桜小路きな子
さくらこうじきなこ
プロフィール
概要
『ラブライブ!スーパースター!!』に登場するキャラクター。2期から登場するかのん達の後輩。
口癖となる語尾は「…っす。」一人称は名前の「きな子」。パニックに陥ると「はにゃ!」という悲鳴を上げることがある…が、同じチャンネルの番組に出てくる埴輪との関連は不明。
1話では東京で道に迷っており、方向音痴のように見られることもあるが、単に東京の地理に慣れていないだけの可能性もある。
運動が苦手で勉強も普通な彼女が、かのん達先輩スクールアイドルのキラキラした姿に憧れてスクールアイドル部の門を叩く。
入部直後は練習のレベルの高さに悩みながらも、それに食らいついていこうとする根気も持っている。
6話の一年生合宿回では、北海道でペンションを経営しているきな子の実家が登場する。
ちなみにお風呂は昔ながらのドラム缶式である。(ここ重要)その合宿の過程で同伴していた夏美と向き合い本音をぶつけ合っていた。
地方出身者らしく性格は純朴だが、場の空気を読んで発言することができず、思ったとおりのことをそのまま口に出して、相手をイラつかせることがある。
アニメ2期
第1話
上京して早々道に迷った上、東京の暑さに音を上げる。
迷い込んだ春休みの結ヶ丘で、練習中のLiella!の歌声に引かれて屋上へ。
入部希望者と勘違いされて二年生に詰め寄られる。
東京は初めてかと聞かれ、「んな訳ねっす、東京は庭!庭っすよ!」「さんざん検索したっすし…」「あぁ、ヒルズ族っすよね、ヒルズ族、ヒルズ族…」と根拠不明な言い訳を重ねて誤魔化そうとした。
誤解が解けてかのんに家まで案内してもらうことに。これまで新設校で後輩がいなかったかのんのことを「かのん先輩」と呼んで悶絶狂喜させ、「変わった人っすね」と正直な感想を述べた。
喫茶店でかのんからスクールアイドルの話を聞き、夜にスマホでStarlight Prologueの動画に見入る。
卒業アルバムの写真(少し太ましい)を見ながら「私がアイドル…」と呟いた。
入学式の日、動画撮影中の夏美に出会い、名刺をもらう。
メイからLiella!が優勝候補で、結ヶ丘のスターであることを聞く。
夜に街中のモニターでStarlight Prologueを見ていると、通りかかったかのんに声をかけられる。
自分も最初は何もできなかったが、みんながいたからここまで成長できた、これから先の景色はきな子ちゃんと見られたらすごい幸せ、と熱い勧誘。
翌日の放課後、行くかどうか迷い、居合わせた夏美に相談。
「向いてないことを頑張っても駄目だが、やってもないのに向いてるかは分からない」と言われて心が揺らいでいると、忍び寄った四季のメカで足を連結され、屋上に放り込まれる。
『Welcome to 僕らのセカイ』のライブを見て、「なんじゃこりゃー!」と絶叫。
(この言葉はサンシャイン1期1話で、千歌が梨子にスクールアイドルを教えた際の表現と同じである)
可可に抱き締められ、かのんに「ようこそLiellaへ!」と手を差し出された。
第2話
ダンス練習についていけず、運動音痴であることが判明する。
去年は同じ状況だった可可から練習メニューを受け取り、早朝から練習。
四季に頼まれてメイを勧誘するが断られる。
バテている姿を見た他の一年生に、やはり厳しいのかと敬遠される羽目に。
一年生がきな子一人では可哀想だからと、目標と練習レベルを下げる先輩たち。
複雑なきな子だが、メイに「やりたいと思ったことを信じてみろよ。周りの声なんて気にするな」と発破をかけられる。
決意したきな子は、目標を優勝に戻してほしい、本気でやれば皆にも素晴らしさがきっと伝わると先輩たちに進言。
後輩に教えられた二年生たちは、円陣にきな子を招き入れるのだった。
第3話
代々木フェスできな子の初陣となるが、描写もないままウィーンに敗北。
ライブ後の本人の謝罪と、先輩の慰めの台詞を聞く限り、きな子のレベルが低かったから負けたと思われる。
その後校内で行われた『Go!! リスタート』が、視聴者から見た初ライブになった。
第4話
