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ファンタシースターオンライン2_ニュージェネシス

ふぁんたしーすたーおんらいんつーにゅーじぇねしす

「ファンタシースターオンライン2_ニュージェネシス」とは、「ファンタシースターオンライン2」シリーズの新作である。英語表記は『PHANTASY STAR ONLINE 2 NEW GENESIS』。タグとしては「PSO2NGS」の方が多く使われている。

「共に生きる。新たな世界で」

概要

ファンタシースターオンライン』20周年記念作品として発表された『ファンタシースターオンライン2』シリーズの最新作。略称は「PSO2NGS」「NGS」など。

ゲームシステムやグラフィックエンジンが前作から一新されており、2021年6月9日にサービスが開始された(※1)。PC版PSO2もNGS用のエンジンに代わるため要求スペックが2021年3月から変更されている。

1000年前を舞台としたPSO2の世界に行くことも可能で、新規ユーザーでもPSO2の物語が楽しめる。このため要求されるスペックが高く、また容量も大きい

なおPSO2のデータは別途ダウンロードという形式になるため、NGSのみを遊ぶならダウンロードは不要となる(その分必要な容量も少なくなる)。

2021年6月29日から公式番組『NGS ヘッドライン』が放送開始。アップデート情報をいち早くユーザーにお届けする。

2021年9月15日から公式WEB漫画『せんとらるっ!』が連載開始。4人のオペレーター嬢をメインに据えている。

※解説動画

※実機動画

※1:正確には6月10日午前1時30分からだったが、公式アナウンスでは6月9日25時30分となっていた。また、この間に公式HPもアクセス過多によってダウンし、運営は二重にメンテナンスを行う事となってしまった。

世界観

EPISODE6から1000年後の世界が舞台であり、現在のアークス惑星ハルファに築いたセントラルシティを新たな拠点としている。アークスはハルファの住民と「星渡り(宇宙からポッドで降下してきた者)」によって構成されている。プレイヤーは「星渡り」のアークスである(星渡りをしてきた者は過去の記憶を無くしている者が殆ど。つまりプレイヤーと同じで世界に対して無知である)。

また、前作のダーカーに次ぐ新たな敵「ドールズ」が登場する。アークスを含めたハルファの住民たちは襲われる理由もわからないまま500年以上もドールズに抵抗を続けている。

物語序盤に訪れるエアリオタウンは海に面した集落ということもあり、南国情緒のある舞台となっている。チュートリアルを進める事でセントラルシティが本拠地に。

プレイヤーは星渡りとして惑星ハルファに降り立ち、アークスとなってエアリオタウンの仲間たちと共にドールズに立ち向かう。

登場人物

詳細はアークス(PSO2NGS)を参照。

ストーリー

センシティブな作品

星渡りとして惑星ハルファに降下した主人公は、アイナマノンの二人の少女と出会う。

新たな世界、新たな出会い。主人公の新たな冒険はここから始まることとなる。

ストーリーの詳細はこちらを参照。

システム

オープンフィールド

新たなグラフィックエンジンによって広大なフィールドを冒険することが可能であり、時間経過や天候変化も共通要素として存在。時刻によって強化されるエネミーや、特定の天候時に出現するエネミーもいる。

道に迷ったり遠出したりしてもテレポートでセントラルシティや各所に築かれたリューカーデバイスまで移動できる。このため帰還も容易。デバイスからパーティーメンバーの呼び寄せもできる。

現在はデバイスだけではなくリージョンマグに直接テレポートが可能。

ちなみに負傷していてもセントラルシティに入れば完全回復する。

ギャザリング

前作と同じくフィールド上に存在する素材(食材)集めも可能となっている。

ただし今作はフィールド上に設置されているものを直接拾ったり、動物や鉱石を直接攻撃することで入手することになる。

これら素材のうち、食材はステータスを一時的に増加させるクイックフードに使い、鉱石は装備の各種強化に使う。またギャザリングアイテム全般は後述のリージョンマグに与えるのにも使う。

ただしプレイヤー間の取引ができず、自分で拾い集めなければならない。

ワールドトライアル

惑星ハルファ全域を対象としたシップ規模のトライアル。現在は落ちてきた特殊コンテナを回収する「ステラーグレイス回収作戦」の一つのみ。

緊急クエストがほぼ突発で行われるNGSに於いて、発生時間が公式サイトで発表される。事前にアナウンスが発生するが緊急クエストとは別枠なので、ワールドトライアル中にも緊急クエストは発生する。

発生期間は24時間で、個人の回収数に応じたブーストと全体の回収数に応じたブーストがある。個人ブーストは1つ目を回収した時点から翌日の23時59分まで発生し、全体ブーストはワールドトライアルの翌日の0時から23時59分まで発生する。

アクション

今作ではジャストアタックが廃止された

移動用のアクション(待機/移動/ジャンプ/着地/ダッシュ/グライド/泳ぎ)に関しては、キャラクタークリエイト画面でモーションを変えることができる。モーション登録チケット(Mo「〇〇」)を消費することで新しいモーションを登録可能。

  • フォトンブラスト:いわゆる超必殺技。今作ではマグによる攻撃ではなくキャラクターの大技として実装された。武器種により性能の異なる攻撃が可能。
  • フォトンダッシュ:読んで字の如くダッシュによって移動速度を上げる。移動速度は全アクションの中で一番早いとのこと。ダッシュ中にジャンプ入力をすると通常より高くジャンプできる。またダッシュ中に通常攻撃をすると一撃の威力・範囲・PP回復力が大きいダッシュアタックになる。ちなみにダッシュのモーションを変えるとダッシュ中のジャンプのモーションも変更される。
  • フォトングライド:高所から飛び降りた際にグライダーのように緩やかに降下できる。アップドラフターという上昇気流のある場所でグライドすると大きく飛び上がれる。最大速度はフォトンダッシュと同等。
  • ウォールキック:空中で壁や障害物にぶつかると一回だけオートジャンプ(任意でジャンプする設定も可能)が発動する。地上ジャンプ、空中ジャンプと組み合わせれば3段ジャンプが可能で、高所まで登れる。
  • 泳ぎアクションシリーズ初の実装。海や水の上を泳いで移動する。
  • ステップアタック:ステップ(回避)中に通常攻撃を行うことで発動する攻撃。敵の攻撃を避けながら発動すると、ステップカウンターに変化し強力な反撃ができる。現在のクラスに用意されている回避アクションは全てステップになっており、既存のダイブロールやミラージュエスケープなどを使う武器も全てステップに差し替えられた。
  • ダイブアタック:全ての武器で使用可能な急降下攻撃。威力はそこそこあるが、メイン要素は降下移動と地面に着いた時に発生する衝撃波。コレで小型のエネミーをダウンさせる事ができる。隠し要素として一定以上の距離を降下することで威力がアップする。

クラス

2021年10月時点では8つのクラスが選択可能となっている。メインとサブの二つのクラスをセットできる。現在では各クラスでそれぞれメイン×サブの二職の武器が使用可能。メインクラスの武器種は威力が10%上昇する。

