概要
ファンタシースターオンライン2の公式Web漫画であり、PSO2を遊んでいるプレイヤー達の日常が描かれる。全100話。
書籍は角川書店から1~3巻が店舗販売、各キャラクターがPSO2を始めるきっかけを描いた0巻がイベント配布。ぷそ煮コミメモリ(1巻)×6・ぷそ煮コミメモリ2(2巻)×6・ぷそ煮コミメモリ3(3巻)×6と特典ロビーアクションが付属のゲーム内コードで入手できる。
Webアニメ化も果たしており、ショートアニメ「アニメぷそ煮コミ」がYouTubeやニコニコ動画で配信。第一期は全20話、2020年には「アニメぷそ煮コミ おかわり」放送、全26話。原作にはないオリジナルシーンやストーリーが差し込まれている。
楽曲提供に伴い、JOYSOUNDの「キョクナビ」でも全話視聴可能。
また、現在はPSO2の海外展開に併せた形で1期のグローバル版ダイジェストがYouTubeで視聴できる。
名称はPso2comi(ピーエスオーツーコミ)。
ちなみにPSO2NGSの解説動画にも採用。
ゆるっといろんな新しい要素を解説してくれている(全2回)。
そしてPSO2NGSのサービス開始と同時に『ぷそ煮コミNGS』の連載開始。2021年6月9日よりの短期連載(全13話)。
これに関してはセガ側からの連載の打診があった際にペケこ氏が「仕事に縛られずNGSをやりたい、NGSで動いてるうちの子達を好きに描きたい」との意見を尊重してもらったため(ペケこ氏のNGS生放送配信より)。…連載の終了時期(2021年9月1日)に関しては公式放送で初めて知った様で少し驚いていたが。
登場人物
みたらし
cv:田辺留依 リアルcv:田辺留依 グローバル版cv:山縣美礼
主人公。この物語の視点主的な存在。キャラクターネームの由来はキャラ製作中に食べていた「みたらしだんご」から。アバターとリアルでは声の演技が若干異なる。
アークスジャージーを愛用するガチアークスのヒュマ子。リアルはアラサーのOL(30目前)。
過去作もプレイ済みなのをテトラに「19才は年齢的にムリがある(連載当初はサバを読んでいた)」とツッコまれログアウトでバックれた。
なお、リアルとアバターの胸はほぼ同じ。「爆乳パッド」をマイショップで購入したものの(テトラ用に二つ購入)、値段があまりにも安すぎた(160万メセタ。実際のゲーム内での市場から見ても桁が一つ以上足らない)ので出品者が値段設定をミスったと判断、葛藤の末に出品者に返還している。
言動が所々オッサン臭いため、テトラからはネカマ疑惑を持たれている。ちなみにPSOの時代から遊んでいるプレイヤーとのこと。
「コミュったー」のアカウントにカナエと言う友人がいるが、みたらしがオタ趣味をカミングアウトしてないため発言を勘違いされる事も…。
メインクラスはブレイバーで、カタナを愛用する。
ぷそ煮コミ総選挙では主役の貫禄か、ソロ・ペア(みたらし&ゼクト)で両方一位。
99話で多忙を理由に引退、3日後の100話にえちえちなSS撮りたさに復帰(「ネトゲ民の引退宣言は当てにならへんぞ」とも)。
「0巻コミック」では、みたらしがPSO2を始めた経緯が描かれた。
過去シリーズを一緒に遊んだトモちゃんがPSO2を始めたと知り、会いに行ってみようと思い立つ。強くなってから会って驚かせてやろうと思ったが、会いに行くぞというところでトモちゃんはお引越し(サーバー移動)してしまい、それから一度も会えていないという。
アニメ版では感謝祭に出向いた際にテトラ宛の伝言を残したり、テトラがログインをしないと寂しさを爆発させるなど好意を見せる部分が強く描かれている。
「おかわり」1話のダイマ回ではアニメのDVDを鑑賞用と保存用の二つずつ全巻揃えている、とのこと。
なお、グローバル版ボイスを担当した山縣美礼さんの声質はオリジナルを担当した田辺留依さんに非常にそっくり。
ゲーム中のNPCとして初登場した時のクラスはファントム(カタナ装備)だったが、後にブレイバー/ファントムに変更された。
性格と特性は天真爛漫・夜型・オンナ好き。
夏の間ログインする際にすれ違いが多く顔馴染みのメンツとなかなか遊べなかった事から、今回の「クライアントオーダーごっこ」を企画。
NPCになっても物欲センサーは健在のようで、おすすめクエストの報酬が「獲得メセタ+50%」×4という逆にスゴい事になっていた。
テトラ
