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ゲゲイシーの編集履歴

2022-01-30 20:55:25 バージョン

ゲゲイシー

げげいしー

ゲゲイシーとは、ゲゲに意識を乗っ取られた状態のステイシーへのファンからの呼称。

「うん...この体も悪くないねぇ...」


「君達に手を貸した事がボッコワウスにバレて、トジテンドでの出世が望めなくなったんだ……。だったら、もうバラシタラのいるトジテンドごと倒しちゃおうかなぁって。だからさ介人、僕を君達の仲間に入れて欲しいんだぁ」


概要

機界戦隊ゼンカイジャーの敵組織・トジテンドの実験兵士の一人であるステイシーが、組織のトップであるボッコワウスの側近(ペット)であるゲゲに、第42カイ!のラストで意識と肉体を乗っ取られた事から、ゲゲに意識を乗っ取られた状態のステイシーへの呼称。

当初はファンからの呼称であったが、第45カイ!のゼンカイ備忘録で早々に公式化した。


なお、ゲゲが自分の意識を乗り移らせたというよりは、『ゲゲ内部にいた何か』がステイシーに乗り移ったと言ったほうが正く、用途に応じて再び通常のゲゲの肉体を利用している。

ゲゲ本体は引き続きトジテンドパレスにおり、ボッコワウスバラシタラとの会話の中で通常のゲゲの一面が顔を見せている。


ステイシー憑依時は決まった拠点を持たず、第45カイ!では憑依した存在がトジテンドパレスでゲゲの肉体操作中に本来のステイシーの人格が仮宿としていたカラオケボックスで目覚めており(他の部屋や店員までいる)、ご丁寧にSTACY THOUGHT(ステイシー・ソー)」なる曲までかかっている。


人物像

初期はゲゲの声がエコーのようにかかった状態だったが、トジテンドから逃走して介人達の前に現れた頃には身体に馴染んだのか、完全にステイシーの声になっている。ただし、口調がゲゲ特有のねっとりした喋り方になっており、やたらと友好的かつ朗らかな態度で接するため、フリントからは「はっきり言って、薄気味悪い」と毛嫌いされている。

普段の突き放すようで、感情をあまり表に出して見せようとはしないステイシーの事を知っている人物(視聴者含む)からすると違和感しかなく、特に第43カイ!では、ニッコニコの笑顔「僕だよ」と出てきていた為に、介人は勿論一部視聴者も「誰だお前!?」状態だったとか。


主人格はゲゲではあるものの、過去の記憶等は脳から自由に引き出せるようであり、ゼンカイジャーとは勿論、ゲゲと面識の無い五色田ヤツデとも一切のボロを出す事なく会話している。


既にトジテンド自体に見切りをつけ始めているのか、本人曰くトジテンド打倒を目的としているらしく、ゼンカイジャーへ協力を持ちかけるなど、相変わらず何を考えているのか分からない不気味な言動が多い。

一方トジテンド側にいるゲゲ本体も本体で、「別の裏切り者がステイシーを逃したのかも」とわざわざボッコワウスに嘯き、激化した内部分裂を更に煽っており、ゲゲの暗躍はゼンカイジャー側とトジテンド側の双方に大きな混乱を齎している。その様はまさにトリックスターである。


その為に介人からは勿論なのだが、ゾックスゴールドツイカー一家からも初見で不審に思われており、キカイノイド組もジュランブルーンは最初から疑っており、当初は信じようとしていたガオーンマジーヌも介人の話を聞くにつれて、やはり段々懐疑的になっていった。


正体及び目的

第45カイ!ではなんとダイオミクジワルドのオミクジパワーを消滅させるという超常の力を発揮。


さすがに通常のステイシーが持たないであろう力を披露したことでゼンカイジャーらに詰め寄られて自身の正体を語る。


ステイシーに取り付いた存在、それは『神』


これまで劇中に登場した様々な並行世界の数々の創生神と呼ぶべき存在であった。


戦闘

トジテンドからの逃走時に、イジルデが没収していたギアトジンガーダークセンタイギア一式を盗み出しており、ステイシーザーへの変身も引き続き可能だが、変身シークエンスがかなり異なっており、ステイシーに比べてより静かで優しい口調と動作で変身する。変身後の名乗りの際のポーズも左手を前に突き出すだけであり、いっそ優雅さすらも感じられる所作である。


戦闘スタイルも異なっており、ステイシーに比べてより積極的にダークセンタイギアでの偽物召喚を行い、どっかの世界を股にかける泥棒のように召喚した偽物を相手と戦わせておいて、自分は後ろからその様子をゆっくり観察するといったスタイルも見せている。


では本人は弱いのかというとそんな事はなく、メンタル力の差なのかゲゲ自身の戦闘センスによるものなのか、むしろ戦闘力はステイシーの頃よりも格段に上がっている。

変身前の状態でもクダック達の一斉掃射を目視で撃ち落とし、ゼンカイジャー達をまとめて一掃する程の戦闘力を持つバラシタラを一人で難なく相手して抑え込み、バラシタラの全身の高火力兵器を全て解放した一斉掃射も、他のゼンカイジャー達やツーカイザーがまとめて吹き飛ばされている中で、一人だけ攻撃を捌ききって「流石は軍隊長だね」と余裕たっぷりに賞賛する程である。


劇中での活躍

第43カイ!