メインでしか使えないスキルや、サブだと効果が落ちるスキルがある。ちなみに旧PSO2とは違いサブクラスのパラメーターはメインに反映されない(戦闘力が上下しない)

サブに設定したクラスには敵を倒したときにメインが獲得した経験値の50%が入り、その時点での最大レベル-5に達するとそれ以上経験値が入らなくなる。

また、二つの武器を連結して扱える『マルチウェポン』が新たに追加。

これで遠距離攻撃可能なロッドを持ちつつソードのフォトンアーツやガードを扱ったり攻撃速度と移動力に長けたツインダガーとカウンター等の威力に長けたナックルを瞬時に切り替えて使い分ける、といった戦い方ができたりする。ただし、同じシリーズの武器同士でなければ組み合わせることができないといった制約もある。

2022年8月3日のアップデートからはプレイヤーの強化要素として「アドオンスキル」が実装。

これは各クラスに対応したエクスキューブとメセタを消費することでメインスキルが1つとサブスキルが2つ付いたもの生成ができ、それぞれのクラスにセットすることで威力を高めたりHPを伸ばしたりといったことができる。ただし数値は生成する度にランダムで、更にメインスキルは各クラスごとに固定の効果だがサブスキルは4種類の効果からランダムで2つが選ばれる。

またどのクラスでプレイしていても、セットしたアドオンスキルは全て効果が発揮される(例えばハンターにHPアップ効果が付いたアドオンスキルをセットした場合、他のクラスでもHPアップ効果が適用される)。

2023年春ごろにガンスラッシュを使用できるクラス(名称不明)が追加予定となっている。

接近戦を得意とする戦士タイプ。使用武器はソード・ワイヤードランス・パルチザン。

スキルを取得するとPA使用時に無敵になったり、カウンターで大ダメージを与えられるようになる。上級者向けだが瞬間火力自体はファイターを上回る場面も。

常時ダメージを軽減するスキルを持つ。またダメージを受けても30秒だけ仰け反らず、更にはダメージを大幅に軽減するスキルもある。更には死亡してもHPが1だけ残るスキルもあるため即死攻撃も耐えられる(リキャストは180秒)。

ソードを使った範囲攻撃の威力はクラスでも随一。ガードからのカウンター攻撃も扱いやすく、敵がダウンした時には隙が大きい代わりに大火力を叩き出すPAもある。初心者から上級者までこれ一本で強敵と渡り合える万能武器。ただし単体への火力面ではファイターには劣る。ボス討伐には後述のパルチザンとワイヤードランスを使うことも。

ワイヤードランスは大半のPAにチャージがなく手数と射程や攻撃範囲に優れ、武器アクション「ワイヤードアンカー」で高所の敵にも密着できるなど機動力が高い。ただし独自のカウンターアクションを持たず、敵単体に対して威力を出すにはハンターアーツアヴェンジと関連スキルの活用が必須。ダウンしたボスに対しては「カッティングレイヤー」の最終段を武器アクション(アンカーアドバンスを取得し、キー入力はしない)でキャンセルしてから「カッティングレイヤー」の繰り返しがシンプルに強い。ただし「ヘリッシュフォール」を除いた大半の攻撃に適正距離が存在するため、密着しすぎないよう細かな距離調整が必要。

パルチザンは通常攻撃のPP回収率が高く、ステップカウンターのモーションも優秀。全体的に高火力でPP効率も良い代わりに攻撃範囲が狭めな対単体向けの武器。一方で高火力PAのモーションが長いため敵に割り込まれてしまいがち。真価は「ハンターアーツアヴェンジ」系統のスキルを活用して高威力のPAやアサルトチャージを更に大幅強化するカウンター戦法であり、上級者向けではあるが使いこなせば随一の破壊力を誇る。

基本は「フェイタルトルネード」「サイズリッパー」をチャージしてアヴェンジを狙い、「アサルトチャージ」による追撃を行う。咄嗟の反撃にはチャージの無い「トライアンフシフト」「スタッブジャベリン」でアヴェンジを狙うのが有効。

武器アクションは敵の攻撃を防ぐパリィだがこれ単体ではカウンター等に繋げる効果はなく、長押しで発動する「ヴォルグラプター」、PA後の武器アクション入力で発動する「アサルトチャージ」がメイン。前者は60秒のリキャストがあるが硬い相手にも素早いモーションで固定ダメージを与えられる。後者はチャージすると射程が狭まる代わりに威力が大きく上がる。また、パリィに成功すると次の1回だけアサルトチャージの威力が上昇するスキルもある。

ハンター以上に接近戦に特化された高火力クラス。使用武器はナックル・ツインダガー・ダブルセイバー。

被ダメージが増加するデメリットと引き換えに攻撃力を引き上げるスキルを持つ。更にダウンしたボスに対するダメージを引き上げたり、ダウンしたボスを叩いた際のPP回復量を増加するスキルを持つ。

各武器のPAは前半と後半で分かれており、移動入力の有無によって開始部分を使い分けることができる。

ツインダガーは高い機動力を持っており、「アクセルドライブ」で滞空中のエネミーを追尾して叩くことができる。ガード性能も高く、カウンターでは猛スピードで追尾して攻撃する。

PAは前半が移動性能を持ち後半が主力という内容が多め。ただし「リンバーフィガー」は逆に前半が高威力の斬撃設置で後半は低威力広範囲の攻撃となっている。「ヴァルチャーモーメント」後半部分は特に威力が高いが、非常に短射程かつ威力の大半が乱舞の最終段に偏っているため撃つタイミングが重要になる。

ナックルは武器アクションでスウェーが可能で、成功後に武器アクションで強力なカウンターを放つ。またスウェー成功時に通常攻撃が5段目から放てるようになるスキルもあり、回避成功→武器アクション→通常攻撃の順番で高火力を出せる。攻撃頻度が高いエネミーほどカウンターの機会が多くなるので優位に立てる。PAは前半と後半で大きく特性が異なり、かつ挙動に癖があるものが多い。高威力の部分をしっかり当てれば高い火力を出せるが、基本的には隙の小さい部分や移動可能な部分でエネミーに張り付きながらカウンターを極めることとなる。

ダブルセイバーは攻撃を当てるたびにカマイタチ(三段階まで)が発生し、触れたエネミーにダメージを与え続ける。更に二段階以上だと範囲攻撃の「スパイラルドライブ」か、範囲は狭いが威力の高い「デッドリーアーチャー」を放てる。前者はカマイタチ三段階なら二段階状態になるだけで済むが、後者は完全に消滅する。

カマイタチ三段階を維持した方が強いため基本的にデッドリーアーチャーは使用しない

2022年12月7日のップデートによりダブルセイバーを主軸にしてカウンターはナックルを使うというスタイルが主流となった。

それ以前のダブルセイバーはファイター武器の中でも最弱扱いされており、この大躍進には多くのプレイヤーが戸惑った(今まで使わなかった武器なのでどう使ったらいいのかわからなかったため)。

