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DirectAttackの編集履歴

2022-09-12 01:08:41 バージョン

DirectAttack

だいれくとあたっく

アニメ『リコリス・リコイル』に登場する非公然の政府組織。
  1. 英訳で『直接攻撃』を意味する。→ダイレクトアタック
  2. アニメ『リコリス・リコイル』に登場する架空の非公然組織。本項で解説する。

概要

通称『DA』

リコリス・リコイル』の世界の日本における、警察公安とは異なる独立治安維持組織。

犯罪者犯罪を行おうとする人物をリコリスによって秘密裏に抹殺することで治安を維持しており、政府と協力関係にありながら指揮下に置かれず強い特権を有しているなど謎が多い。


当然、その存在は世間一般には非公開とされ、戦闘任務で生じた被害は表向きは事故として処理されており、決して大衆に情報が漏れないよう徹底的な情報統制を敷いている。

この組織によって殺人テロのような凶悪犯罪が未然に防がれているのは事実ではあるのだが、その胡散臭い体制をよく思わない者もいる。


作品の主な舞台となる喫茶リコリコはDAの支部であるが、DAを自称することは少なく、作中人物が「DA」と呼ぶ場合は基本的に関東本部・東京支部を指していることが多い。


メンバー

本部


喫茶リコリコ


沿革

明治政府の樹立以前に秘密裏に結成された影の組織『八咫烏』を前身としており、第6話でロボ太が集めた資料のなかに「裏帝(りてい)」という文字があることから、少なくとも明治から令和の5つの時代にかけて日本を陰から守ってきたことがうかがえる。

また、同資料には『八咫烏』の下に「金鵄(きんし)」と総称される3つの部署『鴉』『雅』『鵶』があることや、『鴉』が男系暗殺部隊の『君影草』、『雅』が女系暗殺部隊の『彼岸花』、『鵶』が影武者部隊の『花葵』を指揮下に置いていること、そして各部隊ごとに「大烏(おおからす)」と呼ばれる3名のトップが配されていることなどが記されている。


令和になった現在では、『八咫烏』は『DA』と名前を変え、男系暗殺部隊の『君影草』は『リリベル』、女系暗殺部隊の『彼岸花』は『リコリス』とそれぞれ呼ばれるようになっている。なお、影武者部隊の『花葵』が現在どのようになっているかについては明らかになっていない。


関連用語・組織

DAの実行部隊にしてエージェント。幼少期から訓練された10代の少女である。


  • DA関東本部・東京支部

山梨県の富士山の麓にあると思われる施設。国有地に存在するところからも、政府との協力関係がうかがえる。

厳重なセキュリティに守られており、監視カメラやゲートが何重にも張り巡らされ、熱源映像装置で車に乗る千束がシルエットで映し出されていた。また、施設の入り口にも手荷物検査装置や顔認証システムなどが設置されている。


大型のモニターと多数のコンソールを備えたオペレーションルームや体力測定にも使う医療棟、屋内射撃場を含む訓練所、リコリスが暮らす寮など多数の棟で形成された複合施設。ラジアータがここにあるのかは第3話時点では不明。

また、広い天井を確保したキルハウス(屋内戦闘訓練場)も建てられており、二階以上には勾配のある突き出たガラスに守られた見学スペースが四方に設けられているほか、天井にはキルハウス全体を見下ろすモニタリングルームもあり、楠木司令がそこから模擬戦闘開始の合図を出していた。


ここの施設の寮はリコリスの憧れの場所で、「特に移転組にとって本店は特別だからな」というフキの台詞からもそれが窺える。

寮の料理人は元宮内庁の料理長で腕は折り紙つきだが、甘味類はかりんとうのみであり、その旨を千束は愚痴っている。(実際に、第3話ではエリカの部屋にそれらしきものが置かれている)


千束たちの職場で、表の顔として喫茶店を営むDAの支部。

だがここのみ明確に気風・スタンスが違い、主力リコリスである千束の信条から徹底した不殺主義を貫く。

組織内における問題児として、島流し先の左遷支部扱いとなっている。


  • ラジアータ

DAにおいてリコリスの作戦をモニターする際に機密性を担っているAI

すべてのインフラの優先権を持ち、幾度となくハッキングやスパイによる攻撃にも耐えた。

第1話で通信障害が発生して本部との連絡が不可能になったが、これはウォールナットによってクラッキングされたことでラジアータがダウンしてしまったためである。しかし、クラッキングされたことは上層部に報告できないため、あくまで技術的トラブルと現場リコリスのスタンドプレーが表向きの作戦失敗の要因とされ、クラッキングの件は秘密裏に処理されている。

AIの名前であるラジアータは、彼岸花の学名『リコリス・ラジアータ』から来ているものと推測される。


  • クリーナー

千束が個人的に利用している民間のもみ消し屋。依頼料は高いらしい。

DAは交戦者はもとより、情報のため捕縛した捕虜も最終的に殺してしまうらしく、その方針を嫌った千束は自腹で独断かつ秘密裏に処理を頼んでいる。


  • セーフハウス

千束が使用している住居。作中に登場したマンションの部屋以外にも3軒所持しているらしい。

ダミーの何もない部屋の下の階が居住スペースになっており、移動用の梯子は回転扉に隠されている。

仕事柄、尾行されて住居がバレてしまった際には、ダミーの部屋で相手を始末しているようで、窓から投げ飛ばして退散させている。


  • リリベル

いわゆる男性版リコリス。『八咫烏』隷下の男系暗殺部隊『君影草』を前身としており、スズランの和製英語に当たる『リリーベル(lily bell)』が由来と思われる。

以前にも何度かセーフハウスに潜り込まれている千束(理由不明)はその活動内容を、たきなはその存在自体を知らずにいたため、リコリスとは明確に別組織扱いである模様。


  • 電波塔事件

10年前、東京を象徴する巨大タワー電波塔がテロリストによって占拠された事件。

当時7歳だったリコリス錦木千束の活躍によりテロリストを無力化し、リコリスのなかでも特に有名な活躍として語り継がれるほどの解決をしたものの、電波塔自体が傾くほどの被害を受けた。

