概要
ニンテンドー3DS用ソフトとして発売されたのダンボール戦機シリーズの作品。
2013年10月31日発売。ジャンルはこれまでのRPGからSRPGになっている。
前作ダンボール戦機Wから4年後を舞台とし、主人公をはじめとしたメインキャラクターが一新されている。
ゲームに先んじてアニメ「ダンボール戦機WARS(ウォーズ)」が放送(放送期間は2013年4月3日~12月25日、全37話)。2013年7月24日からは前時間帯で放送されているイナズマイレブンGOギャラクシーと連結して『アニ×アニ!』というアニコン枠が設定された。
アニメでは瀬名アラタを主人公としてジェノックを中心に話が進むが、ゲームではプレイヤーの作るアバターが主人公。アバターはハーネスに所属されるのでハーネスを中心にストーリーが進むようになっている。
ストーリー
2055年。LBXは世界最高峰のホビーとして認定され、プロリーグの設立などビジネス業界でも絶大な存在感を獲得していた。
そのLBXを操るLBXプレイヤーの養成学校「神威大門統合学園」に2人の転校生瀬名アラタと星原ヒカルが入学する。
世界唯一のLBXプレイヤー養成学校に入学したとあって張り切るアラタだが、そこでは直径10kmもの巨大ジオラマ「セカンドワールド」を用いた疑似戦争「ウォータイム」への参加が義務付けられていた。
補足
・神威大門統合学園の生徒はウォータイムにおいて、仮想国の兵士としての参加が義務付けられる。本来は30の仮想国(クラス)があるが、現時点での仮想国は、ジェノック、ロシウス連合、アラビスタ同盟、ハーネス、ポルトン、クルセイド、グレンシュテイム、ロンドニア、エゼルダームの9つ。総生徒数は1000人以上。
また、所属仮想国によって、教室や制服の色なども分けられる。
・仮想国に属する1小隊は、プレイヤー3人とメカニック1人の4人(小隊長含む)で構成される。
メカニックとはプレイヤーと異なり、主に機体のメンテナンスや兵器開発を担う。ウォータイム中はクラフトキャリアの操縦をしてプレイヤーの援護を行っている。
・ウォータイム中にLBXがロスト(完全破壊)した場合、問答無用で退学となる。生徒があくまで疑似戦争であるウォータイムでの戦いに真剣な理由は主にこの規則にある。また、メカニックはクラフトキャリアが破壊されると退学となる。
・だが後にウォータイムは擬似戦争ではなく本物の国家の存亡がかかった代理戦争であることが明かされた。
登場人物
詳しくはダンボール戦機ウォーズの登場人物一覧を参照。
本作から初登場のLBX
機体名 | 特徴 |
---|---|
ドットフェイサー | |
ドットブラスライザー | オーバーロードに対応したドットフェイサーの後継機 |
オーヴェイン | |
トライヴァイン | オーヴェインの後継機 |
バル・スパロス | |
バル・ダイバー | バル・スパロスの後継機 |
セイレーン |
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DCオフェンサー | ジェノック・ハーネスで使用されるブロウラーフレームの汎用機 |
DCエリアル | 磯谷ゲンドウなどが使用する、脚部をスパイク付きの装輪型に、両腕は肩に砲塔を搭載した武器腕に換装したDCオフェンサー |
DCブレイバー | 脚部をワイルドフレームに換装したことで俊敏な跳躍力を誇るDCオフェンサー |
マグナオルタス | ジェノックに移籍した法条ムラクの新たな機体 |
グレイリオ | ロシウス連合で使用されるブロウラーフレームの汎用機体 |
ガウンタ | ロシウス連合で使用される指揮官用の機体 |
ガウンタ・イゼルファー |
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グラスター | ロシウス連合の第13小隊が主に使用する機体 |
ヴェルネル | アラビスタ同盟の指揮官機 |
ジラント | アラビスタ同盟の汎用機 |
グルゼオン | 伊丹キョウジの機体 |
バンデットが運用する機体 | |
ファントム | 激戦の中に突如現れた謎の機体 |
ロンドニアが運用する機体 | |
ポルトンが運用する機体 | |
グレンシュテイムが運用する機体 |
その他兵器
ラージドロイド
兵装
名称 | 特徴 |
---|---|
ライディングアーマー | |
ドットガトリングガン |
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ベリアルライフル&ギガントシールド | 木場カゲトが対ドットガトリングガン用に開発 |
余談
- ダンボール戦機シリーズでは3作目(バージョン違いを含めると6作目)にあたる本作だが、2021年現在、ダンボール戦機本編のゲームとして登場した作品は本作が最後となる(装甲娘系列は、外伝的扱いになるので、例外となる)。
- ダンボール戦機Wの際にセト50が爆発した際に発生した次元断裂によって、本作に繋がる世界と装甲娘ミゼレムクライシスの世界に進む2つの世界が誕生している(すなわち、装甲娘ミゼレムクライシスは本作とパラレルワールドの関係となる)