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高松駅の編集履歴

2021-05-28 07:20:04 バージョン

高松駅

たかまつえき

日本の鉄道駅。全国3か所にある。

本項目では現存の駅について説明する。


JR四国の高松駅

香川県高松市に所在するJR四国予讃線高徳線の両線の起点駅(駅番号はそれぞれY-00、T-28)。1897年2月21日開業。

瀬戸大橋線からのマリンライナーが停まる現駅舎は2001年に竣工し、4面9線の頭端式ホームを有する(2番線は1・3番線の先端にある切欠き式ホーム)ほか、かつては宇高連絡船と接続する四国国鉄の玄関駅であった。

連絡船から各種在来線へと乗り換える際の座席確保を争うための危険な猛ダッシュは往時の名物であり「四国三大走りのひとつ」とまで呼ばれていた。(残る二つは宇高連絡船の本州側着岸駅である宇野線宇野駅と、中村線開通前で路線バスとの乗り継ぎが発生していた土讃線窪川駅。ただし宇野駅を本州側として除外した場合は南海フェリーとの乗り継ぎにより同様の事態が発生していた旧国鉄小松島線の小松島港駅が入る)この三大走り、実のところガチで年に数人の死者が出るほどのシロモノであったため、この苛烈さもまた国に瀬戸大橋建設を決意させた遠因でもある。そして瀬戸大橋線の開通・中村線の開通・小松島線の廃線とともに四国三大走りは過去のものとなった。

宇高連絡船亡き後も、本州とを結ぶフェリーとして四国フェリーと宇高国道フェリーが存続したが永らくの瀬戸大橋との過当競争に敗れ現在は四国フェリーのみとなり、その乗り場も近くにある。

なお近隣にある高松琴平電気鉄道(ことでん)の高松築港駅とは国道30号を挟んだ徒歩連絡によって乗り換える関係にある。そのためマリンライナーからことでんへと乗り換える人々にとっては四国三大走りは未だに現役だと指摘・称される場合がある。(ただし死者が出るほどの苛烈さは収まり、きちんと改善されたことは確かである)


余談

  • 高松市は香川県の県都ではあるものの、四国の経済・行政の中心都市の役割は四国最大の都市・松山市と分担している。例を挙げると、JR四国の本社は高松市(高松駅に隣接)、日本郵政四国支社は松山市にあるなど。
  • その高松市の東に「高松町」があり、市町合併前まではここが高松市と木田郡牟礼町の境となっていた。最寄駅は高徳線の古高松南駅と、ことでん志度線の古高松駅。これら2路線をはさんで北西側が景勝地・屋島で、古くは源平の合戦のひとつ「屋島の戦い」の舞台になった場所でもある。
  • 蛇足になるが、香川駅は神奈川県相模線にある。

駅構造

4面9線の頭端式ホームの地上駅。


のりば路線方向行き先備考
1・2・3高徳線南行志度三本松徳島方面
  • 特急『うずしお』は3番のりばから発車。
  • 初電のみ5番のりば。
4・7予讃線土讃線直通西行多度津観音寺松山高知方面特急『いしづち』は7番のりば
5・6・8・9予讃線土讃線直通多度津観音寺松山高知方面特急『しまんと』は6・8番のりば
瀬戸大橋線北行岡山大阪名古屋東京方面

隣の駅

特急「いしづち」「うずしお」「しまんと」「サンライズ(列車)」、快速「マリンライナー」は各個別記事を参照。


●予讃線

快速「サンポート」・・・当駅(Y00)→端岡駅(Y03)

普通・・・当駅(Y00)→香西駅(Y01)


●高徳線

普通・・・当駅(T28)→昭和町駅(T27)


利用状況

  • 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は12,965人である。

利用状況比較表

年度乗車人員乗降人員
2008年(平成20年)度13,215人26,430人
2009年(平成21年)度12,621人25,242人
2010年(平成22年)度12,531人25,062人
2011年(平成23年)度12,362人24,724人
2012年(平成24年)度12,117人24,234人
2013年(平成25年)度12,394人24,788人
2014年(平成26年)度12,324人24,648人
2015年(平成27年)度12,579人25,158人
2016年(平成28年)度12,832人25,664人
2017年(平成29年)度12,941人25,882人
2018年(平成30年)度12,965人25,930人

関連タグ

香川県内の駅一覧


JR西日本の高松駅

石川県かほく市に所在するJR西日本七尾線の駅。1898年4月24日開業。由来は、かほく市が発足する前の河北郡高松町から。


駅構造

2面3線の地上駅。普通のほか、特急サンダーバードの一部も停車する。


のりば路線方向行き先隣の駅
1七尾線下り羽咋七尾方面免田駅→
2・3七尾線上り津幡金沢方面横山駅

関連タグ

石川県内の駅一覧


多摩都市モノレールの高松駅

東京都立川市に所在する多摩都市モノレールの駅。1998年11月27日に立川北駅と、立川市の北隣・東大和市の上北台駅との間が部分開業した際に、当駅も開業した。

多摩都市モノレールの本社、および車両基地が近接し、出入庫線も設けられている。

また、立川市役所が移転した際には、その最寄駅にもなった。


駅構造

相対式2面2線の高架駅。


のりば路線方向行き先隣の駅
1多摩都市モノレール北行き玉川上水上北台方面立飛駅→
2多摩都市モノレール南行き立川北高幡不動多摩センター方面←立川北駅

関連タグ

多摩地区にある駅一覧


旧国名・旧町名を冠した高松駅と過去に存在した高松駅

旧国名がつけられた例

旧町名がつけられた例

このうち福島高松駅の由来は、串間市の前身自治体の一つ・福島町および、駅所在地の大字高松である。


また、現在は路線もろとも廃止され現存しないが、過去には新潟県五泉市に高松駅(蒲原鉄道)、島根県出雲市に出雲高松駅(国鉄→JR西日本の大社線)が存在した。


関連タグ

高松

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