玉藻の前(水着)
たまもちゃんさまー
はい?美女かつ水着で何か問題でも?
プロフィール
概要
2016年水着イベント『カルデアサマーメモリー』に登場する玉藻の前の水着版。レアリティは☆5。ランサーなのにキャス狐とはこれ如何に。
なお戦闘画面でのネーミング表記は「タマモちゃんサマー」。
だが、ランサーと言っても槍代わりのビーチパラソルは槍としての使い方からも大分外れており、宝具に至っては殆ど使っていない……というかまさかの一夫多妻去勢拳再臨。「男性特攻」の一文を見て想像がついたプレイヤーも少なくはないと思うが潔過ぎである……
人物
夏と言えば浜辺。浜辺と言えばパラソル。パラソルと言えば頼れるあなたの巫女狐。
是、まさに葦原の国の常識なり……ッッ!
太陽はばくはつだ。
濡れたTシャツと浮き輪を武器にランサー・タマモちゃん、南国にサンシャイーーン!
と、いつものハイテンション良妻願望全快なタマモさん。
ただし今回は周囲が浮かれているため、自身はいつものタマモより優雅、かつハイソ。本人はエレガントなマヌカンのつもりでいるらしい。だが、本心ではやっぱり皆と一緒で遊びつくしたいご様子。
「いつものハイテンション」とはいうが、実際はいつも以上にハイテンション。
そのためか、はたまた真夏の太陽に理性を焼かれたか、いつも以上に自重しない。
自らを(夏の魔物的な意味で)ビーストと称し、公式からは(獲って食う的な意味で)付いたあだ名がタマモシャーク。金毛白面だけに?
ちなみにキャスターではいつかどこかの平行世界で出会う旦那様を想ってかマスターへのアプローチは控えめだったが、こちらでは霊基が変化したからか、はたまたそのハイテンションからかアプローチがかなり激化している。
バレンタインイベントでは、妖怪仲間(?)の舌切り雀のエンマちゃん直伝「超激ヤバ御屠蘇」を利用した『チョコレートドライバー』なるノンアルコール飲料(何も入っていないとは言っていない)をぐだーずに飲ませ、ものの見事に昏倒させている。
そこまでにしておけよ天照。
一人称は「私(わたくし)/こちら/タマモちゃん/(独り言の時は)私(わたし)」など、場面により多数のものを使い分けている。
能力
今回は持てる魔力の全てを肉体強化に使用しており、そのためいつにも増してパワフル。
ただしそのせいで狐の本能的な部分も制御が怪しくなってしまったりしている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | B | C | A | E | A | C |
保有スキル
騎乗(A) | 騎乗の才能。ランサークラスならあって当然のものだが、そのランクがとても高い事に何らかの事件性を感じる。 |
---|---|
陣地作成(A) | 過去のトラウマとは何だったのか。夏の浜辺こそ我が狩猟場と言わんばかりの陣地作成能力。いつでもどこでも日陰を作り、エレガントさを演出する。ビーチパラソルは伊達ではないという事か…… |
神性(A++) | ある神霊の分け御霊……というか分身……というかお忍び……だった筈なのに、夏の陽気にうかれてこの始末である。……どうなんだこの良妻になりたいフォックス。 |
ビーチフラワー(EX) | 海辺でどれだけ衆目を集められるかを表したスキル。夏のタマモは女としての美しさをアピールするものの、隙あらばLOVEトラップ、という態度ではない。夏・浜辺・ビーチパラソルとくれば、それは優雅さをアピールするチャンス。夏の浜辺で普段以上にチャームしておいて、日常に帰った時にはもうメロメロという作戦である。それはさながら、夏の女神と言った所。「いえいえ、実際神ですよワタクシ?」 |
真夏の呪術(A) | 強力な魅惑の力。受けた相手は様々なデメリットを受けるが、同時にやる気が起きてしまうのかチャージゲージが増してしまう。 |
女神変生(B) | 変化スキルの最高位。女神に変生(へんしょう)する。ものすごいバフ祭り。ただし、その後スタン。とある電脳空間ではこのスキルを獲得した聖女がいたらしい。 |
女神変生(天)(A) | 「女神変生(B)」が変化したスキル。詳細不明。 |
常夏日光・日除傘寵愛一神(とこなつにっこう・ひよけがさちょうあいいっしん)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:4~30
- 最大捕捉:1人
「ジャッジメントの時間だぜ☆」
「言い逃れは聞きませんわ ♪ 浮気、移り気、デートに遅刻、狐はまるっとお見通し。いざ受けやがれ、『日除傘寵愛一神(ひよけがさちょうあいいっしん)』!!――見ていてくださいました?マスター♡」
「日除け」は「魔除け」とかけたもの。マスターにつく悪い虫を退治する、という願いが込められている。ある世界では「一夫多妻去勢拳」とも。