グローバル版cv:Carolyn Miller グローバル版リアルcv:Dominic Allen
みたらしの親友でよく一緒にいる。受難&巻き込まれタイプのニュマ子。キャラクターネームの由来は「テトラポッド」から。
アバターは女性だが、リアルは男子大学生。そのためツッコミの時など男言葉になることが多い。自身がネカマであることはなにがなんでも隠し通そうとするタイプで、猫ノ宮♪にはそのことでよく弄られている。
メインクラスはファイター。ツインダガーを使用。
「#メンテの日なのでSS貼る」勢。複数アカウントでスクリーンショットを挙げており、メインとサブ両方をみたらしに把握されている(サブ垢の肌色多めのえちえちSSの存在はナイショにしていた)。
ぷそ煮コミ総選挙ではみたらしとのペアが最高順位(二位)であり、ソロは登場回数が多いのにブービー賞(六位)。
「0巻コミック」では、テトラがPSO2を始めた経緯が描かれた。
ネットの広告でPSO2を知り、お試しで始めたつもりがガルストライカーのきわどさに魅了され、ネカマに覚醒してしまったというのが理由(直結らしき男に声を掛けられたのも大きい)。
アニメオリジナルではみたらしとの何気ない会話をきっかけに「ネカマを疑われている」と誤解。ネカマを演じるレベルを上げるまでログインしないと息巻くが、コスメ研究中にリアルでPSO2グッズをぶら下げたみたらしとすれ違ったのをきっかけに再度PSO2にログイン。
ネカマをカミングアウトしようとしたが、みたらしの謝罪(?)でうやむやになっている。
ゲーム中のNPCとして初登場した時のクラスはファントム(ロッド装備)だったが、後にファイター/ハンターに変更された。
性格と特性はドジっこ・夜型・オンナ好き。
マンガ本編の発言から「砂漠カニのコロッケ」がいたくお気に入りになったようでオーダーの提示対象になっている。一方で「ジャーキー」は「原材料の赤身肉にダーカーの落とすモノが混ざってるかも」と警戒。リアルでは期限切れのジャーキーを食べてお腹を下し、トイレ離席している。漫画とは違い男言葉にはならない。
§イチカ§
cv:金田アキ リアルcv:杉澤摩耶 グローバル版cv:SHIN
中二病発症中のデュマ男。リアルも中二病発症中のJC三年生。キャラクターネームの由来は「始まりを司る1のイチ。そして……あ? 始まりは0じゃないかって? なんだとコンニャロー」。名前の意味は「始まりの華」とのこと。
本人はかっこよく決めたいが、弄られキャラが定着している様子。
時々大人ぶろうとするものの、みたらしから「チカちゃん」と呼ばれるなど、周囲からは概ね子ども扱いされている(周囲には教えていないが、奇しくも本名は「チカ」である)。
メインクラスはガンナー。中二病らしくツインマシンガンを使用し、装備の強化にも余念がない。
WEB漫画において「ガイナ立ちみたいなポーズでダークブラストやりたい」と言ってたら、後にメモリ交換で手に入るようになりました(女性モーションはみたらしの妄想テトラの寝転びえちえちポーズ)。
サンタさんはいる派。
ぷそ煮コミ総選挙では登場回数がやや少ないと言うこともあり、あまり奮わなかった(ペア最高位はみたらしとのもので七位、ソロも七位)。
チームマスターの夏川と自キャラとのやりとりでヘンな扉を開けちゃったようである。
「0巻コミック」では、§イチカ§がPSO2を始めた経緯が描かれた。
テレビの宣伝でPSO2を知り、調べていく内にデューマンやオッドアイ、眼帯が装備できることを知って「なんかよくない? 秘められた邪悪な力とかありそう……」ということで発症したのが理由。
ゲーム中のNPCとして初登場した時のクラスはファントム(アサルトライフル装備)だったが、後にガンナー/ファントムに変更された。
性格と特性は天然・ツンデレ・起死回生。
キョクヤに弟子入りを志願しているものの「莫加め」と一蹴されている。その一方でプレイヤーを使いっぱしりにした事に対し「目的のために手段を選ばない」として評価されている。
マジカルロボ☆ゼクト
cv:佐藤友啓 リアルcv:佐藤友啓 グローバル版cv:Cyrus Nozomu Sethna
通称「ゼクト」。みたらし以上の古参ガチアークスで、彼女とは同じチームのメンバーで親しい間柄。敬語で平時はまともな喋り方をするが、唐突にボケたりする。キャラクターネームの由来は「子供のころ好きだったロボアニメ」から。
