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アルゴ(sao)の編集履歴

2021-01-30 03:07:48 バージョン

アルゴ(sao)

あるご

アルゴ(sao)とは、「ソードアート・オンライン」に登場する情報屋の女性である。

CV井澤詩織


概要

通称「鼠のアルゴ」。VRMMOソードアート・オンライン内で情報屋を営む少女(に見えるがキリトアスナの前では「オネーサン」を自称する)。一人称は「オレっち」「オイラ」。

元βテスターだが最前線にはかかわっていなかったらしく、本人いわく「フロントランナーでも本職の情報屋でもない」とのこと。キリトとはベータ時代には面識はなかった。

金褐色の髪(アニメでは深緑だが、光の加減の可能性あり)に両頬に描かれた三本の線が特徴で、背丈はキリトよりも一回り以上低い。露出はほとんどなく、更に上から丈の長いフード付きマントを着用していて情報屋らしい怪しげな風貌。

犬だけは大の苦手


情報屋としての腕は確かで、五分雑談すると知らないうちに100コル分のネタを抜かれるとまで噂されている。キリトには「売れるなら自分のステータスだって売る(※デスゲームとなったアインクラッドでは文字通りに命に関わる)さ」と評されている。

しかし決して無節操なハイエナではなく、自分なりのルールをもって活動している。真偽の怪しい情報はきっちりと裏をとり、価値があると判断した情報には相応の情報料を払う。特に、トラブルの元であるβテスター出身者についての情報は取り扱わない。

更に自身のβテスターとしての経験を生かして攻略本を製作、フロントランナーには一冊500コルで販売し、その売り上げを元に増刷した分を他のプレイヤーたちに無料配布して攻略と中堅以下のプレイヤーの安全にも貢献している。自己の利益だけを追い求めてはおらず、SAOにおける情報屋の鑑といえる。

なお彼女の販売する攻略本はフロアボスの情報からおススメの食べ物まで、さまざまな情報を網羅している一級品だが、惹句は「大丈夫、アルゴの攻略本だよ。」元ネタを知っていると逆に不安になるかもしれない惹句である。


初登場は2巻の短編「赤鼻のトナカイ」。クラインとキリトにクリスマスボスの情報を売っている。

が、実は原作本編ではキバオウ共々名前のみの登場であり、以降は一切の出番がない。彼女の活躍の中心はプログレッシブ編や原作者同人のマテリアル・エディション、各種ゲーム媒体となっている。上記の犬嫌いも円盤の特典小説が初出である。


しかしアニメでは第3話の該当シーンにて本人がまさかの登場を果たし、TVの前のアルゴファンを驚愕と共に狂喜させた。無茶なレベル上げをするキリトを気遣うような発言をしていた。また、1期最終話のエンドカードではabec氏の描き下ろしでフードをおろしている姿が描かれている。

アニメでもアルゴの出番はこれだけだが、中の人の井澤詩織ピナの役も演じている。


その後原作では長らく出番がなく、後述の死亡説すら囁かれていたが、「ユナイタル・リング」編より原作本編にようやく登場。

その情報収集能力はデスゲーム時代から衰えず、鍵垢の呟きでさえ彼女の前では丸裸だとか。

ゲーマーとしてはセミリタイア状態だったが、キリト達の一助となるべくSAO時代のキャラデータをALO経由でコンバートさせ、URに参加する。


リアル

現実世界アルゴ本名は帆坂朋。リンク先ネタバレ注意!


死亡説

上記の通りプログレッシブ編では主要キャラクターの一人にも関わらず、その後3巻以降の時系列でながらく出番が無かったこと、アニメ版SAO編最終回の1期第14話にて映ったログアウトリストで多くのキャラクターが生還を確定させる中でアルゴの名前が見当たらなかったこと、そして情報屋という時には人の恨みすら買う危険な仕事であることから一部では長らく死亡説も囁かれていた人物である。

後に、BD&DVD第1巻の書き下ろし短編「SAO ザ・デイ・ビフォア」にて生存が確認され(時系列的にSAO1巻のころの話、SAOクリアまで残り3週間未満)、ゲーム版でも普通にピンピンしていたので生存がほぼ確実視されるようになったが、それでも確定的な証拠が一向に出なかったために長らくファンを不安にさせていた。原作21巻でリアルの姿を見せたことでようやく生存が確認された。

