概要
2019年2月から活動開始。開設当初はゆっくりで解説していたが、YouTubeにおけるゆっくり収益化剥奪騒動が発生。その為VOICEROIDの結月ゆかりおよび弦巻マキの声を使用したオリジナルキャラクターによる物に変わった(オリキャラについては後述)。生声だけだった時期もある。
2020年2月7日にチャンネル登録者10万人の記念品である「銀の盾」が運営から届いたことを動画で報告した。
動画
- 動植物の紹介
クマムシやプラナリアなどの有名所からウミケムシ、タカヘなどといったマイナー所までカバー。非生物も取り扱ったことがある。
- 動植物に関するトリビア
動物の名前の付いた食べ物の由来や生き物にまつわる迷信・都市伝説など。
- 動植物ランキング
最強の犬種、高級な猫種といった割とメジャーな物から賢い犬種などのニッチジャンルまで。
- 動植物に関する人物紹介
生き物に造詣の深い人物(さかなクンなど)の来歴や著書を紹介している。
- 生き物ニュース
その名の示す通り、生き物に関するニュースを紹介する。
- 歴史
過去に動物が深く関わった歴史的な出来事を取り扱う。
- 社会問題
動物虐待や捨てペット、外来種問題といった生き物に関する社会問題を扱い、動物愛護や動物との適切な接し方を呼びかける。
オリジナルキャラクター
きつねさん
CV:結月ゆかり
解説役。基本的におだやかで真面目だが、怒らせるとかなり怖く、特に生物を無下に扱った人物には自身の変化の術で制裁を下す。生物とそれに関連する事についてとても博識。よくたぬきさんを弄ったり、逆に振り回されたりしている。交友関係が広く、ヒアリに詳しい人や元ペットショップ店員(熱帯魚担当)など多岐に渡る。最近、時間を進める能力を有することが分かった(現在分かっている上限は2週間)。一人称は私。
出身はキツネ村。過去にキツネ村で親子連れの母親が、子供に対しエキノコックスに感染するから触っちゃダメと言われたときはショックだったらしい(きつねさんいわく消毒はちゃんとしてるとのこと)。好物は油揚げ。
見た目は若い女性のように見えるが、実は(変化ができるので)性別は無い。また、幻術で一時的に人に催眠を掛けることもできる。
大抵は常識人且つたぬきさんへのツッコミポジションだが、結構な駄洒落好きな上に下ネタへの抵抗が限りなく0に近いので、時にはたぬきさんと立場が逆転することもある。
また、調べものに熱が入ると飲まず食わずで徹夜することもある為、行き倒れていることもしばしば。その時はたぬきさんに介抱されている。
たぬきさん
解説を聞く役。きつねさんの幼馴染。尻尾の模様から「タヌキではなくアライグマではないか」という疑惑が浮上しているが、これにはとある過去が関係している。その為、偶にきつねさんから「アライグマシッポタヌキモドキ」と呼ばれている。本人曰く、動物の狸ではなく「たぬきさん」という独自の種族らしい。食いしん坊(ご飯を0.1秒で平らげてしまう程)でアホの子。好物はハンバーグ。野菜は苦手。一人称は僕(最初期は時々「私」になっていた)。年齢は不詳(きつねさんは知らず、本人も忘れている)
知らない人を疑いもせず菓子をもらうなど警戒心が薄いが、まったく無いというわけではない。かなりの怖がりで熊による獣害事件の話を聞くと怖くてきつねさんと一緒に寝たりする程。また、結構なビビリでもあり、ショックのあまり狸の本能が発動して擬死状態になってしまうことも多い。
虫が苦手だが、昆虫動画を好んで視聴するなど、触るのが嫌なだけで眺めるのは好きな模様。
「アホの子」と書いたが、察しが悪い訳ではなく、極稀に鋭いことを言ったりする。また、興味の向いたことはとことん勉強する(ただしちゃんと勉強できているかは別)。
趣味はあつ森等のゲームと動画観賞。恐竜に関しては矢鱈詳しい。
ちなみに自宅はあるようだが、きつねさんの家に入り浸っては食事をたかったり冷蔵庫を漁ったりしている。彼女(彼?)のせいできつねさんの家計は火の車らしい。料理は滅多にしないらしいができない訳では無く、見た目は最悪ながらも味は意外といけるらしい。
見た目は少年、あるいは貧乳の少女に見えるが、きつねさんと同じく無性別である。もっとも女性用水着を着ることがあったり(外部リンク参照)、書籍「カワイイけど実はアブナイヤツなんです。」にてドレス姿を披露している為、女性寄りのようである。
自由過ぎる振る舞いできつねさんを振り回したり呆れられている一方で、偶にきつねさんの反撃でからかわれたり、弄られることも多い。
また、彼女の駄洒落に呆れたり、倒れた彼女を介抱することもままある。