部長を決める際、「かのんと恋以外では部長の候補はだいぶ限られる」と笑顔で毒舌を発揮。
第6話
一年生を別グループにさせようと画策する夏美に、「きな子が先輩と離れるのは先輩に追いつきたいから、Liella!の力になりたいから」と強く言い返す。
一年生四人で北海道へ行き、きな子の実家で合宿。
山羊の「クロミツ」と会話して特技を披露した。
Starlight Prologueの動画を見せる夏美に、これを越えるのが夢だと話す。
夏美の夢は? と尋ねるが、「別にない。強いて言えば老後のためのお金稼ぎ」と言われ、笑顔が消える。
すみれの妄想内で悪い顔をする一年生の中で、「っす」しか言わないきな子(後の生放送で、「すみれもきな子の悪行は何も浮かばなかったのでは?」と言われる)。
千砂都にハードルを上げられ落ち込むが、夏美に活を入れられる。
その夜のお風呂でお礼を言い、目標を持っている夏美はすごいと言うきな子。
が、自分には何もない、マニーを稼ぐしかないと夏美に返されて絶句。
戻っててくれと言われ、その場を立ち去った。
第7話
ゲーム趣味がバレた恋に、「ずっと遠い世界の人と思ってた(ので、親しみあるところが見られて嬉しい)」と発言。
第8話
生徒会書記に選ばれ、オープンキャンパスの仕事をこなした。
ランニングの際、後から入った夏美が平気な顔の隣で、一人だけバテていた。
日曜に公園で個別練習していると、かのんから散歩に誘われる。
クレープやイチゴ飴を食べたり、澁谷や原宿を回ったりと、先輩とのデートを楽しんだ。
第9話
すみれが一年生を外すと言い出した際、他の三人が複雑な表情の隣で、一人だけ困り笑いで「ですよね」と返す。
神社ですみれに出場辞退を告げるところで、最初に話し出すのがきな子。
その前のシーンが「きな子は?(どうするつもりか)」とメイに聞かれて終わっているので、一年生たちの行動はきな子が主導したと思われる。
演者
演じる鈴原希実は、澁谷かのん役の伊達さゆりや葉月恋役の青山なぎさと同じく、一般公募オーディションの参加者であり、追加合格という形で採用された。
出身は、きな子と真反対の、九州の南端・宮崎県。
「胸の前で手を合わせる」癖があり、初の生配信で公の場に出て以降、まだキャラクター描写が少なかった頃のきな子のファンアートは、このポーズを取り入れたものが存在した(鈴原もファンミーティングでその点に言及している)。
関連タグ
ラブライブ!関連
ラブライブ!スーパースター!! Liella! Liella!2期生
Saint Snow…北海道を拠点に活動するスクールアイドルグループ。
国木田花丸…特徴的な語尾、運動音痴、タイツ着用、スクールアイドルへのあこがれ、イメージカラー(黄色系統)と、かなり共通点が多い。
西木野真姫・渡辺曜・桜坂しずく…歴代主要グループの4月生まれメンバー達。
東條希…基本的に髪型を二つ結びにしている、主役グループのスクールアイドル繋がり。奇しくも、きな子の演者と名前の読みが同じである。更に、血液型と身長も一緒である。
非・ラブライブ!
保登心愛(ご注文はうさぎですか?)…誕生日が同じ、高校進学を機に田舎の実家を離れ都市部で下宿生活を始め、その直後に偶然喫茶店の娘と知り合った点が共通する。
ナツカワ・ハルキ:口調や口癖、後輩キャラ、メインキャラ繋がり。
露崎まひる(少女☆歌劇レヴュースタァライト)…共に北海道の農村から東京の高校に進学し、性格がおとなしくやや引っ込み思案に見えるが芯の強い点が共通している。
八木野土香(SELECTIONPROJECT)…同じく北海道出身のおっとり系アイドル。
桜井景和(仮面ライダーギーツ)…こちらは就活中の大学生で、同作品に主人公がいるにもかかわらず本編で主人公のような立ち回りにいる点、主人公やパートナーに巻き込まれながらも、みんなを笑顔にしたいという夢を持つ点が共通する。
ヒルズ族…原義的には「六本木ヒルズに居住するセレブ族」の意味だが、意味をよく理解していない地方出身者のきな子は「東京で都会暮らしをする人たち」を全部ひっくるめて「ヒルズ族」と呼んでいる。