れの志保をタオルで拭いたり紅茶を淹れたりすることができると言い、ここにいることで志保の為にできることが少しでもあるなら誰に注意されても「わたしは帰りたくないです!」と言い放つ。
その後、可奈の歌声を聞きつけて海美と共に志保を発見し、志保に傘を差す。雨の中、最初のオーディション課題曲であった「Dreaming!」を可奈と海美と共に歌い、アイドルを辞めようとしていた志保を翻意させることに成功する。
翌日、志保の家庭の事情を知り、実生活と練習を両立させる案として志保の家での合宿を提案する。
5巻
迎えたユニットデビューライブ当日。第18話、最年少ながらも存在感を発揮する星梨花は、第12話で亜利沙のお陰で自分がいる意味を見い出せたことに感謝し、その時の言葉をペンライト1本1本を振ってくれているファンに対して「みんなの光ぜーんぶ見えていますよ!!」と還元する。
ライブ後、志保に第13話で志保の為に劇場で待つと言って聞かなかったことを感謝され、「星梨花がいなかったら『Clover』が今日 笑顔でいることはできなかったわ 本当にありがとう」と言われる。かつて自身の存在意義について悩んでいた星梨花は自分がCloverに必要だったことを志保に認められたことに感激し、目に涙を浮かべるのだった。
6巻
Webラジオ「くろらじ」など新たな仕事が増える。第20話では「くろらじ」の収録現場で志保と大喧嘩し現場を飛び出した可奈の後を追い、何とか元気づけようとする。
第21話では双海亜美/真美の手引きで初めてゲームセンターを訪れ、例の如く目を輝かせる。その後訪れたカラオケでは、可奈がうまくではなく心を込めて歌った歌を「歌にとっても気持ちがこもってるのが可奈さんの歌のすてきなところだと思います」と評している。
続く第22話では可奈と志保の仲直りの瞬間を見守る。
そして、心を込めて歌うことで志保の心を動かした可奈の姿を見て、「ちゃんと話せばきっと 想いは伝わりますよね」と言う。
その時星梨花が握っていたスマホには、「パパ」からの着信が入っていた。
7巻以降
第25話(7巻)、星梨花は家出を敢行。そして同じ頃、劇場のプロデューサーの下を星梨花の父親が訪ねてきて――。
詳しくは単行本発売以降に追記します。