概要
『トリコ』の世界は、何よりも食を大事にする世界である。故に美味しい料理を作り上げる料理人は最も重用される職業と言えよう。なぜなら『トリコ』の世界には「特殊調理食材」と呼ばれる食材が存在し、ある一定の技術を使わなければその味を引き出せないからである。
そのため、ただ強いだけでは捕獲はできても食す事ができない事が多く、それ故に美食屋は取ったばかりの食材を加工、実食するために料理人とコンビを組んでいることも多い。
特に「優れた食運を持つ料理人」は一手間違えるだけで食べられなくなるだけならまだマシで、食べた瞬間害をなす可能性のある初見の食材を手探りながらも正確に捌いてしまう事もザラで、それはつまり「より多く美味しく安全に食べられる」という事を意味するため、技量もさることながら食運も重要視される。
類稀な食運を持った料理人には「食材が自分から調理されにくる」「該当料理人が愛用した包丁が落ちた先に超激レア食材の群れがいる」「当てずっぽうで進んだ先がグルメスポット」「偶然の出来事で広く知られている調理法より美味く作れる調理法を発見する」「なんとなく垂らした釣り糸の先に超繊細な高級魚の巣」等とんでもない現象が起こる事があるため、高い技量と食運を併せ持ったコックは数多の美食屋に求められる事となる。
そういった事情から料理人は各界で重宝され、中には料理人を拉致してムリヤリ料理を作らせる者もいるほどである。
また、美食屋同様明らかに人間離れした超能力を駆使する者も少なくない。
ココの話によれば、『トリコ』の世界において料理人はもっとも強い影響力を持つ存在であり、一人の名のある料理人が国に誕生することは、油田を発掘したことに等しいという。
かつて世界規模で引き起こった「グルメ戦争」も、料理人の奪い合いから始まった戦争であったという。
主要な料理人
IGO陣営orフリー
- 小松(万能型)
- 節乃(家庭料理)
- のの(家庭料理)
- ライブベアラー(闇料理)
- つらら
- ペン
- ユダ(薬膳)
- ブランチ(怪奇料理)
- ぴぴ(パン)
- ダマラスカイ13世(カレー)
- ルルブー
- すみれ
- モー(鉄板焼き)
- わぶとら(揚げ物)
- 千流(繊細料理)
- タイラン(毒料理)
- コプリ子(ゲテモノ料理)
- トン(ファーストフード)
- クララマン(エスニック)
- 倉影(ラーメン)
- CMゴロン(オリジナル)
- あんよJr.(デザート)
- 三つ目のホリス(串焼き)
- 力也(寿司)
- ダリン
- 零春(中華料理)
- 原ちゃん(おでん)
- マミ(海中料理)
- ゆうじ(ホルモン焼き)
- 蜜郎(ケーキ)
- こゆび
- カマ婆(味噌汁)
- ねり丸(うどん)
- 神笊(蕎麦)
- まくべえ(おにぎり)
- アーン
- モンチー(寿司)
- アタシノ