「相変わらず勝手だなぁ。人の物を、横取りとは…」
CV:金城大和
スーツアクター:蔦宗正人
変身者
・豪徳寺武
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダー。英語表記は「SHIROWE」。
仮面ライダーシローコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身、レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
仮面ライダーダパーンとは耳以外が全く同じ形状をしているという、非常に珍しい関係にある。このようなケースとしては、対になるセットの存在である、複数の同型色違いライダーが存在するといったケースの他には、出番を終えたライダーのリデコというケースが該当する。
カラーリングも基本的にはダパーンと同一で、耳、額のシグナル、右目の周りの色が異なっている。
演じる金城氏は「伝説残すため、光速の速さで1年間頑張りたいと思います!」とのメッセージを披露。
そして公開された第1話、実際に伝説を残すこととなった。
この鮮烈すぎる活躍について、放送後に金城氏は「ライダーシリーズ屈指のスピード戦士の誕生とスピードの向こう側をご堪能いただけましたか?」と皮肉の効いたコメントをしている。
正式に仮面ライダー扱いされて変身や戦闘が存在しているテレビ本編ライダーとしては、おそらく最速伝説である。
ただし、ギーツ1話は「前回大会の最終決戦」という非常に珍しいケースであり、1話以前の長い戦いの中で最上位クラスで戦い抜いていたことから、本編に描かれていないだけで活動期間や実力は過去のスピード戦士とは大きく事情が異なる。
事実本作には、描写外で退場しているモブ仮面ライダーが星の数ほどいる事が仄めかされている。
スペック
身長 | 209.2cm |
---|---|
体重 | 86.3kg |
パンチ力 | 1.2t |
キック力 | 3.4t |
ジャンプ力 | ひと跳び4.2m |
走力 | 100mを8.4秒 |
外見
シロクマモチーフのライダーで、頭部は着ぐるみの被り物のようになっている。複眼は右目が丸で、左目が星型。
形態
エントリーフォーム
『ENTRY』
デザイアドライバーと仮面ライダーシローコアIDで変身する素体。
メイン4ライダーと違い特殊な装飾は見受けられない。
単体変身
『ARMED ARROW』
デザイアドライバーにアローレイズバックルをセットして変身する基本形態。
同時期にトップ争いをしていたギーツとバッファは大型バックルを用いているため、スペックが劣る武器だけで立ち回って1位を保持していた実力の高さがうかがえる。
使用アイテム
変身に使用。
強化、必殺技に使用。
レイズバックルの携帯に使用。
余談
- 名前の由来は「シロクマ」のもじり。
- (場所さえ良ければ)いかにも彼にぴったりなレイズバックルを使用した形態があったのだが、使われることはないままシローは退場してしまった。
- シロクマモチーフだが氷属性ではない。
- スーツアクターの蔦宗氏は『機界戦隊ゼンカイジャー』以前で数々の戦隊怪人や戦隊ヒーローを演した戦隊シリーズの常連であり、今回が初のライダー役である。
- マスクはダパーンへ改造された…というより、シローのマスクは最初からダパーンに改造する事を前提として作られていると思われる。
- 何故かメインビジュアルに映っていない。早期退場したから描かれていないというわけではなさそうだが、理由は不明。もしかすると当初は登場予定がなかったのかもしれない。
関連タグ
仮面ライダー一覧 令和ライダー サブライダー おっさんライダー 声優ライダー
- 仮面ライダーダパーン:色違いのマスクだが関係性は不明。
- 仮面ライダーV3、仮面ライダーG4、仮面ライダー幽汽:こちらは変身前が「シロー」。
- ポーラベアーファンガイア:シロクマモチーフだが氷属性でない特撮キャラ。こちらはライダー怪人。
- 凍鬼、セイシロギンコンボ、フリージングベアー:歴代のホッキョクグマモチーフライダー。
- 仮面ライダー黒影、仮面ライダースラッシュ:こちらも初期から登場するライダーにも関わらずメインビジュアルにいなかった。
- 仮面ライダーザモナス:演者が上記の戦隊の同僚。なお、シローが使用していたアームドアローはこのライダーの武器のリデコである。
- 仮面ライダー滅:技能と弓武器だけで格上相手に互角に戦い続けた仮面ライダー。
- 仮面ライダー雷:登場して即退場になった仮面ライダー繋がり。ただし、こちらは復活している。
- キョウリュウブルー:演者が同じ特撮ヒーロー。奇しくもパートナーが北極在住。
- ジャグド:第1話で登場してすぐに戦死した特撮キャラ繋がり。こちらは敵幹部。