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ケートスの編集履歴

2021-03-28 19:11:14 バージョン

ケートス

けーとす

ギリシャ神話に登場する化け鯨。

概要

本来はアザラシ等の海獣を指す言葉であり、鯨類を指すCetacean も Cetus / Ketos が由来である。海の女神ケートーも語源は同じである。


ギリシャ神話に登場する化け鯨であり神獣イルカの様な大きく膨れた胴体にの頭部を持ち、下半身がで尾鰭が扇形で2つに分かれた姿を持つ。


その出自については様々な説があり、ゼウス或いはポセイドンに生み出されたとも、テュポーンエキドナ子供とも言われている。

アンドロメダのくじら

エチオピア王国の王妃であるカシオペアが自身の美貌をヘラや海のニュンペー達より美しいと言った為にポセイドンの怒りを買ってしまい、王国を滅ぼす為に送り込まれたという神話が有名。


王女アンドロメダが生贄に捧げられたが、エチオピアに立ち寄ったペルセウスによって討伐されている(諸説あるが、有名なのはメデューサの首を掲げてケートスを石に変えた)。

余談

ティアマトに共通点を見出す資料も存在し、ケートスの名称を「ティアマト」としている媒体も多い。特に星座関連の書籍では顕著。


東洋龍西洋竜もどちらもルーツはギリシャ神話でケートスが東洋竜マカラのデザインのルーツと推測されている。、東洋竜の究極体である応竜が翼を持つのも、ギリシャ神話への先祖帰りとも言えるだろうか。ドラゴンの語源もギリシャ神話に由来する。


ケートスのデザインはラクダのおかげで開通したシルクロードを経て中国等に伝わって竜やマカラになり、竜王として崇める文化が古代中国等にあり、中国の竜の頭のデザインの由来はラクダであり、ケートスの一部のデザインや中国竜の最初期の姿は猪の頭を持つ竜であり、鯨と駱駝麒麟と猪が分類学上の親戚なのも因果を感じる。ペルシャの十二支の辰が鯨や他の国では鰐なのも、ヨウスコウワニも中国の竜伝説の由来の一つとされており因果を感じる。


一説にはエキドナの息子ともされるがエキドナの父親はペルセウスがメドゥーサを斬首した時に産まれたクリュサオルと言う巨人であり、ケートスがペルセウスと遭遇したのはメデューサ討伐の後なので、時系列的に全く合わない。

関連キャラ

幻獣ケイトス拳ゴウユ獣拳戦隊ゲキレンジャー

白鯨星座のメンカル聖闘士星矢Ω

白鯨星座のモーゼス聖闘士星矢

ケタス

関連タグ

ギリシャ神話 くじら座 水妖

ポセイドン ペルセウス

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