中~遠距離に特化されたクラス。使用武器はアサルトライフル・ランチャー。

弱体化弾を発射し、当てた部位へのダメージをアップさせるスキル「ウィークバレット」が大きな特徴で、集団戦での総合火力に大きく貢献する。

状態異常に対する耐性を引き上げたり、状態異常の自然解除を早めるスキルを持つ。

ライフルは遠距離攻撃が中心で、範囲攻撃や移動攻撃に長けている。適正距離の設定を持っており、中~やや遠距離>近距離>遠距離の順にダメージが大きくなる。

ランチャーは単体火力に優れるが、大爆発を起こす範囲技もある。通常攻撃の弾はチャージすると拡散するようになり、着弾ポイントに対する面の攻撃が可能に。また、武器アクションとしてPPを大量回復できる付着式時限爆弾「スティッキーボム」が使用可能。火力は遠距離でも随一だが機動力が最低なため、ボスとの戦闘では被弾しやすい。

レンジャーとは逆に近~中距離を得意とするクラス。使用武器はアサルトライフル・ツインマシンガン。

敵を攻撃した時のPP回復量を常時引き上げるスキルを持つ。範囲攻撃に長けたライフルが使えることもあり、サブクラスとしても使い勝手がよい。

ツインマシンガンは空中を飛び回りながら二丁拳銃による銃撃を見舞う。起動~フィニッシュまでの間に敵を攻撃した回数だけ一定時間内の火力を引き上げる「チェイントリガー」関連スキルや、武器アクションによる回避を成功させることでフォトンアーツの威力を増加させつつ無敵時間を付与する「スタイリッシュロールストライクバック」関連スキルを持つ。敵との距離が一定距離以内の時に威力がアップする特性があり、この適性距離を維持しつつチェインの発動や回避を成功させることが火力を上げる条件のため、丁寧な操作と精密な動作が要求されるが、しっかりと攻撃していけば高い火力を出せる。

武器アクションによる回避が回避無敵の仕様上シビアだったが、アップデートにより大幅に回避性能が向上したことで安定した強さを発揮できるようになった。

いわゆる魔法職。使用武器はロッド・タリス。

テクニックという魔法のような力で様々な属性の攻撃を繰り出す。距離を選ばない戦い方ができるが公式的には遠距離特化クラス。スキルを習得することでレスタサインで自分と周囲の味方も回復できる。

テクニックはチャージ・ノンチャージで性能が変化するうえ、テクニックスキルを習得することでそれぞれに独自の効果が付く。このため必ずしもチャージすればいいというわけではない。

HPと引き換えにPPを回復させたり、自然回復を増加させるスキルを持つ。

PP周りが快適になるためサブクラスとして人気が高く、特定のクラスの武器やスキルを使いたいのでもなければ「迷ったらサブはフォース」と言われるほど。

相手の弱点属性のテクニックを放つことでダウンを取れる。本作では期間限定イベント等で入手できる特別な武器にしか属性がつかないため、基本的に弱点属性によるダウンはテクニックが扱えるクラスの特権となっている(今後変わる可能性もある)。フォースの場合はそれに加えて敵ダウン時にテクニック威力が大幅向上するスキルを持っており、テクニックの欠点である威力の低さをある程度補えるようになっている。

2022年4月6日のアップデートからは複合テクニックが使えるようになるスキル「ユナイトテクニック」が追加されている。

ロッドはテクニック使用中の移動速度が速めで回避性能が高く、更に武器アクションのガードが非常に優秀であり、受付時間が長めなので防ぎやすい。またパリィ成功などによって発動可能になるエレメンタルバレットは、使用テクニックと同属性の弾丸を発射する。総じて属性ダウン値の溜まりが高い。

欠点としては少々火力に欠けるところがあることと、テクニック連打のPP効率がかなり悪いこと。単体の敵に対してはアクティブスキル使用時以外はパリィとエレメンタルバレットによるPP回収が肝になるため、性能を引き出そうとすると敵の攻撃範囲内にあえて居座るため接近戦主体になりがち。

タリスは使用PAに応じてテクニックが属性弾を放つ挙動に変化。範囲攻撃にも変化させられるので集団戦に向いている。ただしガードができなくなるので防御面が弱くなる。武器アクションで二種類のオート弾(単発・掃射)が発動でき、威力は低いがPPが回復するので補助になる。通常攻撃と武器アクションは装備さえできればクラス問わず使用可能であるため、マルチウェポンの組み合わせ先として優秀。

支援特化クラス。使用武器はウォンド・タリス。

ウォンドによる接近戦を主体に周囲の回復や強化のスキルを使用できる。更にフォトンブラストゲージの溜まりをよくするスキルを持つ。

支援の範囲は狭いので集中攻撃の合間などに掛けると効率が良くなる。

12月15日のアップデートからは自身と同じパーティのキャラクターのHPとPPを回復し、更に短時間PPの最大値を増加させるスキルが追加されたため、支援性能がさらに強化された。本作にはこれまでの作品にあった「レスタ」のようなHP回復系のテクニックがないため、現時点ではレスタサイン以外では非常に貴重なHP回復系スキルとなっている。

2022年4月6日のアップデートからはフォース同様に複合テクニックが使えるようになるスキル「ユナイトテクニック」が追加されている。

ウォンドは接近戦用の武器であり、チャージしたテクニックの属性を付加することで属性追撃が発生するようになり、テクニックと同じくボスのダウンが取れるようになる。PAで突進して一撃の威力が高い攻撃や連打をお見舞いする。範囲火力も比較的高く、対単体と対集団どちらもこなせる。

武器アクションでパリィが可能。スキルを取得するとカウンターで追撃ができる。ただしタイミングはロッドと比べてシビア。

欠点としては全体的に動作が重め。また燃費もあまり良くないのでPPが尽きやすい。

タリスも装備できるが内容はFoと変わらない。ただし敵ダウン時のテクニック強化スキルがテクター側に無いこととウォンドの存在から、広範囲攻撃用の武器として使う場合が多い。

2021年8月4日のアップデートで実装。

カタナと弓による遠近の攻撃ができるクラス。

スキル「ブレイブコンバット」による自己強化と、スキル効果中に再度使用することで強力な一撃を放つことが可能。旧PSO2のカタナコンバットと似ているが、こちらは弓でも放てる代わりに効果時間中の常時無敵や威力アップといった要素がない。

その他のスキルとしては、レスタサインの効果を高めたり、受け身を取った時にHPを回復するスキルがある。後者は貴重な無消費のHP回復手段で、高耐久のハンターとは特に相性がいい。

