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東京メトロ7000系の編集履歴

2022-08-19 10:23:17 バージョン

東京メトロ7000系

とうきょうめとろななせんけい

東京メトロ7000系とは、東京メトロが2022年まで保有していた通勤電車である。

概要

【HD営団02】営団三兄弟の次男【7000系】東京メトロ 有楽町線

1974年の東京メトロ有楽町線の開業に備えて製造された。登場当初は5両編成であったが、車両検査は千代田線用の東京メトロ6000系と同じ綾瀬工場(当時)で行うことにしたため、車体や台車などは6000系とほぼ同仕様とした。この結果、6000系の「姉妹車両」としての位置づけとなっている。1983年の有楽町線成増延伸開業の時に10両編成化を実施。その後の延伸開業や輸送力増強により1989年までに10両編成34本が出揃った。


改造(1990年代まで)

第27編成までは非冷房で登場した。1988年~94年度にかけ冷房化工事を実施。

また、1994年からは車体の大規模改修、のち1997年から一部編成に対して制御装置を自動可変界磁制御(AVFチョッパ制御)からVVVFインバータ制御へ変更する工事を実施。


改造(2000年代以降)

2008年開業の副都心線の運用に当形式も使用することになり、一部編成に対して副都心線対応改造(ワンマン運転対応化・ATO装置追加など)が行われた。改造編成については塗装を以前の「ゴールド」帯から、「ブラウン・ゴールド・ホワイト」帯に変更している。


第01,02,04,05,10,18編成については10両固定編成のままとしたが、

第03,09,13,15,16,19,20,27~34編成については、副都心線の「8両編成の各駅停車」運用に備えて8両編成へ編成短縮を行った。編成から抜かれた2両は廃車になった。


廃車・引退

  • 副都心線対応改造がなされず、自動可変界磁制御のままの編成については、10000系によって置き換えられ廃車・除籍となった。このうち一部は海外譲渡となり、インドネシアジャカルタ都市圏の鉄道「PT Kereta Commuter Indonesia」にて活躍している。
  • 先述の編成短縮による廃車もありながら残存したVVVFインバータ制御の編成についても、2020年度より投入の17000系によって置き換えられる。
  • 2022年4月18日、最後まで残っていた7134Fが運用を離脱。これをもって7000系は営業運転を終了した。なお混雑やトラブルを防ぐ観点から、事前告知やイベントは行われなかった。


現在は

副都心線対応工事を施工された編成は全車運用を離脱、廃車解体の為新木場から陸送されている。

01Fのみ新木場車両基地で6102Fと共に動態保存、新木場研修センターの訓練車として使用されている。10号車の先頭の一部のみ黄帯に戻され、営団マークを装着した状態となっている。また営団時代の方向幕も残されている模様で、一時的にそちらへ換装されていたこともある。

KRLジャボタベックに譲渡された編成については、21Fが2013年に踏切事故の該当となり先頭1両が全焼した為全車廃車となっている。また17Fも故障が相次いだ為廃車、部品取りとなっている。現在は22Fと23Fの2本が運用されている。

チョッパ制御の部品が少ない為あちらの7000系の寿命も長くはないだろう…。


かつての運用

10両固定編成

有楽町線・副都心線の10両編成運用は一体となっているうえ、相互直通運転の区間もあるため、運用区間はかなり広くなっている。以下の区間は定期列車の場合。


8両固定編成

原則8両編成は有楽町線運用には使われない。副都心線の各駅停車をメインに活躍。


関連タグ

東京メトロ東京地下鉄 営団地下鉄帝都高速度交通営団 Fライナー

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