実は2017年時点で一応生存が確認されてはいたのだが、詳細は後述のガールズ・オプスの項にて。


プログレッシブ

攻略最初期のSAOを描いた作品。アルゴの主な活躍の場はこちら。


プログレッシブ 001

SAО外伝。アルゴファンにとっての本編。フロアボスの弱点探しなど、直接戦力にならない形で攻略に貢献している。

収録されている短編「ヒゲの理由」では、なんとキリトとフラグを立てている。

この際、キリトに背後から抱きついている。


キリトに背後から抱きついている


大事なことなので(ry

キリトそこかわれ

どうやらキリトの一級フラグ建築士としての才能は、この頃からすでに開花していたようだ。

この時、アルゴは第1層での礼として顔のペイントを落としかけるが、対人スキルゼロのキリトが精神負荷に耐えきれず要求を変更したため、アルゴが素顔を披露することはなかった。


アニメ版の第二話「ビーター」は原作における「星なき夜のアリア」に相当するが、なんと出番がカット。 なんでや!



きーぼうの、いくじなし



プログレッシブ 002

情報を売るために《迷いの霧の森》でキリトと待ち合わせをしている。プレイヤー《モルテ》の情報をキリトに売った。その際の会話でキリトから「キリトがアスナと寝泊まりしている」という情報を抜いている。まあ、売り物にするつもりはないらしいが。

また、キャンペーン・クエストの攻略本を作成したことがキリトの口から明かされている。


プログレッシブ 004

成り行きによりアスナと温泉に入ったり、即席の5層ボス攻略組に参戦する。

温泉にて、戦闘職でも無いのに常にソロで行動し危ない橋も渡るアルゴを心配したアスナに対し、自身の力を示そうと果物を使いデュエル(チャンバラ)を提案する。

その驚くべきスピードによりアスナを翻弄するも結果は引き分けに(4歩だけであるが水の上を歩いたりと何重にもアスナを驚かせる)。

ボス攻略では1人で偵察を行おうとするもキリトに身を案じられ二人で偵察を行う。その際アルゴはトラップにかかりキリトに助けられる。キリトがいなかった場合命を落としていたかもしれない。アルゴの武器種クローのソードスキルが発動したりと多様な活躍を見せる。



ゲーム版

ホロウ・フラグメント

76層以降のifストーリーである本作では主にチュートリアルキャラクターとして登場。ver1.05以降は戦闘にも連れ歩けるようになるが、大人の事情により短剣を使用する。システム上はオマケキャラクターのユウキ共々AIがモブキャラクター扱いのため、育成に問題点がある。

正史よりもずっと早くリズ・シリカ・リーファと出会っているが、リズとシリカがSAO内でそれなりに有名人であることを語っている。また、周囲には隠されているリーファ(およびシノン)の正体についても断片的な情報から迫ってみせている。

なお、前作「インフィニティ・モーメント」では名前しか登場しなかった。


ロスト・ソング

アルゴSAO アルゴ

IFルートながら商業作品でSAOクリア後のアルゴが初登場。ガールズ・オプス版よりも露出度が高いが、SAO時ほど長くないものの裾の長いフード付きマントを着用している。

今回は原作通り体術を主武装とする。


ホロウ・リアリゼーション

アルゴ2頭身アルゴ♡

前作から引き続き参戦。新衣装。4つの衣装の中で最も露出度が高く、ヘソ出しでフードの上着も胸のあたりまでしかない。

大の犬嫌いではあったがキリトとユイと共にワン吉とのイベントクエストを行う内に犬嫌いもほんの少しだけマシになった、かもしれない。

ラスボス手前でフラグを立てておくと発生する個別ENDにてキリトに思わせぶりな発言をして驚かせている。


フェイタル・バレット

アルゴ

空軍風の「アビエイターワンピース」を纏って登場。

PvP激しいGGOなので飯のタネには事欠かない一方、トップランカーの使用武器などのデリケートな情報も扱うせいか騙して悪いがの危険に晒されることも少なくないようである。

