ホークモン
ほーくもん
データ
古代に栄えた古代種の末裔であるデジモンの一体で、翼から爪の生えた猛禽類のような姿をしている。
性格は礼儀正しく冷静沈着だとされており、敵に対しては頭の羽飾りを飛ばす「フェザースラッシュ」と嘴で貫く「ビークペッカー」で攻撃する。
デジモンアドベンチャー02での活躍
CV:遠近孝一
愛情のデジメンタルの下から現れた井ノ上京のパートナーデジモン。
第2話から登場。
和食や時代劇など、和風なものが好き。特に、食べ物ではかんぴょう巻きや火田伊織の母が作るおはぎが好物。
性格は思慮深く、態度も紳士的だが、たまにテンションが高く、自信過剰とも取れる面も見せる。
京のことは「京さん」とさん付けで呼んでいる…が、アーマー体に進化すると敬語が取れてしまい、シュリモンだと時代劇がかった口調に、リンクモンだとクールなイケボに変化する。
歴代の選ばれしデジモンの中で初めて、パートナーと性別(厳密に言えば生物学的な性別はないが、ジェンダー〔社会的、文化的性別〕としてのもの)が異なっている(ただし、声優陣による主題歌カバーでは分類上は女性組になっている)。
放送前の設定では京と違って機械に弱いとあったが本編中にそのような描写はない。
物語序盤ではホルスモン、シュリモンのアーマー体に進化していたが、中盤からアクィラモンへの進化を獲得し、テイルモンとジョグレス進化を行うことでシルフィーモンにも進化した。。(ドラマCD版では大輔の友情のデジメンタルを借りてリンクモンに進化)。
デジモンゴーストゲームでの活躍
第18話に登場。
羽飾りがピンと立ち02同様敬語で話すのと、倒れ気味で砕けた口調の2体がおり、それぞれ人間界にてカズマという人間の少年と友達になったが、そのカズマがピーターモンに誘拐されてしまい、クロックモンの話を聞いて宙達に助けを求めてきた。
自分達もピーターモンに拐われてしまうが、寝たフリをしてピーターモンの洗脳から密かに逃れ、他のデジモンと比べて幼いので自ら囮に「ネバーエヴァーランド」に潜入したガンマモンや、遅れてやって来た宙達と合流。
その後、ピーターモンが放つ「トゥインクルシュート」からカズマを助けたいと願った事で、オルカモンに通常進化し、カズマやピーターモンに操られた子供達を救った。
進化ルート
D3では最終進化としてヴァルキリモンが据えられている為、02のホークモンの最終進化系も設定上はヴァルキリモンであると推測される。シルフィーモンの進化系としては違和感のないデザインである為、その後の作品でもほぼ一貫してホークモンの究極体という扱いを受けている。
カードゲームやデジライズではデュナスモンにも進化しうるという中々の高待遇を受けている(新デジカではスーツェーモンにも進化できるように…)。
一方で、ジョグレス進化を介さない単体進化としてはユニモンの最終進化系であったグリフォモンが選出される事も(Dα-105)。アーマー体のホルスモン自体がグリフォンのような姿だった点(タイプも獣型)や、ヒポグリフォモンの猛禽類としての要素をアクィラモンが持っている事もあってそこまで違和感はない上にデジモンカードゲームαではグリフォモンの進化元の一つがシルフィーモンであった(Dα-120)。
所属もウィンドガーディアンズで一貫している他、カードゲームではホークモン系はヒポグリフォモンらと同じデータ種という扱いになっていたという繋がりもある。実際に『ペンデュラムZ4.0 WIND GUARDIANS』でもアクィラモンの完全体であった(テイルモンとのもう一つのジョグレス体という扱いである。そもそもモデルのグリフォン系がネコ科と猛禽類の組み合わせである)。
ブイモンやワームモン同様に02のパートナーデジモンの中では進化ルートが整っている方だと言える(ここまで来ると進化ルートでよく議論の的になるアルマジモンの不遇さが目立つ…)。
単体進化
ジョグレス進化
クロスモンルート(Z4.0 WIND GUARDIANS)
(※)組み合わせはアクィラモン+フリー種orワクチン種
オニスモンルート(Z4.0 WIND GUARDIANS)
(※)ヒポグリフォモンにジョグレスしたデジモンの組み合わせで究極体が変化する。ワクチン種ではシェンウーモン、データ種ではエンシェントトロイアモン、ウィルス種ではスーツェーモン、フリー種ではエンシェントトロイアモンとなる。