誘導
- 日本のロックバンド「ポルノグラフィティ」の通称(pixiv最多)
- 漫画『BASTARD!!』の登場人物 →ポルノ・ディアノ
- 同人シューティングゲーム『東方Project』のチルノがポニーテールになった姿。略してポルノ
概要
「ポルノ-」という用法で「性的な-」を意味する(ポルノ映画など)。他に同様の意味を持つ言葉としては「アダルト」(「大人」)がある。一般会話では、俗に「エロ」という言葉が使われることが多い。
ポルノ表現で扱われるのは、主に性行為、またはそれに類する行為であるが、単に裸を描いたものもしばしばポルノ扱いされる。主に顧客が自慰行為をする目的で消費され、「多くは芸術性や物語性よりも性欲を触発することに特化されている」。
性を書くことは人間を書くこと。とはいえ、性を消費物にすることへの批判はいつの時代にも存在し、ポルノは常に規制とせめぎあいの渦中にある。
日本においてはそもそも、ポルノを販売・配布すること自体が「わいせつ物頒布等の罪」で禁止されている。ただしアダルトビデオやエロ漫画は一般に広く流通しており、ポルノ禁止は半ば有名無実化しているが、局部・結合部にモザイク処理や修正を施すことで、わいせつ物の定義から逃れている。「これ絶対入ってるよね」というような画でも、建前上「入ってない」ということにするための処理なのである。
ただしポルノの要件について法律で厳密な規定はなく、警察の通達や判例などで判断されている部分が大きい。芸術作品として発表された作品がポルノとして問題視され、裁判に発展するケースもある。
ポルノに特有、あるいは顕著な表現
三次元
詳細は「アダルトビデオ」参照のこと。
しかし手マンは女性器というデリケートな粘膜組織を、指紋という「ヤスリ」があり、ただでさえ堅い角質組織で覆われた指でするため主観で「ガシマン」でなくても苦痛をもたらし、粘膜に傷をつけたり荒れさせてしまう。顔射も目に精液が入ると最悪の場合失明の危険があり、精液を口にするとその成分によりおなかを壊す恐れがある。
あくまでスタッフが周囲で準備し、台本通りの演出と計画に基づいて制作されるフィクション作品での出来事であり、三次元つながりだからといって現実の性交渉で行うのは危険である。
二次元
春画のように古来から二次元(絵)のポルノ作品が存在しており、三次元ポルノとは異なる表現もみられる。
三次元では物理的に不可能、現実とは異なる形にアレンジされた表現が存在する。
形の描写での代表例は子宮の構造である。所謂「男性向け」系作品において、エロ漫画やイラストでは断面図の形で膣奥からの子宮のある向きや繋がり方が、現実と異なる形で表現されている。
「子宮口に直接精液を注入する」「向こう側にペニスの先端を通す」という描写がなされるが、いずれも、男性器側の先端・噴出口と子宮口の方向と位置が噛み合わないので物理的に不可能である。
平常時の子宮口は極めて狭い、細糸ほどの間隔であるため、もし実行できたとしても、強引にこじ開けられるという点で負傷であり、前者ですら危険。後者は更に論外(致命的、命に関わる)となる。
生身の演者を必要としない背景から、乳房の扱いについても鷲づかみにしたり強い力で揉む、という描写も顕著にみられるが、現実では「クーパー靱帯」を痛め、ダメージを与え、切断の危険すらある(切断が起きた場合その部分は再生しない)。
外からの圧力でなくとも、ブラジャー等をつけない状態での「おっぱいぷるんぷるん」の段階で既に負担になるラインを超えている。
つまり、作中でラブラブの和姦のシーンであっても、現実でやると危険なものは二次元のポルノにも存在している。
その他
たまに○×ポルノ(例:「感動ポルノ」や「フードポルノ」など)といった表現がみられることがあるが、これは多くの場合で本来の意味でのポルノ作品の特徴をもじった揶揄表現である。
前述と同じく詳細は「アダルトビデオ」を参照してもらいたいが、
ごく一部を除いてこうしたポルノ作品は演出や脚本のぶっ飛び具合や低予算といった大人の事情から「作品としての完成度」よりも「とりあえず抜ければいい」方向へシフトしている場合が多く、結果としてツッコミ所満載になっているケースにほとんどで、深夜ラジオや青年コミックではネタとして扱われることが多いレベルでさえあるのが実態である。
作品によってはあまりに内容が奇抜すぎて僧侶枠や『真夏の夜の淫夢』などのようにエロ要素よりもシュールな雰囲気やコント要素が有名になってしまうことすらあり、そのため一部では「ポルノ=低クオリティ」と偏見すら持たれている。
また、俗にいう素人AVに関しても「本当の素人はほとんど絶無」という関係者からのやらせ証言や売り上げの一部は反社の資金源となっているとも噂されており、こうしたことから猶更に「キワモノと分かったうえで、それでも欲望を満たすために利用する」という偏ったイメージが付随するようになっている。
このようなことから、クリエーターやユーザーの自分勝手な欲求不満や需要を満たすことを目的とした(としか判断できないような)アレな作品などに対して「ポルノ的である」という批判がされることもある。
※これは批評対象を猥褻物呼ばわりする表現です。使用の際はご注意を。
ポルノの例
「ポルノ」を含む単語
ポルノ(ドーナドーナ) - ゲーム『ドーナドーナ』のヒロイン