一方でSAO時代同様に一線は引いており、プレイヤーのリアルに関する情報だけは決して扱わない

シナリオ中ではウェポンアーツ(必殺技)や好感度アイテムの販売などをしてくれるが、とにかくお高い。ウン十万単位、重要クエストでは一千万単位で金を毟り取っていく。もうちょっと手心を…

加えるどころか、アップデートによってドロップするアクセサリが必ず最高レアになる特殊アイテムを売りつけるようになった。相場は100万クレジットにつき約90分。この銭の亡者め

とはいえ貢げば貢いだだけ好感度が上がるので無駄ではない。2周目以降になれば、一度もパーティメンバーに加えてないのに好感度がカンストしてたということも少なくない。ウソです、やっぱりおねーさんは最高だぜ!


ゲーム上ではイメージに反してタンクとしてトップクラスの性能。

トップクラスの防御力とHPを両立し、タンクに必要な挑発スキルも揃えている。

さらにショットガンと拳銃を装備しているが、この拳銃が弱点攻撃&クリティカルに特化した最強武器候補のロングストローク系列。

PvPやヒーロークエストではエイムによるヘッドショットで大暴れも可能となっている。


千年の黄昏

本作ではサクヤ>アリシャ・ルー(SAO)同様にサブイベントでの任意加入。

領主二人と同様に変貌したスヴァルトエリアの調査を行っているが、彼女らと違ってストーリー上でもちょっとだけ顔見せする。


ガールズ・オプスでのアルゴ

前述の死亡説でファンを長らくヤキモキさせていたアルゴの生存が正史の時間軸ではじめて確認された作品。

…が、原作23巻にてリズベット達とは直接の面識がなく、ALOもプレイせずゲーム内での情報屋も辞めている事が判明。(以前から原作の剥離があったとは言え)完全に矛盾してしまった。


今後本作がどのような位置づけになるかは不明なので、ひとまずはゲーム版、原作とも分けて記述する。


原作と異なり他の多くの生還者同様にALOを始め、情報屋も続けている。種族は(鼠なのに)ゲーム同様ケット・シー。ただし衣装はゲーム版のものではなくリデザインされたもので、今までと同じくフード付きの上着を着用しているが裾は全くなく、ゲーム版ほどではないものの幾分露出度が上がっている。

シリカ、リズベット、リーファ、ルクスの4人は本作ではアルゴと直接対面、「キー坊《SAO編》めくるめく青春のメモリアルデータ」なるものをチラつかせてからかわれていた。


相変わらずキリトの身内であることから上記4人のことも把握している他、とあるギルドの黒い噂も掴んでいたりと聞き耳の良さは変わらない。しかしながら、もはやデスゲームではないためか、個人情報の販売は止めたようである(どこまでを個人情報とするかにもよるが、SAO編当時は「誰にどんな情報を売ったか」、要は購入履歴も条件次第で売りつけていた)。


余談

・「プログレッシブ」第一巻でキリトがアルゴとフラグを立てたのは前述の通りだが、この巻にはアスナも登場する。

だが、このころのキリトとアスナは出会ったばかりであまり親しくなく、フラグらしいフラグも立てていない。

つまり、この時点でアルゴは後の本妻であるアスナよりも有利だったわけだ。

しかも、キリトとは最も付き合いが長かった。

アルゴとキリトの関係はあれからどう進展したのか。

今後の「プログレッシブ」に期待しよう。


・なお、このタグがSAОではなくsaoなのは、アルゴが小さくてかわいいから…ではなく、外伝で活躍するアルゴを本編で活躍するメインヒロインと区別しようという単なる思いつき。

まあ、大文字だろうが小文字だろうが検索すれば普通にヒットするし、タグとして使っても特に変わりはないので、あまり意味は無いと言われればそうなのだが。


関連イラスト

憂い情報屋ちゃん可愛い

情報屋アルゴ


関連タグ

サブキャラクターや作中作内部の用語、ネタタグやカップリングは各記事を参照。


ソードアート・オンライン SAO


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