※普通の用法はボディプレスを参照。
データ
初出 | 第8世代 |
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タイプ | かくとう |
威力 | 80 |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | 自分の「攻撃」ではなく「防御」を参照して威力が決まる |
英語名 | Body Press |
概要
使用するポケモンの「こうげき」の能力値・ランク補正の代わりに、「ぼうぎょ」を参照して攻撃する変わった技。防御は最大の攻撃也。
自力習得者はいないが、わざレコード99によって多くのポケモンが習得可能。
使用者はダイオウドウやマンムーなど巨体、鈍重なポケモンに加えて、小柄だがルチャブルなども元ネタの格闘技からか習得できる。
また、大きな体を使うことから、進化後に習得可能になるポケモンが多い。
防御の能力値とランク上昇を参照することもあり、防御が攻撃よりも高いポケモンに覚えさせると効果的。というか、かなりのポケモンがこの技によって救済された。
他の物理かくとうタイプのわざレコードには高威力の「ばかぢから」や「インファイト」も存在するので、どちらも習得不可能なポケモンのサブウェポンか、防御を下げたくない物理受けのポケモンの攻撃手段として使うことになるか。
「てっぺき」等の積み技と合わせて使えば、耐久力と攻撃力を同時に2段階アップさせることもできる。特性じきゅうりょくを持つバンバドロも似た芸当ができる。
B184のクレベースに載せれば超火力に、A45-B110のイオルブに載せれば対いわ・あくの物理サブウェポンに。「コットンガード」バイウールーや「ほおばる」ヨクバリスならば攻防共々3段階上昇させてから撃つこともできる。
地味なところではナットレイが同族を突破する手段としても使える。
一方でバランス調整の為か、BD230でAC10のツボツボ、かくとうタイプかつB種族値145、更に「ふくつのたて」でより防御が上がるザマゼンタは覚えることができない。
欠点としては、かくとう技ということもあって新600族のドラパルトやダイマックスで猛威を振るうミミッキュ等のゴーストタイプの多い環境では撃ちにくい。
また、この技を活かせるほど防御が攻撃よりも高いポケモンは特殊耐久や素早さに乏しいことも少なくなく、特殊耐久をおぎなうためにHPを底上げするダイマックス中にはそもそもこの技が使えなくなる。
ダイマックス中にこの技が変化する「ダイナックル」は普通に自分の攻撃を参照する物理技になってしまう上、追加効果である攻撃の上昇もこの技に直接的な恩恵はない。
習得幅とその特性から様々な用途が考えられるが、普通の物理サブウェポンとして使うには様々な考慮が必要。
防御が上昇する「ダイスチル」等と組み合わせれば強いだろうか。
最も高い威力を出るのは威力はB種族値125にタイプ一致補正まで乗るジャラランガ。2位はB種族値200のハガネールとレジロックとなる。
ちなみにこの「ボディプレス」、B実数値と防御ランクのみでダメージ計算が決まるらしく、
「おにび」でやけどになればダメージが減るし、「しんかのきせき」ではなく「こだわりハチマキ」を持たせないと火力が増えない。これは「イカサマ」と似た性質である。
なお、「スロースタート」発動中のレジギガスが使用した場合は与えるダメージが半分にまで減らされる。
関連タグ
イカサマ……自分ではなく相手の攻撃を参照して繰り出す物理技。