データ
初出 | 第4世代 |
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タイプ | エスパー |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | - |
PP | 5 |
範囲 | フィールド全体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 後述 |
英語名 | gravity |
概要
第4世代初登場の技。第4世代後半からは教え技となっており、第7世代までの各世代の後半に登場するソフトで教え技が追加されると、そのラインナップに必ず含まれている。
ただし第8世代では教え技のラインナップから外れた。
ポケモンのリストラによって使用者が激減し、第8世代初期の使用者は6種、第9世代も5種に絞られた。
レベルアップの習得者は限られ、アルセウスのような神に等しいポケモンやシンボラーやイシヘンジン、ピッピ系列のような不思議な力を持つポケモンが主。
サマヨール系列も習得するが、図鑑説明の相手を吸い込むってそういうことなのか……
5ターンの間技の命中率を1.6倍にし、更に「ふゆう」持ちやひこうタイプにじめんタイプの技が当たるようになる。
ひこうタイプの無効が無くなった場合、じめんタイプを半減できるのはむしタイプとくさタイプに限られ、これらはほのおタイプでも対処可能なので、だいもんじやれんごくなどとも高いシナジーが見込める。
それに加え、空中制動系の技(「はねる」・「そらをとぶ」・「とびはねる」・「でんじふゆう」・「とびげり」・「とびひざげり」・「フリーフォール」・「テレキネシス」)は無効・使用不能になる。要するに飛んでても地面に叩き落されるのである。
また、「Gのちから」の威力も1.5倍になる。
ただし「ドラゴンダイブ」など、影響がありそうで問題無く使用できる技も存在する。
命中補正や飛行能力の無効化など、低命中技や地面技の補助など、メリットも大きいものの、フィールド技なので相手もその恩恵を受ける点に注意。
なお、一撃必殺技に対しては補正はかからない。じわれが全ポケモンに当たるようにはなるが。
このじゅうりょくを軸としたパーティを「重力パ」と言う。
基本的に初手でじゅうりょくを発動させてから戦うため、アタッカーの技構成は命中率の低い高火力技や地面タイプが中心となる。だがじゅうりょくは「たった5ターンのロマンス(発動したターン+4ターンなので実際はもっと短い)」の上、フィールドや天候と違い延長手段が存在しない。なので仕留めきれなかった時のための命中安定技も必要になってくる。この辺も含めて「候補となるポケモンが膨大で研究の遅れているパーティー」とは有名な使い手「米吉73号」の弁。
氏は毎回この技を主軸としたパーティーを組んでシングルバトルをしており、発動要員にはギガイアスやピクシー、ヨノワール、プクリン、イシヘンジンがよく使われている。特にギガイアスは特性のひとつにがんじょうを持ち、じゅうりょくを発動させた後でイバンのみだいばくはつを放って後続に繋げるという重力パの基本的な動きが取れるので氏は「ギガイアスを見かけたら重力パを疑う」とコメントしている。
SVでは重力パの起動役とアタッカーの両方をこなせるスナノケガワが登場しており、新たなパーティの主軸として活躍している。
重力状態になると「重たくて」(ゴールデンボンバーの女々しくての替え歌)が流れ、ターンが切れると無重力と表記される(「重力自体はまだあるじゃん」とか突っ込んではいけない)。
『スマブラ』シリーズでは、『for 3DS/WiiU』以降モンスターボールから登場するアルセウスが使用。効果は空中の敵ファイターを真下へ叩き落とすというもので、下に足場が無ければ即死間違いなし。