カタナは同じPA(スキル「カタナPAコンボリテンション」を習得すると異なるPAでも)を連続して使用すると挙動が変化する仕様がある。また、スキルの習得により各攻撃動作後にガードポイント+カウンターを付与出来たり、武器アクションでカウンターを放つことができるようになる。敵の動きを見極めれば敵の攻撃を無効化しつつ一方的に攻撃することができ、ボスエネミーなどの対単体で特に強さを発揮する。全体的に隙が小さく、火力面も強力で、範囲PAや移動PAも完備している。欠点としては上下移動は不得手なことと、PAの動作が短い分燃費にやや難があり、カウンターでしっかりPPを回収していく必要があること。敵の攻撃を捌くプレイヤースキルが求められる。

弓もカウンターを主体に戦うので接近戦用の立ち回りに優れており、距離を選ばない戦闘が可能。PA「フレックスアロウ」は最大までチャージすると3000前後のダメージを叩き出すロマン砲。ただしDPS的には1段階目のチャージで連射する方が強く隙もない。他のPAは威力と範囲が調整されてからは範囲攻撃として扱いやすくなり、フレックスアロウ1段階チャージの複数ヒットが難しい相手にも火力を出せるPA「シースレスドロー」も追加された。

2021年10月13日のアップデートで実装。

機動力が高く、広い攻撃範囲を持つデュアルブレードと空中戦が得意なジェットブーツを武器にする。ジェットブーツは法撃武器なのでテクニックも使用可能。武器アクションのカウンターでは遠距離攻撃を放ち、スキルを取得すると蹴りで追撃を行う。

スキルを習得することでエネミーを物理・属性ダウンさせやすくし、更に部位破壊に応じてエネミーへのダメージを増加させたり逆に被ダメージを抑えたりすることができる。このためボス級のエネミーとの戦闘で特に力を発揮するクラスといえる。

デュアルブレードは、打撃武器の中で唯一遠距離攻撃が可能となっている。ただし射程はそれほどでもない。

PAを使用中にもう一度PAボタンを押すとPAの後半部分の挙動が変化する。旧PSO2のバウンサーのデュアルブレードと同じくフォトンブレードによる攻撃もあり、ブレードが刺さったエネミーを通常攻撃するとPPの回復量が増加する。旧PSO2と違いモーション無しで発射が可能で、PAとPAの合間に差し込むことでPPを回収しつつ威力を底上げできるほか、スキル「ファナティックブレード」発動時はそれ単体で非常に強力な攻撃手段となる。攻撃モーション中は使用できないものの、移動モーション中は自由に発射できるためダッシュやジャンプ、グライドで攻撃を避けながらの集中攻撃が可能。

カウンター手段はステップカウンター一本のみだが、その分フォトンブレード込みのPAの威力が高く、加えて近接武器としては非常に長い射程のPAや一気に間合いを詰められるPAも持ち、攻撃性能は全武器種の中でも随一。

その反面防御が弱く、ガードができないので回避はステップ頼りになる。スキル「ブレードアーツパリィ」を習得させることで、PA使用中に武器アクションボタンを押すことで一度だけ攻撃を中断することなくエネミーの攻撃を無効化できるようになるので、これを上手く活用できるようにしたいところ。

ジェットブーツはPAボタンを長押しすることでPPを消費して追撃を放つ。更にスキル「ジェットブーツエレメントセット」を習得することで、直前に使用したテクニックの属性に応じた追加攻撃が発生する。炎以外の追撃では各種のテクニックスキルのカウント数に加算される。ただし追撃で起爆はできないので最後の一撃はテクニックで行うことになる。基本的にテクニックスキルの影響が少ない属性ほど追撃自体の威力が高くなっている。

スキル「ジェットインテンシティ」はフレックスアロウ以上のロマン砲。通常攻撃ボタン長押しで徐々に攻撃速度が上昇する連続攻撃を行うことができ、レイドボスエネミーのダウン中+ウィークバレット+パーシャルデストロイアドバンテージが最大の状態で最終段まで当てることができれば10000以上のダメージを叩き出すことも。ただしモーションが非常に長い上にスーパーアーマーも無く、威力も最後の一撃に集中しているので出し切らないと火力は低いと使いどころを選ぶ。主にボスのダウン時に弱点に叩き込む用途になる。出し切りさえできれば、PP無消費どころか自然回復するうえにカウンター以外では頭一つ抜けた火力を発揮する強力な攻撃手段となる。

メインFo/サブBoの組み合わせで、ロッドの補助用としてジェットブーツをマルチウェポン先に選ぶ構成が、クラススキル・武器特性共に非常に上手く噛み合うため、よく使われる。メインTe/サブBoでウォンドと組み合わせるのも対ボスに特化した構成として相性がいい。

2022年8月3日のアップデートより実装。

フォトン生命体「ファミリア」を使役して戦う、所謂「召喚士」のようなクラス。使用武器はタクト。

元々は「サモナー」として実装予定だったが、サモナーとは全く違う方向性となり、それによって違和感を感じないようにと新たに「ウェイカー」と命名したとのこと。

サモナーとの大きな違いはあちらがペットを強化することで強くなっていったのに対して、ウェイカーのファミリアはあくまで「タクトによるアクション」という扱いであるため、他のクラスと同じようにウェイカー自身のレベルアップによって強くなっていく。

ファミリアは遠距離向けの「フレドラン」、近距離向けの「ヴォルファー」、武器アクションで敵の攻撃を受け止める「マルメロ」の3種類がいる。ファミリアにはそれぞれにゲージが設定されており、フレドランとヴォルファーは攻撃することで、マルメロは敵の攻撃をガードすることで蓄積され、前者2体は両方のゲージが溜まったときに「ファミリアユニゾン」による連携攻撃を、マルメロはゲージの量に応じて「マルメロストライク」の威力が上昇する。

スキル面ではファミリア関連以外では、最大HPの一定の割合ダメージを受けた際に一定確率でHPを回復したり、レスタサインの効果を弱める代わりに継続してHPを回復できるようにしたり、一定確率でレスタ・リバーサーサイン使用時に消費しなくなるなど、持久力を高めるものが揃っている。

トレイニア

フィールド上に点在する訓練施設。誰がいつ何のために築いたかは不明でアークス側も把握しておらず、訓練施設として管理・利用している。

クリアするとスキルポイントが獲得できる。建物は難易度の低いコクーンと難易度の高いタワーがある。スキルポイントは前者が1、後者が4もらえる(一度クリアすればすべてのクラスに均等に付加される)。

メインミッションと複数のサイドミッションが発生するが、サイドミッションの条件を満たさずともクリアさえすればスキルポイントは貰える。また一度クリアすればスキルポイントの獲得はアカウント共通の扱いとなり、全キャラクターに付加される。ただしトレイニアのマップ登録はキャラクター毎となる。

本作ではクラスレベルを上げてもスキルポイントは得られないので、クラススキルを習得するためには攻略が必須となる。

称号タスクの中には各トレイニアのサイドミッションを全達成してクリアする事が条件のものもあるため、これらの称号を狙う場合はSランククリアに挑むことになる。

また、スキルポイントとは関係ないがトレイニア扱いである施設として「トリニテス」が存在し、「ジオメトリックラビリンス」という1~4人用の高難易度クエストを受注可能。

