お金とは
近年では電子化が進み、金属片・紙片といった『身体』から脱却しつつある。
とりあえずお金が無いと(少なくとも現代世界では)生きていくのは大変難しい。「金よりも大切なものがある」とか言われているが、結局お金が一番なんですよ。悲しいねぇ~。
そして人間をある意味真っ先に狂わせる存在であり、お金の為に犯罪を犯すケースも決して少なくない。
お金の種類(単位)
日本円:日本のお金。一昔前は円より下の単位も使われていたが、第二次世界大戦終結後は円以外の硬貨・貨幣はほぼなくなった。現状、信頼度はUSドルに次ぐ2番目と言われており、変動相場制を導入しているがプラザ合意以降は$1≒¥90~140あたりを行ったり来たりしている。
米ドル:単に「ドル」でも通じる。国をまたいだ決済によく使われる。基本通貨として通じる地域もある。
UKパウンド:通貨の意味で「ポンド」とした場合大抵イギリスのお金を指す。なお「ポンド」はUSイングリッシュで本来は「パウンド」の方が近いらしい。為替レート変動値が凄まじく一瞬にして大富豪にも大貧民にもなれる、通称「悪魔の通貨」。折を見てユーロに統一する動きもあったが、イギリスのEU離脱で白紙状態となった。
ユーロ:ヨーロッパで使われるお金。ヨーロッパにもともとあった通貨をいくつも廃して設定されたが、前途はかなり多難。米ドルほどではないが、ユーロ圏外でも通じる地域はかなり多い。
ルーブル:ロシア連邦のお金。ソ連時代も同じ呼び方をしていたが、冷戦崩壊後は東欧での基軸通貨としての地位を失いロシアローカルな通貨となっていた。しかし現在は信頼性云々よりもおそらく日本人の大半が途方に暮れるのがその呼び方の慣例。
人民元:中華人民共和国のお金。中国では「人民幣」と表記する。正確には「圓」(円と同字)であり、お札にも「圓」or「圆」と書いてある。ちなみに台湾のニュー台湾ドル、韓国・北朝鮮のウォン、モンゴルもトゥグルグも漢字表記すると「圓」であり、東アジア諸国はお金の単位として「圓」(円)という単位を共有していると言える。なお人民元の状況は……「偽札が大量に出回っているっていうか売られてる」との情報があり信頼度がない、この為GDP2位に浮上しても「まだ$ベースでは日本抜いてねぇだろ」と言われる原因になっている。
ジンバブエドル:ケツ拭く紙にもなりゃしない(廃止済)
朝鮮民主主義人民共和国ウォン:公式為替レートでは1USドル≒130ウォンで、なんと大韓民国ウォンの約9~10倍の価値がある!! ……のだが現実は非常に厳しく、これ実は固定レートで実態とは乖離しており、現実の取引は主に闇為替で行われ1USドル≒8500ウォンという状況とのこと。
※「通貨」の一覧も参照。
お金の雑学
現存最古のお金…貝殻
現存最古の鋳造貨幣…エレクトロン貨(紀元前7世紀)
日本最古の貨幣…和同開珎(8世紀初頭) ※異説もある。
側面にギザギザのある10円玉…昭和26年~昭和33年に製造された10円玉。レアもん。50年以上経た現在も流通中。
別名・表記ゆれ
関連タグ
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