旧レギュラー
収益剥奪騒動前まで活躍していたメンバー。上記の二人にバトンタッチして以降、「休暇」の名目で出番は全くなくなってしまったがそれ以前の動画は残されている。二人の存在がメジャー化しているため、再演はほぼないと思われる。
ゆっくり魔理沙
元解説役。動物に関する知識は豊富で動画では知識が皆無な霊夢にツッコミを入れてから解説を始めるのが当たり前だった。
ゆっくり霊夢
元解説を聞く役。動物に関する知識は皆無で『雨の日に出るカタツムリを食べようとする』、『ぬいぐるみのクマがかわいいから北海道に移住して本物のクマを見ようとする』など危なげな行動をしようとする。
その他
ろう
本チャンネルの開設主。
当初は特に姿は決まっておらず、いらすとやの男性が使われていたが、後にオッドアイの黒猫の姿を取るようになった。また、その黒猫の姿も、始めはいらすとやを使っていたが、後にその面影を残したオリジナルの姿に変わっていった。本人曰く「人間に擬態していた」らしい。
主に商品の発売告知動画で登場するが、大抵きつねさんに毒舌を振るわれたり、たぬきさんに勝手にクレジットカードを使われたりと碌な目に遭わない苦労人(猫)。
生声解説の過去はあまり触れられたくないらしい。
そしてまさかの
2020年5月27日、動画で「へんないきものチャンネルの本が出版される」ことが発表された。
タイトルは「キモイけど実はイイヤツなんです。」。本チャンネルの運営者であり、著者のろう氏曰く
「生き物ってこんなに面白いんだ!」そんな気持ちを持ってもらいたくて本を出しました。ユニークな生き物が80種ほど詰まった、子供から大人まで楽しめる一冊になってます
とのこと
しかもその後、「カワイイけど実はアブナイヤツなんです。」というタイトルで2冊目も出版。
タイトルの通り、扱う内容は前作と真逆で、新たに漫画パートが追加されている等、バージョンアップしている。
更にまさかの
2021年9月24日、オリジナルテーマソング「すとれんじわ~るど」のMVがリリースされた。
本楽曲は、使用されているボイスロイドの元になった声優である、石黒千尋氏と民安氏が実際に歌っている。
また、その完成を祝してろう氏と歌い手2名とのトーク動画も出されている。
事件
ろう氏は2020年付12月30日付のシートンを紹介する動画において、近いうちにシートンの代表作である「狼王ロボ」を別の動画でくわしく紹介することを言及したが、それから1年近くが経過した2021年11月現在も動画は投稿されていない。この件について、視聴者の一人が2021年10月1日付の動画のコメント欄において、これをろう氏に指摘し、一刻も早く「狼王ロボ」の動画を投稿するよう、その後も複数回にわたってろう氏に要望を投稿し続けたが、ろう氏はこれらの要望を一切聞き入れないどころか、場合によっては意図的に削除したと思わしき行動に走っている。
現状、これについての説明などはろう氏からはなされておらず、その真意などは不明。
これについて、「約束を破られた」「不誠実」だといった声も多く上がっており、謝罪や早急な動画投稿を求める声も多く、中には誹謗中傷の声も上がっている。
確かに、一向に説明をせず、事実不透明な状態を貫くろう氏の行動にも責めに帰すべき点はある。
その一方で、この言及はあくまでも予定であり、視聴者との詳細な契約ではない。
また、テレビ等と違い、利権関係が薄い代わりに基本的に全て個人製作に委ねられている。
そんな中で、予定の変更、ましてや妻子やそのほかの仕事もある以上、当初の予定通りに動画投稿ができなくなることは、YouTube界隈では決して珍しくないのかもしれない。
しかしながら、ろう氏はシートンの動画投稿より半年も後の2021年7月9日に「粘菌」を紹介する動画を投稿し、その中で粘菌の研究者として有名だった南方熊楠についてもいずれくわしく紹介したい旨を言及したが、それから3ヵ月も経たない同年9月27日から10月1日にかけて、ろう氏は予告通り南方熊楠を紹介する三部構成(全編・中編・後編)の大長編動画を投稿した実績がある。これらの点に鑑みても、ろう氏が私生活で「狼王ロボ」の動画を投稿できない特別な事情があるとは考えられず、ろう氏が「狼王ロボ」の動画を作ろうとしない理由は単に個人のわがままであるとの疑惑はやはり払拭できないであろう。これらの疑惑を解消するために、ろう氏が今からでも早急に行うべきことは、「狼王ロボ」の動画を作ろうとしない理由の説明と、視聴者の皆さんへの謝罪、そして一刻も早い「狼王ロボ」の動画投稿である。