他のトレイニアのようなアスレチックと戦闘を複合したフロアがランダムで登場し、敵を殲滅することでクリアとなる。6フロアを突破することでクエストクリアとなる。各フロアには他トレイニアのようなサイドミッションがランダムで設定され、これを10回失敗するとクエスト失敗となる。敵レベルは一番レベルの高い参加者と同じ(最低30)になる。

一度クリアすると「チャレンジ設定」という敵強化・プレイヤー弱体化に関する様々な設定を最大10個まで付与できるようになり、引き換えにスコア倍率を上昇させられる。クリア時のスコアでクリアランクが上昇し、それによって報酬も変動する。

兼ねてより「超高難易度クエスト」の名でロードマップに記載されていたクエストだが、主に国内外での高難易度コンテンツに対する要求量の差もあり、プレイヤー側で難易度を大きくカスタマイズできる仕様としたようだ。

同様に「トレイニアアドバンス」という施設も存在し、「キャノンボールランブル」という1~4人用クエストが受注できる。

こちらは制限時間内にエネミーを倒すことで出現する「キャノンボール」をターゲットに当てて破壊していくいう内容で、全て破壊するか制限時間の経過でクエストが終了となる。

クリア時のスコアでランクが変動するが、スコアはエネミーの撃破数でのみ上昇し、エネミーはターゲットを破壊するごとに出現するという方式のため、エネミーの撃破を優先してターゲットの破壊は後回しにしたほうがスコアが稼げる。逆に必要スコアを稼いでしまえばそれ以上はハイスコア狙いでもなければあまり意味は無いので、ターゲット破壊を優先しても問題はない。

マグ

アークスのサポートを行うシリーズ伝統の支援端末。

今回は前作までのような戦闘面での支援能力はなく、探索時のサポートが主体になる。

リューカーデバイスやトレイニアなどの重要施設で未発見のものが近くにあると、アクティブソナーを発して方角を示してくれる。また、ギャザリング素材やアイテムコンテナなどを大まかな種類別にアクティブソナーの対象として設定することができる。

特定のエネミー(ドローム)を倒すとこちらの支援行動を行ってくれるようになるのも、マグがハッキングしているためという設定。

旧PSO2と違い、マグ自体の表示の有無やフォルム変更は自由に行える。マグ進化デバイス系のアイテムを消費することで新たなマグフォルムを登録することが可能。また、旧PSO2側で使用した進化デバイスも登録情報を共有しており、NGS側で使用できる。マグフォルムの登録情報はアカウント内で共有されているため、一度登録すればキャラクター全員で使用可能。

2022年2月のアップデートではミュージックディスクをマグに登録、選択することでBGMの変更を行う「マグジュークボックス」機能が実装。旧PSO2のマイルームで登録したミュージックディスクも共有され、NGS側で使用できる。2022年8月3日のアップデート前は旧PSO2の楽曲の再生は旧PSO2のインストールが必要だったが、以降は一部の楽曲を除いて旧PSO2のインストールは不要になった。

リージョンマグ

フィールドのどこかにいる巨大なマグのようなデバイス。各地に「練達」「常勝」「千金」の3つが設置されており、一定以上のギャザリングアイテムを与えて100%にすることで「まんぷくボーナス」が発生し、対応したリージョンに居るプレイヤー全体に支援効果を発生させる(「練達」は「獲得経験値+10%」、「常勝」は「攻撃の威力+5%」、「千金」は「レアドロップ率+10%」)。ランダムに各アイテムのポイント獲得量が上昇量し、毎日4時に更新される。

また、自分が与えた量に対しても「まんぷくボーナス」が存在し、与えた量に応じてレアドロップ率が上昇する(最大+20%)。

シップ全体は多数のプレイヤーがアイテムをあげないと発動せず、プレイヤー個人の場合は条件が比較的緩い。

効果時間は全体が24時間、個人が2時間。

戦闘関連

ダメージ減衰

今作では敵よりもレベルが5以上低いと与ダメージが1になり、被ダメージが2倍に増加する(該当する場合はエネミーの名前が赤くなり、攻撃すると「DEFEND」という表示が出る。ログにも「ダメージが減衰しています」という警告が出る)

2021年7月14日のアップデートから減衰が発生すると経験値、アイテム、メセタ、シーズナルポイントも手に入らないようになり、タスクの討伐数もカウントされなくなった。いわゆるパワーレベリングや寄生行為ができないようになっている。

減衰が発生しないレベル差になってもエネミーとレベルが同等になるまでは被ダメージが増加する(例:エネミーよりレベルが3低い場合は被ダメージが1.6倍になる)。

2021年8月4日のアップデート以降は、後述する戦闘力が一定以上の場合はダメージ減衰が無効となるようになった。ただしレベルが足りていないと経験値が大幅に下がる。こればかりはレベルを上げるしか対処法がない。更にレベルが不足しているといくら攻撃してもダウン値は0となる。

エネミーの体力補正

周囲にいるプレイヤーの数だけエネミーのHPに補正(増加)が掛かる(リアルタイムで変動する)。

なお、ダメージ減衰が発生するプレイヤーはHP補正にカウントされない

HP補正はエネミーによって異なる。25%の個体もいれば45%の個体もいる。

狩場

リューカーデバイスから選択できるルームに入ると、どの狩場に人がいるがいるのかわかりやすい。周囲の人が敵を倒しても経験値とドロップを入手できるので、無理にソロをするより集団にまぎれた方が効率的に周回できる。

現在、レベル上げは各戦闘セクションを周回するのが主流となっている。

緊急クエストでも纏まった経験値を得られるが、要求されるレベルや戦闘力はやや高め。特に防衛戦系の緊急クエストは難易度が高く、敵と同等以上のレベルが推奨される。

レベルカンスト後は各探索セクションで狩りをして特殊能力カプセルを稼ぎつつドレッドエネミーやギガンティクスと言った強力なボスエネミーを狙うか、戦闘セクションで大量に敵を倒してクエストトリガーを稼いだり一部装備品のプリセット付きやカラーバリアント版のドロップを狙うか、高難易度の紫トリガーを周回するといった感じになっている。緊急クエストも主にボスの特殊能力カプセルが特産品になっている場合が多く、発生すれば通う場合が多い。

狩場=ルームという扱いのため別の狩場に移動してしまうと退出と見なされ、再び戻るには空きがないとできなくなる。幸い倉庫はいつでもアクセスできて装備品を自由に取り出せ、クイックフード作成はリューカーデバイスからでも行えるので、それ以外の用事は済ませてしまおう。

戦闘力

Lv・武具(武器の潜在能力の開放段階・特殊能力の数も加味)・ステータス・獲得スキル数(サブクラスを含む)などを合算した数値。

プレイヤーの強さを端的に表しており、セントラルシティから離れるほどエネミーのレベルが上がるために安定して戦える目安となる戦闘力値がセクションごとに設定されている。メインストーリーの進行にも一定以上の戦闘力に達する必要があり、「ハイランクセクション(各地の戦闘セクションのRank2以降が該当)」と呼ばれるレベルの高いエネミーが出る戦闘セクションや緊急クエストでは高い戦闘力が参加に必要になる。