仮に新クラスにジェットブーツが適用されたら、クラスを変えようか迷う位には愛着がある程のジェットブーツを愛用してやまないキャス男。しかも「美脚(有機・無機問わず)には踏まれたくなる」という、みたらしもヒく性癖の持ち主。それ以外は性的嗜好・思考がみたらしと似かよっており(触手とか)、まとめてテトラからツッ込まれている。また「みたらしには甘い」とテトラに思われている。
基本的にストーリーはスルーしているようだが(後にイチカ共々報酬の時還石クロノス目当てにEP5は一気にクリアした)、設定資料集の内容などは知っている(マグの裏設定とか)。
メインクラスはバウンサー。ジェットブーツを使用しており、みたらしよりずっといい装備をしている。
リアルでは息子がおり、よくヒーローショーに連れて行くという。98話のクリスマス回には息子の枕元に特撮の合体ロボを置くくらいには親子関係は良好な様子が見られる。
69話ではリアルで自キャラと同じキャストパーツ(コスプレ)を徹夜で作っており、77話では内容を伏せて完成の報告。81話ではそれを着こんで感謝祭で披露している(リアルのみたらしに披露したが、みたらしの顔割れを避けるためにずっと中で目をつぶっている)。
レギュラーの中では唯一顔割れがしていない。
牧野が男の子だった事には長いこと気づいていなかった模様。
特撮モノのスーツの中の演者さんは気にしない・見るのを避けるタイプ。
ぷそ煮コミ総選挙ではソロ二位・ペアはみたらしとのもので一位。
「0巻コミック」では、ゼクトがPSO2を始めた経緯が描かれ……ず、台詞の中だけでサラっと語られた。「キャストが、メカが、カッコよくてワクワクしたから始めた」という至極まともな理由であった。
「おかわり」コラボではクライアントオーダーごっこの主催者として登場。
依頼は触手エネミーのビオル・メデューナと触れあって来て感想を聞かせてと性癖直球勝負。
他にはキャストに似合うアクセサリーをカフェにいるみたらし達から聞いてきてと頼まれたり(結局キャストはパーツのみでも十分カッコいいと結論を出している)。
ゲーム内にNPCとして登場しており、パートナーカードも実装された。クラスはバウンサー/ファントム。
牧野
cv:千本木彩花 リアルcv:千本木彩花 グローバル版cv:Rumiko Varnes
おっとりほんわか系少年のニュマ男。キャラクターネームの由来は「リアルの苗字」から。
リアルは共働きの家庭を支えるおばあちゃんで、本名は「牧野ツル」さん。家族にPSO2をプレイしてるのは内緒にしている。基本的に早寝早起きで午後9時頃には落ちる。
飼い猫がキーボードに乗ってイタズラしたことでみたらしのパーティーに入ってしまい、これをきっかけに知り合った。
ネットマナーに疎い事もあり、名前の由来を聞かれうっかり本名を言いかけてしまう(みたらしとテトラにギリギリで制止されている)。
外見が可愛い男の娘そのものなので、ゼクトには女の子だと思われていた。
メインクラスはテクター。
ぷそ煮コミ総選挙はソロ四位・ペアはドルチェとのもので五位。
「0巻コミック」では、牧野がPSO2を始めた経緯が描かれた。パソコン教室が終わりそうなので、別の老後の趣味をと模索していたところ、孫からPSO2を勧められて始めた。
「おかわり」コラボで登場した際はネコタップのせいで当初ショップエリアの赤い部屋にいる。見つけてもパートナーカード入手までキーボードから飼い猫が離れず、しばらくカオスな文字列が台詞に混ざっている。無事合流したあとはドルチェと共に苦手なタイムアタックに挑戦。
なお、クラスはテクター/ハンター。
ドルチェ
cv:清水彩香 リアルcv:清水彩香 グローバル版cv:MAI
牧野のサポートをする熟練のキャス子。クールで口数も少ない。みたらしが「さん」付けで呼ぶ数少ない人物。本名は「千春」。キャラクターネームの由来は、音楽用語の「dolce(甘く、優美に)」から。
リアルはよく遊びよく食べるおばあちゃん思いのJK。本名は「牧野千春」。ツルさんの孫娘で、感情豊かな女の子。日曜朝はおばあちゃんと一緒にテレビを見るのが日課。一時期PSO2から離れていたが、ツルさんがPSO2を始めた時にこっそり復帰、初心者のツルさんをサポートしていた。なお、祖母には未だ正体を明かしていない。
メインクラスはレンジャー。
みたらしに対しては何故かイケメンムーブ(壁ドン・地獄の独り身クリスマスに朝までお付き合い)が目立ち、彼女をドギマギさせている。