しかし、建物自体の解体はせず『現代日本の平和の象徴』のシンボルとして保存されている。

この事件以来、日本は世界一治安がいい国とされ、作中の駅にあるデジタルサイネージでも8年連続世界1位と治安のよさがアピールされている。

高さ634mの日本でもっとも高い建造物の『延空木』が完成する予定で、このタワーが新たな平和のシンボルになっている。


オープニングアニメではその場面らしき部分が映っており、多くのリコリスが爆発に巻き込まれ、それをミカと楠木が司令室から目撃しているという、リコリスたちの間で伝わっている『錦木千束の単独制圧』という活躍とは異なる裏の事情がある様子がうかがえる。


リコリスが使う武器・装備品

リコリスの大半が使用する拳銃

軽量ながらも大容量のポリマーピストル。操作の簡便さと高い性能により一般市民の護身用から特殊部隊でまで広く愛用されている。

すべてが米国SilencerCo社のOspreyサプレッサーを装着している。

作画の簡略化のためかフレームの形状はGen2モデルに近い。


第10話にて登場。

Ospreyサプレッサーとフォアグリップが装着されている。

銃身を下方に設置した構造と内蔵された反動抑制機構により連続射撃の制御が容易。

.45ACPを使用するモデルが有名だが、リコリスの標準装備がグロック17であることを考えると、こちらもマガジン・弾薬の共有が可能な9mmモデルと思われる。

セレクターが無くストック部分がピストルブレースとなっているため、厳密にはサブマシンガンではなくセミオートのピストルモデルである。


  • ストライクガン

錦木千束が使用する拳銃。

実際のモデルは存在しない架空銃だが、銃器・アクション監修の沢田犬二氏のTwitterアカウントにて、参考にしているエアソフトガンのなかに東京マルイストライクウォーリアが含まれているため、リアサイトの位置からもこれに近いものといえる。

銃口部には、銃口を相手に密着させてもスライドが後退せずに発砲に影響を与えない、いわゆるストライクヘッドが装着されている。

作中でも非致死性弾を装填しているマガジンがシングルスタックであること、発砲音が6回であることから、大口径で装弾数が少ない.45ACP弾を使用するものと思われる。

非致死性の特殊弾は千束がミカに頼んで製作してもらった特注品であり、いくら死なないとはいえ、命中すれば戦闘を継続する意志を喪失するほどの激痛が走る。しかし、その性能の代償として命中精度に悪影響が出ており、確実な命中弾を与えるためには近接戦を要求されてしまう。また弾薬代が高いことを指摘されている。


井ノ上たきなが使用する拳銃。

これも上記と同じ架空の銃で、Ospreyサプレッサーを装着し銀色のスライドが特徴。

作中では第1話でバンに対し30発以上射撃しており、その後のマガジンチェンジにおいてマガジンを収納する学生鞄には1個分の空間があるため、2マガジン使用したと推測して1マガジン15発以上入るモデルがM&Pにはあることから、9mmパラベラム弾を使用すると思われる。

戦闘時基本はサプレッサーを装着した状態で射撃するが、突発的な戦闘や時間が無い状態では装着せずに射撃を行っている。


リコリス全員が担いでいる鞄。

外見上は革製の学生鞄でDAのエンブレムが刻印されており、中身としては拳銃のコンシールドキャリーのためのホルスターとして鞄右側面が開くほか、鞄底部分あるいは鞄左側面を開くことによって収納された予備マガジンを取り出すことができる。また、かぶせ蓋を開くことによって大型の防弾用エアバッグが膨らみ、盾や遮蔽物として利用できる模様だが、現時点ではOP映像のみの登場で劇中で使用されていない。


関連動画

おしえて!『リコリス・リコイル』②:「DA」ってなに?


関連タグ

リコリス・リコイル リコリス(リコリス・リコイル) 喫茶リコリコ

秘密警察 諜報機関

ディストピア 架空の部隊


類似組織



この先ネタバレ注意!













情報統制の実例

  • ガス爆発事故

第1話の冒頭に登場した、銃取引現場を押さえるための作戦。

現場の暴走により取引関係者は全員死亡、被害範囲が拡大してしまったため、ガス爆発として処理された。


  • 北押上駅脱線事故

実際にはテロリストによるテロに対する迎撃作戦。

テロリストとの戦闘により駅構内に壊滅的被害が発生したため、無人回送車両の脱線事故として隠蔽された。


  • 児童ポルノ禁止法違反

ラジアータに対してサイバー攻撃が行われたが被害無し。

警察との連携により犯人は速やかに拘束、児ポ法違反の名目で連行された。

DAの能力の高さを窺わせる事案である。


  • 押上警察署襲撃事件

上述したテロリストが主導した襲撃事件。

重武装の集団により人的、物的両面で多大な被害が出たが、暴力団員3名によるものとして処理された。

逮捕された暴力団員が実在するかは不明。役者か合成映像かもしれない。

一般人(警官)に被害が出てしまったため、事件そのものを無かったことにはできなかった模様。

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