概要
ウルトラマントリガーが使用する武器。
トリガーのタイプチェンジに応じて3つの形態に変形する。
火星の超古代遺跡内部に石化した状態で封印されていたが、マナカ・ケンゴに呼応して輝き始め、ゴルバーの出現に際し、ケンゴを遺跡の最深部にあるトリガーの石像へと導いた。そして復活したトリガー=ケンゴがカルミラやゴルバーに苦戦する最中、トリガーによって扱われるイメージを見たケンゴの呼びかけに呼応したことによって、石化から解き放たれ甦った。
解説
丸い輪に鋭い刃が生えた形状をしており、柄の部分がティガの変身アイテム・スパークレンスにもあった大理石のような文様が描かれているのが特徴。
刀身を動かすことで、後述の3つの形態に変形可能。
トリガーが戦闘で使用しているもの(つまり本来の姿)には存在しないが、変身者のケンゴがインナースペース内で使用するものには柄にスロットが備わっており、ここにトリガー各タイプのGUTSハイパーキーを装填して必殺技を放つことができる。インナースペース用とはいえ、何故超古代の神器にハイパーキーが丁度よく嵌まるのか?という疑問も散見されるが、トリガー・マルチタイプのハイパーキーがトリガーの石像から放出された光がブランク体のキーに集まることで完成したという事実を踏まえると、本来のスパークレンスで変身したわけではないケンゴに同調する形で神器が更新され、新たにハイパーキーと連動できるように変化した(或いは複製された)と考えることはできる。
なお、トリガー本体が放つ技はティガに準拠しているが、サークルアームズで発動させる必殺技は闇の三巨人の元ネタとなった闇の巨人達の必殺技(剣、火炎衝撃波、武器から放つ光弾)を連想させるものばかりであり、何故これらの技と似ているのかは不明である。
マルチソード
トリガー・マルチタイプが使用する形態。
サークルアームズの基本形態とも呼べるもので、所謂デフォルト状態として扱われている。
刃は完全に閉じた状態となり、一本の刀身を形作っている。
持ち位置の違いを除く全体の形状はオーブカリバーに似ているが、あちらと比較してやや小ぶりで、主に片手剣として用いる。
パワークロー
トリガー・パワータイプが使用する形態。
刃を爪のように展開し、二本の刀身で戦う。ぶっちゃけ爪というより形状だけ見るとハサミにしか見えないのはご愛嬌。敵の攻撃を挟んで防御したり相手の首を挟み込んで押さえつけたりと三形態でも中々物騒な使用法で使われる。
スカイアロー
トリガー・スカイタイプが使用する形態。
刃を180度に展開し、弓本体を構成する。
攻撃時に光の弦と矢が形成され、目標に向かって矢を放つ。
3つの形態の中で唯一の遠距離攻撃をメインとする形態でもあるが、3話ではヒュドラムと激しい剣裁を繰り広げており、弓本体そのもので直接切りつけて用いることもできるようだ。
余談
上述の古代の産物でありながら、後時代の小物と連携が可能なアイテムについては、ギガバトルナイザーと同時期に設計された武器でありながらウルトラカプセルを装填できるようになったギガファイナライザーという前例がある。こちらも同様の矛盾について変身者の意識に同調することで、武器の仕様が変化したと考察する向きもある(身も蓋もない言い方をしてしまえば、大人の事情が絡んでいる以上仕方ないことなのだが)。
関連タグ
ウルトラブレスレット:過去作の戦士に姿も能力も類似した戦士が使用する武器。ニュアンスは異なるが複数の形態に変形する。
ファイズブラスター:こちらもグリップが円形であり、3つの形態に変形する。