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アームズ・ドーパントの編集履歴

2022-06-09 13:05:00 バージョン

アームズ・ドーパント

あーむずどーぱんと

アームズ・ドーパントとは、仮面ライダーW第15-16話に登場したドーパントである。

「さあ、俺の名前を当ててみな?」


概要

「武器」の記憶を宿す『アームズ』のガイアメモリの使用者が変身するドーパント。名前通り、全身の武装により高い戦闘能力を発揮する。

メモリのイニシャルはナイフと小銃をAの字型に組み合わせたもの。


外見

真っ赤な人型の素体に、黒鉄色の様々な装備をまとった姿をしている。赤い頭部を覆う透明な大型風防が特徴的。

右手に持つ盾を兼ねた巨大な剣『シールドソード』を得物とするほか、腕を機関銃などの様々な武器に変形させ、オールレンジでの完璧な攻守を誇る。機関銃からは特殊な液体金属を発射して、ダブルドライバーのソウルサイドを固めてダブルへの変身を阻害した事も。

劇中では使用されなかったが、この他にも腰に下げられた大量のハンドガン、左肩のスローイングナイフ、右脛に備えるナイフや両拳のナックルダスター……などなど、あらゆる箇所に武器を仕込んでいるのが確認できる。


やった事や台詞まわしから、ある漫画のキャラクターに似ているという声もあるとか。


活躍

第15話~16話のエピソード『Fの残光』でのメインヴィラン。

バイクを駆ってあちこちで強盗や押し込みを働き、その際自らを「仮面ライダー」と名乗ることで仮面ライダーダブルに罪を被せていた。

この当時、風都にはまだ「仮面ライダー」の名が広がり始めたばかり。その具体的な外見や容姿など、詳細な人物像を知らぬ風都の住民には「鉄仮面でバイクに乗っている」という見た目から容易に仮面ライダーだと誤認されてしまう。

彼の被害にあった銀行員、麻生冬美から「あの仮面ライダーを捕まえてほしい」と依頼された翔太郎は「街から贈られた『仮面ライダー』の名前を汚された」という個人的な理由からも、彼の打倒を決意する。








ネタバレ注意!








演、CV:西興一朗


その正体はかつて風都を騒がせた怪盗『ツインローズ』の1人、倉田剣児

ガイアメモリを手に入れる前は予告状を送り、一滴の血も流す事無く仕事を遂行するのがモットーという矜持のある怪盗であったが、メモリの毒素により精神が汚染されてしまった結果、目的のためなら卑劣な手段も辞さない外道に成り果ててしまった。

麻生の正体は「ツインローズ」のもう片割れであり、彼が道を踏み外した事を知って翔太郎に依頼をしてきていたのだった。








さらに実はミュージアムの園咲冴子とも裏で通じており、仮面ライダーを名乗って暴れていたのは本物の仮面ライダーを誘い出し、その変身者の片割れであるフィリップを組織に連れ戻すのが目的だった。

まんまとダブルを地下駐車場まで誘き出した後、潜ませていた無数のマスカレイド・ドーパントと共に返り討ちにし、変身解除に追い込み翔太郎達を捕縛してしまう。


その後は廃工場に立て籠もり、人質にとった翔太郎亜樹子を悪趣味な仕掛けで串刺しにしようと目論んだが、救援に現れたファングメモリに翔太郎を救出された上、フィリップが変身したファングジョーカーに配下のマスカレイド達を一掃されてしまう。

苦しまぎれに暴走状態のファングジョーカー相手に亜樹子を盾にしようとするが、ギリギリのところで翔太郎がフィリップを精神世界から助け出し、暴走を制御されたことで失敗。復活したWの猛攻にもはや手も足も出なくなり、逃げようと背を向けたところを最期は『ファングストライザー』でメモリブレイクされた。

その後、倉田と麻生は「ツインローズ」として警察に出頭。人生をやり直すことを誓うのだった。




また、『MOVIE大戦アルティメイタム』ではアンダーワールドの怪人として登場したが、この面構えに加え、ゴテゴテした装甲車で何もない荒野を仮面ライダー相手に暴れ回る様は完全にアレであった。最後は仮面ライダーアクセル羽交い絞めにされた所をヒートトリガーに滅多打ちにされ、ガードベント同然の扱いを受けて爆死した。


風都探偵にも登場。照井竜が追っていた、ガイアメモリ流通組織「ORIGIN」の末端の一人が仲間を逃がすために変身したが、歴戦の戦士である仮面ライダーアクセルに敵うはずもなく、ほぼ一方的に完封されて上空に投げられ、最後はアクセルグランツァーでメモリブレイクされ逮捕された。



余談

2000年代の最後に登場したライダー怪人にして、2010年代の最初に撃破されたライダー怪人でもある。


声と人間態を演じた西興一朗氏は爆竜戦隊アバレンジャー伯亜凌駕/アバレッド役でも知られており、アバレンジャーに登場する巨大ロボ・アバレンオーも両腕を様々な武器に付け替えて戦うといった共通点がある。


尚、前後編のエピソードであるにも関わらず年跨ぎでの放送となってしまい子供達が悶々とした気持ちで年を越す事になってしまったと思われ、これ以降『ドライブ』まではこうした構成のエピソードを年跨ぎで放送する事をしていない(そのドライブも、前編時点で新ライダーを登場させている)。



関連タグ

仮面ライダーW ドーパント 仮面ライダー 怪盗

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