概要
小学館の幼年誌「てれびくん」2021年4月号から2022年4月号まで連載された『ウルトラマンZ』のスピンオフ作品。著者は川石テツヤ、脚本は本編でメイン監督を務めた田口清隆。
ウルトラマンゼットが地球に来る少し前を舞台に、ストレイジと特空機1号セブンガーの戦いが描かれる、いわば『ウルトラマンZ前史』と言える作品である。
登場怪獣の傾向としてはいわゆるメジャーな怪獣は登場せず、映像作品で登場の機会に恵まれないマイナー怪獣が多く、オリジナル怪獣も登場する。
登場キャラクター
登場怪獣
- 火星怪獣ナメゴン
- ロボット怪獣クレージーゴン
- 深海竜ディプラス
- 山神怪獣ジランゴン
- 昆虫怪獣マジャバ
- 雲怪獣レッドスモーギ
- マラソン怪獣イダテンラン
- 爆烈炎怪獣ボルテックファイヤー
- 岩石怪獣ガクマα・β
- 二面凶悪怪獣アシュラン
- 怪獣ボールセブンガー
- 海獣サメクジラ
単行本化
2022年7月8日に単行本が発売。特典として、『レオ』版セブンガーの完全新規金型のソフビと、アシュラン・怪獣ボールの組み立てキットが付属した。
また単行本用の描き下ろしとして、本編から5年前のセブンガーの初陣であるナメゴン戦が描かれたほか、最初のカラーページでは歴代ウルトラシリーズ作品のスチール写真にセブンガーを合成した公式コラ画像ともいうべき写真集が載せられている。
関連項目
ウルトラ作戦:こちらもウルトラマンが地球にやって来る前の防衛チームの戦いを描いたゲーム作品。
セブンガーファイト:こちらもセブンガーが主人公の実写作品。更に敵対したロボット怪獣はクレージーゴン、一見すればマイナーな怪獣はディプラスとレッドスモーギ、オリジナル怪獣はジランゴン、ラスボス合体怪獣の構成部品はマジャバ、特殊装備(剣)を使うなどこちらも本家に酷似した内容が多い。