ムカイカゼワルドとの戦闘で苦戦するゼンカイジャー達の前に突如出現。キョウリュウレッドカーニバルの偽物を召喚して、ムカイカゼワルドを撃退してゼンカイジャーを助け、自身がトジテンドでは出世はもう望め無くなった上に追われる身になった事を説明し、バラシタラごとトジテンドを倒す為にゼンカイジャーの仲間になりたいという旨を伝える。

そして、ムカイカゼワルドの向かい風に苦しむ介人達を尻目にカラフルに向かい、ヤツデから歓迎されるが、介人の連絡を受けたゾックス達に連れ出されて、本当に本物のステイシーなのかと疑問を持たれて詰問される(ステイシーとの直接的な関わりが薄かったフリントカッタナーリッキーの双子からすらも違和感を持たれていた)。


しかし、そこをステイシーの粛清の為にバラシタラ率いるムカイカゼワルドとクダックの部隊に襲撃され、それをゾックスと共に迎え撃ち、クダックを蹴散らしてバラシタラと交戦。スーパーシンケンレッドの偽物を召喚して、ステイシー打倒という自らが楽しみが増えた事に喜ぶバラシタラを呆れ気味にあしらい、バラシタラの一斉掃射攻撃も難なく捌いて彼が撤退するのを見送った。


その後は、ムカイカゼワルドを打倒して戦いが終わった後に改めて共闘を持ちかけたが、ステイシーらしからぬ言動の数々(ライバルである介人への風当たりが無さ過ぎるフランクな態度、嫌悪している筈の父・バラシタラへの敵意の無さ等々)から、最終的に介人にステイシーでは無いという事に確信を持たれてしまい、共闘を断られた上にジュラン達から何者なのか追及されたものの、それには答えずにあくまで目的は同じな事を改めて強調し、さらにゾックスに対して「次は手土産でも持ってこよう」と意味深に告げると、月夜に向かって飛び去って行った。


第44カイ!

トジテンドパレスにて久しぶりの甘言でボッコワウスからトジルギアの使用許可を得た事で、SDトジルギアを確保、製造し送り込んだSDワルドのSDスパークでジュランらキカイノイドメンバーやんギアダリンガーがSD化した事で戦力が大幅ダウンし、一時撤退したゾックスとゼンカイジャーの前に出現。


「僕からの手土産はどうだい?」


自身がSDワルドを作ったことを明かすが、なぜ彼がSDトピアのことを知っていたかを問い詰められるとゴールドツイカー一家の事情からSDトジルギアを求めていたと推理したことを話し、去っていく。


その後ダイSDワルドが倒され、SDトピアが並行世界へと解放された事でゴールドツイカー一家がカッタナー、リッキー達の呪いを解くべくSDトピアに向かったのを見届けると、SDトジルギアと共にボッコワウスへ探し当てさせていた海賊トジルギアを宙へ放り投げてギアトジンガーで破壊。

海賊トピアを並行世界へ開放した上で「バイバイ、界賊クン...あるべき場所へお帰り」と呟くのだった。


第45カイ!

ステイシーが一時正気を取り戻すシーンがあったが、その後再び意識を乗っ取られ、遭遇したキカイノイドたちを、ゲゲがトジテンドパレスで設定をいじっておいた並行世界間ゲートを通じて「あるべき場所へお帰り」と呟きつつキカイトピアへ送り返していた。


そして、現れたダイオミクジワルドに苦戦するゼンカイジャーに対し、オミクジパワーを全て吸い取って世界を元に戻すことで支援。オミクジパワーはオミクジの形に変わり、握り潰すと白い粉になって溢れ落ち、クダイテストが撃破され排出されたトジルギアはブランクになっていた。

つまり、オミクジトピアはトジルギアから解放されることなく消滅させられたと思われる。




そして戦闘終了後、介人たちに対しカミングアウトする。


「白状するしかないか。実は僕……全ての世界を作った神様なんだよね」



関連タグ

機界戦隊ゼンカイジャー トジテンド

ゲゲ ステイシー


敵の敵は味方⇒現状での立ち位置

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