コミックス2巻のオマケ漫画でその理由が判明する。牧野と会話した際に「仲良くなったフレンドとロビアクで遊ぶのは楽しい」と聞き、仲良しアピールのため「壁ドン」したようだ。
みたらしのことは結構気になっているようで、彼女との仲が縮まっていることは素直に嬉しい模様。
79話でみたらしがへべれけ状態で垂れ流したドルチェへのラブコールのチームチャットが見えず、「(チャットが)見えるようになりました」と言っていた事から、彼女は別チームであると想われる。
ぷそ煮コミ総選挙はソロ五位・ペアはみたらしとのもので四位。
93話でうっかり晩御飯のおかずを口にした事で牧野に身近な人と疑われ、いつも買い物に行くスーパーのレジ担当の大川さんと勘違いしてそれに乗っかりその場を凌ぐ。
「0巻コミック」では、ドルチェがPSO2を始めた経緯が描かれた。
新しい趣味を探していた祖母から何かないかと聞かれた際、受験勉強が理由で引退したPSO2のことを思い出して進める。だがすっごく心配になり、自分も復帰して正体を隠しながら祖母を見守ることに。
「おかわり」コラボで登場した際はネコタップのせいではぐれた牧野を心配し、探してくれるよう依頼。無事合流したあとは共に牧野が苦手なタイムアタックに挑戦。
なお、タイムアタック同伴オーダー名は「牧野くんと大川さん」となっており、今回の彼らは原作マンガ終了後の設定であることが窺える。
ゲーム内にもNPCとして登場しパートナーカードも実装された。クラスはレンジャー/ファントム。
猫ノ宮♪
cv:金田アキ グローバル版cv:Rumiko Varnes
アニメ版一期では「猫ノ宮」。みたらしの友人だが主にテトラと絡む。キャラクターネームの由来は「苗字をちょっと変えている」らしい。
種族はヒューマン、メインクラスはテクター。語尾に良くハートマークをつける。
初登場時にはいきなりコスメの話題を出し、テトラを慌てさせた。以後はテトラを同胞のネカマと見るようになった(みたらしもネカマとみなしている)。「魚ノ宮♪(女の子がカジキマグロに飲まれた状態で体の主導権を握っている…と言うロールプレイ)」というサブキャラクターも存在する。ロールプレイを楽しんでおり、アバターには色々な設定をつけている。
基本的に突拍子もないことを言い出すボケ担当だが、ボイチャではテトラが使用した音声変換ソフトを一発で見抜いており、戦々恐々とさせている。
自身を「ネカマ」と述べており、テトラに関しては「同じ匂いがする」ということでよく絡んでくる。なんだかんだでテトラとは仲が良く、一緒にSSを撮ったり、クエストに行ったりしている。
テトラ同様「#メンテの日なのでSS貼る」勢。
ぷそ煮コミ総選挙ではサブキャラながら大健闘のソロ・ペア(テトラ&猫ノ宮♪)ともに三位。
3巻のオマケ漫画では、テトラから「魚ノ宮って常時全裸では?」と突っ込まれたことで珍しく恥ずかしがっていた。
「おかわり」コラボで登場した際はテトラとSSを撮るべく遺跡最深部へ。主人公をカメラマンに大量にSSを撮ったようである。
なお、彼女のオートワードはハートマークが大量に使用されている…が、プレイヤーは使用できない。
また、気になった相手にコスメの質問をぶつけて反応を見るのを楽しむ愉快犯のような一面が見られる。
後にゲームにNPCとして登場しパートナーカードも実装された。クラスはテクター/ファイター。
夏川
cv:虎島貴明
みたらしたちが所属するチームのマスター。女性向けの髪型を使っているが気のいい少年であり、特に§イチカ§の面倒見がいい。
何気ない話で絡んだことで§イチカ§(リアル)に男同士の良さを開花させてしまった。
終盤に登場した関係上、上記の面々と比べて出番が少なく、パートナーカードも実装されていない。
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「アニメぷそ煮コミ」の最後に『ぷそ煮コミメモリ』×1が入手できるキーワードが出る。
この『ぷそ煮コミメモリ』を集めると、コスチュームまたはロビーアクションと交換できる。
期日は2020年1月8日いっぱい。
また、「おかわり」でもキーワード発言で『ぷそ煮コミメモリ3』×1が入手できる。
期日は2021年3月末日まで。
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