あらすじ
ある日、衛宮士郎が目を覚ますと、冬木市はあたまの悪い結界に包まれていた。
「毎度おなじみ、聖杯戦争、聖杯戦争でございます。
ご不要になった夢希望、もう諦めた野望などがございましたら、
お気軽にコロシアムにおいでください」
響き渡る謎の声。街中に蔓延する対戦ムード。失われた令呪。
次々と凶暴化するマスターとサーヴァントたち。
そして、誰もが思った。
「藤ねえの仕業だ。」
いま、虎聖杯をめぐる新たな戦いが始まる。
……と思う。
これがWikipediaの当該項目の記事そのものってんだから、おお、もう…。
ちなみに、カプコンからこの作品のオファーが来た時、某菌類は「なに考えてんだカプコン」と思ったとか。無理もねえ。
概要
Fateシリーズの番外編的存在の対戦型アクションゲーム。
のちに「タイころ時空」というなんとも便利な言葉を生み出すことになる。
2.5頭身のキャラクター達が、本編の小難しい時間軸や設定を無視して縦横無尽に暴れまわる。
続編「タイガーころしあむ・アッパー」からは「Fate/Zero」となぜか「MELTY BLOOD」からのキャラクターも追加された。公式が病気とは正にこの事。
キャラクター
タイガーころしあむ
数少ないまともなシナリオ。事件解決のため奔走する正義の味方見習い。
平和で美味しい食卓を取り戻すために暴れまわる腹ペコ王。王は人の心が分からない。
ライダーの眼鏡をコッソリかけたら外れない上に真っ平になる。アッパーでは更なる悲運に…。
なぜか7分割されぬいぐるみ的になった兄を(嫌々ながら)救うべく奔走。
アッパーでは、突然姉からの不審な電話に呼び出され…。
言峰綺礼からの最悪な嫌がらせを阻止すべく冬木を奔走。
(割と下らない理由で)懐柔された刺客たちと激闘を繰り広げる。
念願のステキ眼鏡を凛に強奪された! 今、彼女のメガネッコナッコゥが火を噴く…。
愛しの旦那様の職場見学の為、学校潜入作戦を決行! …こらソコ、見た目キツイとか言うな。
出だしはマトモだったのに、途中で手段と目的が入れ替わった正義の味方。
なお、ストーリー終盤のある人物との会話は必聴。つか本編でやれよ。
虎聖杯の力で会話が可能になった上、めっちゃジェントルメンへと変貌。
あまりの変貌っぷりにさすがのイリヤもドン引き。
虎聖杯の影響で山門の番から解放された。そして侍はナンパ師へとジョブチェンジし街に繰り出す。
虎聖杯を手に入れ、愛しのシロウを我が手に! 恋敵たちを蹴散らしつつ、乙女は衛宮邸へ突撃する。
アッパーではギリシャ紳士と化したバーサーカーを元に戻すべく奔走。ちなみに魔法少女化はしない。
相変わらず残念なワカメ。アッパーでは中の人ネタでナマモノと大暴れする。
ギャグ皆無の超シリアスストーリー。最初から最後までクライマックス。
介護士。本作では某ブラウニーに負けない常識人かつ主夫である。
タイガーとロリブルマの思いつきでなんとなく呼ばれる。しかしそれは惨劇の始まりだった…。
闇堕ちしてもやはり腹ペコ王。ちなみに、ストーリー内でキャラ数名の心の傷を容赦なく抉る。
日々の平穏に飽きていたところを、大河に唆され庶民となるべく立ち上がる。
虎とブルマの策略で記憶喪失に。
凄まじいキャラ崩壊の果てに挑んだラストバトルは、まさかの超シリアス。
全ての元凶。そこまでにしておけよ藤村。アッパーではついにナマモノと手を組む。
言峰綺礼に占拠された教会を奪取された。冬木の住民を脅迫して傘下に下し、因縁のダニ神父に挑む。
しれっと親子扱いされているが、まあ今更ですし。
スタートからダメさ全開。迷走に迷走を続け、彼女がたどり着いた先は「イロモノ」だった…。
タイガーころしあむアッパー
気苦労の絶えないモニョモニョ。街に溢れるナマモノに興味を示し、元気に追い掛け回す。
死んだはずの彼が目を覚ますと、そこは不思議空間だった。
連れ去られた妻を救出すべく冬木の街を奔走する。「全て遠き理想郷」その1。
はぐれた夫と娘を探すべく、懐かしの冬木をのんびり散策。
いつの間にか増えてた「息子」を巻き込みつつラブパワーを振りまく。「全て遠き理想郷」その2。
型月名物カオスなナマモノ。「メルブラに帰れ」その1。
黒幕だったり噛ませだったり被害者だったりしながらFate界を侵略する。
遠坂凛のイロモノシリーズ代表格。今日も今日とて愉快に黒歴史を量産する。
本作の「マジカル四天王」その1。
前作にて誕生したセイバー新亜種。基本行動理念はオリジナルと一緒なのでお察し。
だいたいこいつのせい。前作の黒幕であり、今作は中の人と融合してしまう。
「メルブラに帰れ」その2。その前にお前、二次創作生まれじゃん。
空気感をぶち壊しにしつつ、その場の思いつきとテンションで元気に暴れまわる、あーぱー真祖。
「マジカル四天王」その2でもあり、終盤で型月的重大な設定に気づく。
「メルブラに帰れ」その3。元祖みんな大好き割烹着の悪魔。
徹頭徹尾よく分からない超展開でストーリーが進む。本作は間違いなくFateです。
「マジカル四天王」その3。
いつの間にかイロモノ化されラスボスに祭り上げられたシスター。通称「マジカル紙袋」。
話が進むうちに割とノリノリになる。ちなみに名前もコロコロ変わる。
「マジカル四天王」その4にして、もちろん黒幕。