ちなみに、宝具使用時に専用のバストアップ・カットが実装された初の宝具。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
若干耐久に寄っているが、HP/ATKの均衡が良好なバランスタイプ。
《Quick:2/Arts:1/Buster:2》とわかりやすくランサー型のカード配分をしている。
どの攻撃も多段ヒットする上、クラススキル「騎乗」と「陣地作成」の恩恵でQuick・Arts共に高性能なので、Braveチェイン一発で結構なNPを稼いでくれる。
ただそのバトルスタイルには、NEOGEOの傘使いの少年剣士の面影がチラつくような……
また、善悪属性が「夏」なので善悪特攻に引っかからないという特徴もある。
スキルは、味方全体の攻撃力UPに男性限定でスター発生UPを付与する「ビーチフラワー(EX)」、敵1体に魅力状態(1ターン行動不能)と呪いと防御ダウンを付与する代わりにチャージを1つ進めてしまう「真夏の呪術(A)」、自身に1ターン無敵&スター集中UP&CT威力UP&回復量UPの代償にターン終了に1ターンスタン状態が発生する「女神変生(B)」と、スキル面がこれでもかとクセだらけ。
しかし、2022年4月のコラボイベント直前キャンペーンにて「女神変生(B)」が「女神変生(天)(A)」に昇格。スタンのデメリットが削除されたばかりかNP獲得(20〜30%)が追加され、ダメ押しにスター発生率アップ&クリティカル威力アップを3ターンに延長と、文句なしの強力スキルへと魔改造された。
宝具は先述の通り。
高レアアーチャーのサーヴァントクラスそのものが男性サーヴァントの巣窟なので、自身の攻撃バフと合わせてこれでもかと特攻が決まる。
弱点はスキルの癖の強さで、「真夏の呪術」の使いどころを間違えると戦術面にまで悪影響を及ぼしかねないため、使いこなすには慣れが必要となる。
とはいえ、チャージ進行は相手のチャージがMAXなら無意味に終わる上、魅力自体かなり成功率が高いので、チャージスキルを連発する敵でも無いなら気にし過ぎる必要は薄い。
また、特にアーチャークラスはチャージが短い上に「黄金率」等のチャージスキル持ちも多々いるため、相手の2チャージ目にスキルを使用して黄金率→宝具の事故要素を排除する奇策も可能。
さらに、加えて実装から時間が経ったため、エルキドゥや妖精騎士ランスロット、同じ男性特攻ランサーとして虞美人(水着)が配布枠で実装されるなど、さすがに競合相手が増えた。
ただ魅了による足止めや「ビーチフラワー」によるサポートなど、競合相手との差別化出来るポイントは少なくないため、まだまだ魅力は衰えていない。
関連人物
契約したマスター。
夏の魔力でタガが外れたのか、彼/彼女をつまみ食いしようとし始めた。
メル友仲間。バレンタインでは露骨に喧嘩を売った。
脳筋イケモンゴールデン。
腐れ縁でボディガードを依頼していることが多い。
カルデアに来てしまった魔性菩薩。
ご本尊に喧嘩を売るスタイルは嫌いではないが、物書きの毒舌家のためにも自重してほしい。
余談
原典の玉藻前には槍についての伝承は存在しないが、『Fateシリーズ』において玉藻の前の本体とされるアマテラスには槍状武具の一種である「鉾」と絡んだ伝承が存在する。
神道五部書の一つ『倭姫命世記』では彼女が天上から伊勢の地に天逆鉾を投げ下ろしたとされ、『沙石集』巻第一上「太神宮御事」には日本という国が生まれる前、大海の底に沈んだ「大日の印文」をアマテラスが鉾で探り当てた、という記述が著者が伊勢神宮の神官から聞いた伝承として収録されている。
上述のバレンタインチョコ「チョコレート・ドライバー」だが、これが料理の師である紅閻魔直伝のお屠蘇を魔改造した激物。
具体的には粘度と糖度は通常のコーヒー&ミルクの10倍、一口飲めば意識朦朧、二口呑めば天上解脱、三口目をして主人公の意識はホワイトアウトした。どう考えても寝込みを襲う気満々です、ありがとうございました。
付け加えるなら、糖質10倍は最良でも意識不明で病院直行、最悪の場合は死に至る生半可な毒に勝る文字通りの劇物である。マシュからの守護がある主人公だからこそあの程度で済んだ話であり、常人の場合糖尿病から透析コースまっしぐらの肝機能破壊ドリンク。
「おーし、勝った!1.5部完! 愛とは即ち戦いなのです!さらば清姫サン!」
やはりこの美女、ビーストなのでは?
『CCC』コラボイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では、本編終了後のBBクエストのボスとして登場。最初はいつもの姿なのだが、ブレイクシステムで前半のHPゲージを突破するとこちらに変身。
専用バフとしてチャージを2段階促進する永続効果を使用するため、無敵・回避や宝具封印などで上手く躱さないと非常のキンテキによってマッハで食われてしまう。
幸い「神性スキル」「天属性」があるため、どちらかでも特攻が乗っかるなら大ダメージが通せる。