CV:林原めぐみ
概要
サトシが捕まえた二匹目のポケモン。以来続くようになるサトシの鳥ポケモン枠の元祖。
記事名は最終登場形態のピジョットとしているが、ピジョンとしての活躍が9割を占める(というか最終登場回以外ピジョットにはなっていない)ため、サトシのピジョンとしたほうが通りは良さそうである。
最初からピジョンの状態で登場、素人丸出しだったサトシが、捕まえたばかりのキャタピーで応戦するが、相性的にピジョンが一方的にキャタピーを追い立てていた。
しかしピカチュウの電撃には耐えられず、直撃を食らってダウンし、捕獲される。
略歴
偵察係としてよくサトシには重宝されており、とても出番の多いポケモンだった。
最初から中間進化ということでそこそこ強く、公式戦では出番をカットされたものの、それ以外では相性不利の相手に打ち勝ったり善戦している。
雪山でサトシが遭難した際は、他のポケモン共々サトシの体を温めるためにボールから勝手に飛び出し、一際大きな羽根でサトシを温めようとしていた。
オレンジ諸島編にて、第1話で因縁のあったオニスズメがオニドリルに進化し、群れを成してポッポ・ピジョンの住処を荒らしている場面に遭遇。彼等を守るためにピジョンはピジョットへと進化を遂げる。
しかし、いつまたオニドリルが襲ってくるとも知れないと、オレンジ諸島でのお使いが終わるまでの間ピジョットを彼等の護衛役として残している。
…が、最終章『めざせポケモンマスター』の最終回「虹とポケモンマスター!」で、ロケット団に連れ去られるピカチュウを救う為に現れ、窮地を脱し、再びサトシの手持ちとして同行する。換算して、実に20数年振りである。
余談
サトシが「用事を済ませたらすぐに帰ってくるから」と発言してピジョットを残してきながら、まったく迎えに行っていないことが、ファンの間でずっとネタにされている。
しかしサトシがピジョットのことを忘れたわけではなく、回想などで登場したり、自分のピジョットのことを話すことがある。
メガシンカが実装されたことで、「ピジョット復活か?」と思われたが、今のところサトシの元に戻ってはいない。
(それどころか、映画で悪役扱いに…)
別れ際にサトシ自身、何かを悟った表情でピジョットを見送っているように見える部分もある。別れの名残惜しさから「すぐに帰る」と、思わず口に出してしまったのかもしれない。
OP等では姿を見せることがあり、スタッフからも忘れられたわけではないため、いつか再登場する日がくることが待ち望まれていた。
しかし……?
今までの地方を旅するという異例のストーリーであったポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)。懐かしの仲間やかつての手持ちたちが再登場する中、当然のようにピジョットの姿はなかった。
来たる最後の戦いである132話、挫けそうなピカチュウを今まで旅をしてきた仲間たちが囲むシーン。気難し屋なフシギダネ、サングラスをかけたゼニガメ、強くなったリザードン、別れを告げたバタフリー、そして…
「ピジョットー!」
ピジョットの姿が…!!
ネットでは25年ぶりとなるピジョットの再登場に「泣いた」、「忘れられてなかった!」と大いに湧き上がった。
その影響か、その日Twitterにて「ピジョット」がトレンド入りを果たした。
関連タグ
ゴウ:進化前のポッポ・ピジョンを手持ちにしているレギュラーメンバー
無印(初代)組