エネミー

種族

  • フォーマーズ

『PSO2』内に登場したエネミーに似た見た目をした敵。

現在、惑星ナベリウスに登場した原生種や惑星リリーパに登場した機甲種の一部が登場している。

ちなみにリージョンの各地にいる攻撃できない生物は、運営では「環境生物」と呼んでいるとのこと。

RPGで言うところのモンスター的存在。目玉のような模様を持つのが特徴。昼と夜で姿を変えるデイナイトシフトという特徴を持ち、夜の方が強くなる。

  • テイムズ

フィールド各地にいる動物のような存在。基本的に無害で、攻撃しても襲って来ない。倒すと食材をドロップする。

惑星ハルファの至る所にいる謎の怪物。交戦状態に入ったり一定のダメージを与えたりすると青い部分が赤く変色して怒り状態となり、攻撃力の上昇や行動の変化がある。

100年前、ハルファの各地に被害をもたらした災厄。本作に登場した個体はそれと同種のものであり、外見はドールズに似ていてアークス側もドールズの一種として認識している。

種類

  • レアエネミー

「金色の」「白銀の」など二つ名が付いた強化エネミー。雑魚、ボス問わず登場する。通常より経験値やレアドロップ率が高い。更には武器強化時の経験値が増加する「エスペリオ」系の能力が付与された武器を落とす(旧PSO2で言うところのエンペ・エンブレイス)。

戦闘セクションではPSEが高まることで出現しやすくなり、PSEバーストが最高潮およびPSEクライマックスで金色の/白銀のボスが確定出現する。探索セクションでも低確率で出現する。

なお、金色が落とす「ゴルドプリムソード」は、アイテム交換ショップにて10本で「N-特殊能力追加成功率+10%」と交換できる。週に3本の制限があるので注意。

テイムズもちゃんとレアエネミーになり、肉のドロップ数が増えるほかシルヴァ・ゴルドの武器をたまに落とすようになる。

  • エンハンスドエネミー

エンハンサーという部位を持つ強化エネミー。全身が真紅に染まっているのが特徴。エンハンサーを破壊しない限りダメージが大幅に軽減される。この部位を壊せばエネミーにデバフが掛かるので最終的に有利になる。

探索セクションの雑魚エネミーの場合、各地に出現する上に高レベル(エアリオの場合Lv15)で固定されている。このためLvが低いキャラで挑むと返り討ちに合う危険があるため注意。トライアルの討伐対象がエンハンサーを付けて登場することもある(こちらは通常レベル)。

戦闘セクションではトライアルでのみ出現。ハイランク3ではPSEバーストの際にも出現する。

ほか、一部の緊急クエストでは大量出現する場合がある。

強敵だがこの種しか落とさない固有レアも設定されている。

  • イコライジングエネミー

イコライザーという部位を持つ強化エネミー。エンハンサーとは違い破壊することはできない。周囲のエネミーの攻撃力と防御力を強化する特性を持つ。防御力、とはいうものの正確には周囲の敵にエンハンスドエネミーと同様のダメージ軽減バリアを付与するエネミーで、イコライジングエネミーを先に始末しないとろくに攻撃が通じなくなる。代わりに、撃破すれば周囲の敵に大ダメージに加えて防御力の低下を引き起こすことができる。その性質上、2体以上が同時に出現してもイコライジングエネミー同士は強化できず、後述のメガロティクスやギガンティクスも強化できない。出現率は低め。

  • ドレッドエネミー

探索セクションの特定地点に時間湧きするボスエネミー。「老練の」の二つ名が付いており、出現地点から一定距離以上離れるとワープして元の位置に戻る。

ルーム作成から約5分経過しないと出現しない。以後も倒されるたびにその時間経過で再出現する。

稀に金色の個体が登場することもある。銀色は出現しない。

基本的に色違いのレアエネミーは通常種と強さに変わりはないのだが、金色のドレッドエネミーに限りHPが2倍(ドレッドエネミー自体が通常の3倍のHPを持つため、実質6倍)に上昇する。そのため非常にタフ。

  • ギガンティクス

雷雨などの悪天候の時にのみ出没する「絶望の」の二つ名を持つ強化エネミー。体色が黒と紫の禍々しい見た目をしているのが特徴。

こちらも探索セクションに出現し、通常の敵や緊急クエストでは手に入らないような強力な装備をドロップすることがある。

レベルはドレッドエネミーよりも高く、緊急クエストに登場するボスエネミーよりはるかに手強い。レベルはアップデートで更新されることがあり、基本的にその時点でのプレイヤーのレベルキャップ+4に設定されるため、レベルがカンストしていないとダメージ減衰が発生してまともに戦えない。

またプレイヤー側の与ダメージが0.5倍、被ダメージが2.5倍になる補正があり、装備をしっかりと整えていないと元々の防御力の高さもあってまともなダメージを与えられず、常に一撃死の危険性が付きまとうことになる。反面、動き自体に変化はないのでドレッドエネミーなどで練習しておくと立ち回りが安定する。

ちなみにハルフィリア湖にはLv64のダイダル・ソードが出現する。現時点では到底勝てる相手ではないので行く場合は怖いもの見たさや遭遇タスク達成のつもりで。レベル差の影響で倒してもドロップも経験値も入らない。2022年6月8日のアップデートでプレイヤーのレベルキャップが60になったため、レベルがカンストしていれば撃破が可能になった。

なお、絶望のネクス・エアリオなど一部のボスエネミーはイベント期間中のみに出現する限定エネミーとなる。

後述の「エアリオデバステーターズ」に登場する絶望のブジンなど、特定のクエスト限定で出現するギガンティクスもいる。

実装当初はギガンティクスの出現時間が短い(およそ3分)という不具合があったが、現在は修正されている。また雷雨が終わっても戦闘が継続している限り撤退しないように設定された。

スティアリージョンには天候関係なく出現する「リーコンギガンツ」が登場する。

無策でギガンティクスに挑むと文字通り手も足も出ないまま死亡するので、ドレッドエネミーで予習しておくと良し。

  • リーコンギガンツ

スティアリージョンに登場するギガンティクス化したエネミーの集団。ドールズ1体にガザス系ドールズ4体が同伴するのが基本構成で、通常のギガンティクスとは異なり天候に関わらず一定時間ごとに探索セクションに出現する。

HPこそ低めだがそれ以外は通常のギガンティクスと同等の能力を持つ。報酬も通常のギガンティクスと同等だが、ドロップ数がやや少なめになっている。

  • メガロティクス

2022年2月9日実装。エネミーレベル35以上の戦闘セクションに登場する強化エネミーであり、「精鋭の」の二つ名を持つ。雑魚・ボス問わず登場する。

攻撃のダメージ補正はギガンティクスと同等の2.5倍であり、レベル差次第では本当にギガンティクス並みのダメージを与えてくる危険なエネミー。HPも高めに設定されている。

