概要
レベル | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 妖精型 |
属性 | データ |
必殺技 | スナイプスティング、トゥインクルシュート、ミッドナイトファンタジア |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
自由に空を舞う少年の姿をしたデジモン。進化することを拒む若く幼いデジモンに「子供だけの国を造ろう」と誘惑して、自らが築き上げた子供の世界「ネバーエヴァーランド」へ誘う。
天真爛漫で無邪気な性格といわれるが、そこには無垢だからこその残虐さが潜んでいる。特に約束を破ったデジモンは「成敗ゴッコ」と称して容赦なく討ち倒してしまう。
ピーターモンの剣の扱いは一流で腰のナイフを巧に操り敵を成敗する。一撃一撃が的確に急所を突いてくる見事な剣捌き『スナイプスティング』や投擲すれば命中するまで敵を追尾する『トゥインクルシュート』で嘲笑いつつ執拗に追い回す。
またピーターモンの軽やかな口笛の旋律『ミッドナイトファンタジア』は近くで眠っている幼いデジモンを眠ったまま自由に操ることができる。
アニメでの活躍
「子供は子供のままでいないとねぇ…」
「約束を破ろうとする子は…成敗ゴッコだ!!」
CV:野島健児
第18話に登場。デジモンアニメシリーズでは今作が初登場となる。 ただし、仲間関係にあるティンカーモンとは登場していない。
夜に子供達や成長期デジモンを連続で誘拐し、「ネバーエヴァーランド」へ連れ去っていた。さらに、寝ている相手に口笛を吹くことで記憶を操作することができ、この能力で子供達の関係者に最初からその子供が存在していないと記憶改竄も行い、足が付かないようにしている。(ただし、記憶を消されてもその人物の所有物や写っている写真等は消えず、存在していた居た痕跡は残る)
また浮遊している為か、ジェリーモン曰く「2階で寝ている子供が狙われる傾向がある」らしい。
子供に対しては優しい口調だが、"自分の理想"から外れた者には口が悪くなり、容赦なく殺意を向けたりと設定通りの残忍な本性が見え隠れしている。
特に大人を「頭が堅い」「嘘つき」「約束をすぐ破る」と病的に嫌っており、成長したいと願った者は容赦なく成敗する。それは、デジモンの成長段階を引き上げる進化も例外ではない。
子供か大人かを臭いで判断しており、身を隠しても臭いで直ぐに嗅ぎつけるほど鼻がよく利く。
彼の管理している「ネバーエヴァーランド」へは外側と中側から合言葉を言わなければ入口が開かず、外側だけで合言葉を言っても入口が開くことはない。
ホークモンに依頼され夜に誘拐事件の捜査に出た宙達と遭遇するが、ホークモン達を連れ「ネバーエヴァーランド」へ逃げ込んでしまう。
さらには寝ている間に証拠隠滅を図ろうと夜な夜な記憶操作を行うが、録画された動画やメモといった確固たる証拠が残っていた事で朧げながら宙達は記憶を取り戻し、「寝ていなければ記憶操作は発動しないこと」、「外側と中側から合言葉を言えばピーターモン以外でも入口を開ける」という特性を利用し、精神年齢が比較的幼いガンマモンを囮に忍び込ませ、合言葉を言ってもらうことでピーターモンがいない間に「ネバーエヴァーランド」へ侵入する。
しかし、すぐさま大人の臭いを感知して帰還。自身の理想の世界に踏み入れた宙達を成敗すべく襲撃し、『ミッドナイトファンタジア』で眠った子供を操り無闇に手が出せないようにするが、友達のカズマを守ると決意したホークモンがオルカモンに進化し子供達を目覚めさせる。
さらにガンマモンがウェズンガンマモンに進化したのを皮切りに、次々と成長期デジモン達が進化。ピーターモンは必死に止めようとするが、これで子供やデジモン達が「大人になる憧れ」を完全に抱いた事で失意、戦意喪失する。
宙から「大人が全員嘘つきな訳ではない」と説得を受けても聞き入れない態度を崩さなかったが、「自分は子供の気持ちを忘れず約束を守る大人になりたい」と宙が決心すると、突如キャプテンフックモンが駆る巨大な海賊船が「ネバーエヴァーランド」を打ち破る。
「大人なのに純粋な子供の臭いがする」とキャプテンフックモンを信じてチャンバラごっこに興じ、宙の約束も信じる事にしたピーターモンは子供達を解放。キャプテンフックモンと共に冒険の旅に出た。
また宙達の記憶も完全に元に戻った様だ。
因みにこの回でピーターモンの意図に反して成長期のデジモンが大量に進化しているのだが、中にはガジモンのように今までメディアでの進化先があまり示されていなかったデジモンもちらほら。
・ホークモン→オルカモン
・カメモン→ガワッパモン(セイバーズ既出)
担当声優の野島氏は本作でデジモンシリーズ初出演となり、デジモンセイバーズでトーマ・H・ノルシュタイン役だった野島裕史氏の実弟でもある。またトーマのパートナーデジモンの中の人はアンゴラモンと同じ。