「CAST OFF!」
「CHANGE SCORPION!!」
概要
8つの脚「サソードステップ」は800kmの走行力を有し、ハサミの「サソードクロウ」は150mmの鉄板を貫く。刀剣型ツール「サソードヤイバー」にセットすることで仮面ライダーサソードへの変身が行われる。
ワームや危機を感知すると資格者神代剣の元に現れる。マスクドライダー計画初期に開発された5種類のゼクターで唯一飛行能力がないため、穴を掘って出現することが多い。
配色は銀と黒の割合が殆どで、紫の部分は尻尾の先端のみである。
サソードヤイバー
サソードゼクターをセットすることで仮面ライダーサソードへと変身することのできる、剣型の変身デバイス。変身後はそのままサソードの武装として機能する。
神代自体は西洋の剣を使っているが、デバイスはどう見ても刀モチーフ(まぁ刀剣と纏めておけば問題ないが)。
剣そのものは平成ライダーを通してよく登場するアイテムだが、変身デバイスのモチーフとしては珍しく、平成ライダーの中では剣を変身デバイスとするライダーはサソードのみである。
パーフェクトモード
パーフェクトゼクターに合体することで体色が変化した状態。
全体的に紫の面積が増え、尾部にあるサソードニードルの色は黒から銀に変化している。
劇中での活躍
資格者を見限ることこそなかったが、何かと寝取られることに定評のあるゼクターでもある(神代が好戦的なため"出番の多い"のもあるが)。
36話で立川大吾がワーム(厳密にはネイティブ)と知り殺そうとした時は逆にゼクターを奪われてサソードに変身され返り討ちに遭い、サソードの戦闘中にパーフェクトゼクターによって神代の変身が強制解除されハイパーカブトのもとへ行ってしまう事態が発生したのも唯一である(他の2つは既に資格者が不在のザビーと、資格者が元から戦いに乗り気ではないドレイクであったため、少なくとも変身が強制解除された描写はなかった)。
ただし神代自身も金欠を理由にサソード装備一式と金を文字通り天秤にかけ、重量が丁度の金額になったところですべてのゼクターを集めていた天道総司に売却した事がある為、案外どっちもどっちだったりする。
- なお神代がサソード一式を手放したのはディスカビル家に伝わる名剣「ディスカリバー」でワーム殲滅は可能と考えたから(実際サナギ体を数体を倒している)だが、前述したサソード(立川)に折られてしまった(そのディスカリバーも金欠で売却していたため、サソード一式を売却した金で取り戻したものだった)。
- 最終的に天道が「ライダーを止められるのはライダーだけ」と認識を改め返却を決めたので、サソード一式も程なくして神代の手元に戻っている。
ネイティブの蜂起を前にして、ワーム殲滅のために神代が戦死し資格者不在の状態となったため、ネイティブとの最終決戦では実質パーフェクトゼクターのパワーアップアイテムとしてのみの登場となった。
最終決戦ではグリラスワームにマキシマムハイパータイフーンを受け切られ、パーフェクトゼクターが折れたことに伴い停止。その後どうなったのかに関しては不明。
玩具
2006年5月下旬に「変身剣 サソードゼクター」の商品名で発売。商品名こそサソードゼクターだが、音声&発光は同梱されているサソードヤイバーにすべて仕込まれている。
爪のゼクタークロウと尾部のサソードニードルの基軸が可動する。
変身待機状態のヤイバーにセットすることでヤイバーからマスクドフォームの変身音が鳴り、合体状態でサソードニードルをヤイバーに押し込むことでヤイバーのスイッチが押されてライダーフォーム変身音が鳴る。キャストオフ待機音は存在しない。
2回目以降にサソードニードルをヤイバーに押し込むと、ヤイバーから必殺技待機音が鳴る。
2006年11月11日に発売された「合体最終剣DXパーフェクトゼクター」には、リカラー版であるサソードゼクター(パーフェクトモード)が付属し、パーフェクトゼクターにセット可能。ヤイバーは付属しないがオリジナル版と同様にセットできる。
オリジナル版と比べると銀塗装の面積が減少したほか、成型色がテカテカな紫になっているため安っぽく見える。
余談
- 実は劇中で一度も人間が変身に使っていないゼクターだったりする。
- また昆虫モチーフではないゼクターもサソードのみ。
関連タグ
仮面ライダーカブト ゼクター ZECT マスクドライダーシステム マスクドライダー計画
スコーピオンバイスタンプ:数少ないサソリ由来のライダーアイテム。
4号ライダー変身アイテム
変身鬼弦 音枷←サソードヤイバー&サソードゼクター→キバットバットⅡ世
4号ライダー使用武器
音撃真弦 烈斬←サソードヤイバー&サソードゼクター→ハーメルケイン