体色が翡翠のようになっているのが特徴。通常のエネミーよりも落とすメセタが多く、装備の限界突破に使う強化素材「アームズリファイナー」を低確率で落とす。また、それ単体では大した効果はないが様々な特殊能力カプセルとの交換素材となる「メガス・フュージア」のカプセルを落とす。

  • エンシェントエネミー

2022年6月15日実装。「遠世の」の二つ名を持つ、ギガンティクスを超える強化エネミー。現状では「レイダル・ソード」「アムス・クヴァリス」の二体がランダムで登場する。

出現時間はルーム作成から12分経過、撃破後は20分経過となる。

100年前の戦いで峡江が急激に寒冷化した際に氷漬けになっていたという。

  • シーズンエネミー

期間限定のイベント中に出現する、既存のエネミーに「シーズンシンボル」という特殊な模様を付けたもの。倒すとシーズナルポイントを獲得でき、セントラルシティにいる「シャンディー」からアイテムと交換できる。

タスク

本作におけるクライアントオーダー(一般的に言うところの依頼・クエストに相当)。

メインストーリーに相当する「メインタスク」のほか、シティの人から依頼を受けて進める「サイドタスク」や「デイリー」「ウィークリー」「期間限定」といった分類がある。達成すればその場で報酬がもらえるが、直接報告に行かないといけないタイプもある。

中には数万~数十万単位の経験値をくれるタスクもあるのでレベル上げが難しくなる時期には非常に有用となっている。

メインタスクを進めないと入場できない場所や使用できない要素などあるので攻略は必須となっている。また最後までやるとデイリー・ウィークリーの内容が高度なものに変化し報酬も跳ね上がる。

特にウィークリーや期間限定のタスクは報酬が高額。

ただし、デイリー・ウイークリーのタスクの報酬は基本的にアカウント共通なので受け取る際は注意。デイリーは午前4時に更新され、最初にログインしたキャラの情報を基に自動受注される。

メインタスクでの主人公は基本的に男性モーションのため、女性キャラクターで進めると違和感を覚えるかもしれない。

称号

様々な条件が指定された「称号タスク」をクリアすることで、「称号名」と「称号ポイント」、SGを獲得できる。獲得状況はアカウント共有。ちなみに「タスク」とはついているものの、通常のタスクとは完全に別枠でいわゆる実績に近い。

称号タスクの種類はプレイ時間やエネミーの撃破数(総数、種族別、種類別など)、移動距離(総数、アクション別)、各種クエストのクリア状況、装備強化回数など多岐に渡る。

獲得した称号はアークスカードで3つまで自由に組み合わせることができる。また称号ポイントは現時点では使い道は未実装。

緊急クエスト

高難易度バトル。アナウンスの後、ワールドマップから赤いマーカーをクリックするかフィールドから受注が可能となる。通常ではお目に掛かれないボスエネミーとの戦闘が待っている。そのためプレイヤーが参加するには一定以上の戦闘力が求められる。

参加すると他プレイヤーとのマッチングが自動的に行われるため、フレンドと一緒に参加したい場合は事前にPTを組む必要がある。

本作ではイベント開催時を除いて予告緊急は行われない方針だが、新緊急クエストの場合はしばらくの間、発生頻度を多めにしている。

旨味としては大量の経験値と登場ボスの特殊能力カプセルが主になっており、当初は緊急クエストのみで手に入る装備品は存在しなかったが、2022年2月16日に登場した「ダークファルス迎撃戦」では本緊急クエストでのみ入手できる防具と武器迷彩が登場している。他の高ランク緊急でも、実装されてから暫く経った武器シリーズの武器迷彩が主な特産品となっている、

バトルディア

2021年10月13日に実装されたクエストタイプ。

フィールドに設置されている「トリガーポータル」にエネミーが稀に落とす「バトルトリガー」を5個持ち込むことで挑むことができる。

なお、トリガーはクエスト開始時ではなくクリア時に消費される。そのためクエストを途中破棄した場合はトリガーが消費されない。またトリガーを素材倉庫以外の倉庫に送って4個以下にした場合は自動的にクエスト破棄となる。

実装時点ではイエローのトリガーで挑める「〇〇トルーパーズ」とパープルのトリガーで挑める「〇〇デバステーターズ」の2種類が存在する。

トルーパーズは旧PSO2のボーナスクエストに相当し、クリアすると大量の経験値と装備の強化素材(強化済みのシルバ・ゴルド武器&防具など)や特定の特殊能力カプセルを入手できる。ただし旧ボーナスクエストの敵のような極端な弱体化が施されているわけではなく、普通に戦う必要がある。また、他の場所では彼我のレベル差が大きくなると取得経験値が大幅に減少するのだが、本クエストでは2022年6月8日のアップデート以降はレベル差があっても一定の経験値が保証されている。

デバステーターズは超高難易度クエストに相当し、連続して出現するギガンティクスを制限時間内に倒していく。制限時間が過ぎてもクリア扱いとなり、倒した分のギガンティクスの報酬は入手できる。高難易度故に挑戦するには非常に高い戦闘力が要求される。

このクエストのギガンティクスは最大HPこそ減少しているものの、その他のステータスは変わらず、非常に高い攻撃力と防御力を併せ持ったまま登場する。そのため、全撃破には参加プレイヤー全員に高い水準の装備性能と事前知識やプレイヤースキルが要求される。

ましてソロプレイでは耐久を捨て火力に特化した装備構成でないと全撃破には到底間に合わず、結果として一撃でも被弾すればほぼほぼ即死し、自動復活まで10秒弱のタイムロスを受けることになるため、二人以上での挑戦と比べると全撃破の難易度は相当に上がっている。

最新のレベル帯のクエストだと、ソロでの全撃破は確認こそされているものの、クラスや使用武器は限定されている。それより低レベルのクエストであれば、キャラクターを鍛えていればソロでの全撃破や称号条件達成も無理なく可能。

その他、行けるところまで挑みつつ時間切れ寸前にクエスト破棄して消費を防ぐという、腕試しの道場的な扱いをされることも。

マイショップ

センシティブな作品

アイテムの売買が可能となる機能。ただしプレミアムセットの購入およびメインタスクの進行が必須となっている。

スクラッチ品も出品・購入が可能だが、こちらは一部の品物が最低出品価格が50万メセタになるようになっている。このため不人気商品でも50万メセタ以下にはできず、いつまでも売れ残るという事態になっている。

そして、現在は複数アカウント所持者による市場の操作が出来ないように前述の出品価格の最低値がある程度設定されている事に加え、シナリオをある程度進行して開放するだけではなく

  1. 開放直後はすべての機能が使用できず、取り引き回数と使用したN-メセタ使用による称号の獲得による開放形式
  2. フレンドのマイショップ検索などの機能はかなりの売買回数とN-メセタを使って売買しないといけない

…と、すべての機能を開放するのに時間を要する調整がなされている。

キャラクタークリエイト

グラフィックエンジンの一新によってキャラクターモデルのスペックが前作よりも大幅に向上し、指先の動作も可能になった(画像参照)。チケットを消費することで、各ロビーアクションの指のポーズも変えられるようになる。

アクセサリーの装着数もコスト制になり枠が増加しただけでなく、アクセサリーの装着部位の変更も可能になっている。頭に付ける物を背中や足に付けることができる。

アクセサリーやロビーアクションはPSO2で使用しているアカウントで登録したものが使える。…が、指先の動作ができるのはNGS用のボディを使用し、かつNGSの動作に対応したコスチュームでないと反映されない。この条件が満たされていればPSO2の方でも指先が動く。

また、ボディペイントやメイクもそれぞれのボディ用にはっきり区分けされており、PSO2で登録したボディペイントやメイクはNGS用のボディに適用されない。新しくNGS用のボディペイント・メイクを登録する必要がある。その他にはフォトンダッシュなどの移動モーションも追加コンテンツとして配布される予定。

レイヤリング形式であるが、上に重ね着は出来ないワンオフ衣装「セットウェア」も新たに登場しており、これが今後の主なコスチューム形式になりそうだ。

さらにはレイヤリング形式の衣装に於けるベースウェアもカラー変更が可能に。対象はNGS形式にフォーマットされたベースウェアのみであるが、専用のカラーチェンジパスを消費する事で好きな色に変更可能。

NGSのファッション関連はほぼ全てチケット型式での配信であり、これにより倉庫を圧迫されがちであったキャストのパーツやコスチュームに悩まされる事は少なくなった。余ったチケットはリサイクルで別のアイテムに変えられる他、プレミアムセットを使っていればマイショップに出品もできる。

そしてキャラクタークリエイトに於いては性別・種族の概念がなく(開始時の性別は固定)種族の特徴は自由度が高くなっており、デューマンの角やオッドアイニューマンの長い耳・キャストのヘッドパーツや耳部分、そして頭と身体で違う性別のパーツを用いる事も可能。

またボイスも性別やキャストの区別が撤廃、異なる性別やキャスト用に加工されたボイスも登録されていれば自由に設定できる。

つまり、

  • 生身の種族で異なるキャストパーツを組み合わせてつけられる(これまで他種族は一式のパーツの「~・ルックス」の着ぐるみ形式スーツしか着る事が出来なかった。最近はルックス系列は配信されていない)
  • ニューマンの長い耳、デューマンのオッドアイや角を他種族でも使用できる
  • 顔は女性型、身体は男性型に設定して男の娘の精度を高められる
  • 男性型のキャストヘッドパーツで女性を作る
  • ガチガチの男性キャストやオッサンの構成で女性用のボイスを使う
    • 逆に見た目麗しい女性キャラで男性用のボイスを使う
    • ボイスのピッチ調整自体は以前から可能だが、本格的にキャラの外見と合わせた異性ボイスのように扱う

…事が可能となる。

また、これまで設定できなかった舌や歯が設定出来るようになったり、地味にまぶたが片目ずつ開き方を調整できたり(隻眼キャラが作りやすく)、男性型の身体でバストサイズを調整出来るようになったり(マイティボディで強調できる。所謂鳩胸の男性が作りやすく)…と、細かい所も弄れる様になっている。

『PSO2』を含めて現在膨大な数の衣装や髪型が実装されており、今後はNGS内にて実装される運びとなっている。傾向としては(相変わらず)女性キャラクターが多いので、女性向けのコスチューム・髪型は非常に高価。運営もそれはわかっているようで、男性向け/女性向けのコスチュームや髪型とキャストパーツの実装頻度の割合は旧PSO2とほぼ変わっておらず、女性向けのものが多め。

ただし、マイショップでの最低取引額が高く設定させられるモノ(ラインナップ画面の「オススメ!」のものが該当)があるため、安価に設定する事で市場を操作する事はできなくなっている。

センシティブな作品

体格は元より胸の大きさも自由に変えられる。ちなみに画像のようにアクセサリー「爆乳パッド(無印PSO2からのアクセサリー)」を使えば爆乳どころか魔乳も可能(アクセサリーのサイズを変えることで対応できる)。ただし「爆乳パッド」が大分前に販売されたものなので現在は値上がりしており、初心者では手が出せない。人気商品はいずれ再販されるのでそれまで待つべし。

スカート系の衣装はまったく仕事をしないので凄まじい頻度でパンチラするが、下着姿で歩き回るようなことはできない。一応女性キャストのレイヤリングでそれっぽく見せることはできる。

前作との共有要素

本作では前作で使用していたアカウントが使用可能なだけでなく、本作で作成したキャラクターで前作をプレイすることも可能になっている。

アイテムに関してはコスチュームやレイヤリングウェアといたキャラクリ要素全般や新世武器・武器迷彩・ユニット・マグが共有可能で、レベルや経験値、メセタといったキャラクターの育成要素や通貨などは共有されない。

ただし、PSO2側の装備はレア度に応じてNGSのシステムに合わせたレア度・性能に調整され、マルチウェポンにも対応していない。

性能的には、PSO2産の最大強化した☆15武器でNGS産の最大強化☆1~2武器よりやや弱いといった具合。ユニットに関してはPSO2側で火力OPを積んでおけばNGS産よりも打撃/射撃/法撃の合計倍率では優れるが、最大強化で比べると防御力がNGS産の半分程度でHPなどのOP補正が非常に低いため、防御面は非常に脆い。火力面に関しても1~2種に特化したNGS産装備が相手だと分が悪い。本作ではエネミーの攻撃力が全体的に高いため、一撃で半分以上HPが削られるようなら防具は早めにNGS産の装備に乗り換えることを考えた方が良いだろう。

Lv20手前でリテムリージョン進出が視野に入ってくるようになる頃には力不足となってくるので、この辺りが本格的なNGS産装備への移行時期となるだろう。

他に、旧式武器は使用できず、マグも引き継がれるのは見た目のみ。逆にNGS側の装備をPSO2側に持ち込むことはできない。

PSO2とNGSの行き来はこれまでのブロック移動と同様に行われ、シームレスに移行できる。

関連タグ

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せんとらるっ!:公式WEB漫画。

ぷそ煮コミ:上記の通りアニメ版のキャストが解説動画を担当している。また漫画も再開された。現在は完結している。

シャイニング・レゾナンス:過去にSEGAが手掛けたRPG作品。「楽器の力に覚醒しないヒロイン」「長い胴体を持ち地面を潜って攻撃して来るラスボス」という部分に類似点がある。

イドラ_ファンタシースターサーガ:PSO2の派生作品。オマージュ元。現在ではサービス終了している。

ブレスオブザワイルド:よく似たシステムのアクションゲーム。

原神:同じくよく似たシステムのアクションゲーム。