概要
- 自由落下。物体が重力の影響を受け続けながら落下する運動。
- 遊園地にあるアトラクションのひとつで、重力を利用し、高いところから低いところへと落下させて楽しむ。ようするに絶叫マシンのひとつ。
- ポケモンの技のひとつ。
ここでは3について解説する。
データ
初出 | 第5世代 |
---|---|
いりょく | 60 |
めいちゅう | 100 |
PP | 10 |
タイプ | ひこう |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 相手を1ターン目に連れ去り、2ターン目に地上に落としてダメージを与える |
英語名 | Sky Drop |
概要
第5世代から存在する技。
相手を上空に連れ去り、次のターンに叩きつける技。
初登場から技マシン58の常連となっている。
但し習得できるポケモンはひこうタイプの中でも特に屈強な肉体を持つポケモンに限られている。
相手の行動を許しがちな溜め技の中では唯一自身が攻撃するまで攻撃対象の相手ごと連れ去って行動不能にする技。
なかなかテクニカルな効果を備えている。
ちなみにポケモンの行動順そのものは変わらないため、連れ去られていても技自体は選択できる。
その代わり、「相手を空中に連れ去る」仕様上ひこうタイプは連れ去る事は出来てもダメージは入らない。
その割に特性・ふゆう持ちにはダメージが入る。
第6世代では重さ200kgを越える相手にも無効にされるようになった。
尚、勘違いされやすいがディグダ系統にはしっかり効きます。
但し威力は60と、1ターン費やした割には思ったより火力が出ない。
ひこうタイプの技はブレイブバードやドリルくちばし等もっと威力に優れた技が多いため、やはり威力を重視すると採用率は高くない。
と言っても1ターン相手の行動を制限できる都合上耐久型とは相性がいいため、エアームドが稀に採用する事がある。
ダブルバトル以上では相手のポケモンの動きを1匹分制限できるのは心強い。
地味に相手のこのゆびとまれを無視すると言う効果もあったりする。
ただ前述のとおりひこう技は強力なものが多く、優先的にフリーフォールを採用できるようなポケモンが多くないのも事実だったりする。もう少しばら撒いてもいいような気もするが。
このルールの場合、主にひこう技にあまり恵まれないボルトロスや、非常に素早くかたいツメの補正を受けられるメガプテラが採用する事が多い。
なお相手の行動そのものが封じられると言う仕様上、相手が上空に連れ去られる直前に使用したみちづれの効果は消えていないので注意。叩き落した瞬間道連れされます。
また「自分と相手がそらをとぶ状態になっている」らしく、そらをとぶ使用時の特効効果がほぼそのまま両方のポケモンに適用される。
但し、唯一うちおとすの墜落効果だけは無効になる(第6世代のみ)。
何かとバグに見舞われやすいのもこの技の特徴だったりする。
第5世代ではフリーフォール使用時にじゅうりょくを使うと、相手のポケモンの行動を封じたまま地面に叩き落され、相手はそのまま攻撃も交代も出来なくなると言うバランス崩壊級のバグが存在していた。
さすがにハードがDSの時代に更新データを送る事は難しく、また第5世代からはWi-Fiランダムマッチが実装された事も合わさったため、公式の判断でWi-Fi対戦で使用禁止と相成る事となった。
第6世代ではバグは修正された。
…のだが、また別のバグが発生されてしまった。
使用者が特性・さめはだのダメージでひんし状態になると、フリーフォールを受けたポケモンが表示されなくなってしまうのである。
幸いさめはだ持ちはサメハダー・ガブリアス・クリムガンと少ない上に、あくまでも見えなくなるだけなので実害は小さいが。
ちなみにこのバグ、ORASどころか第7世代になってもそのままだったりする。
ちなみにこのバグの温床、ポケモン剣盾では扱いが大変なのか登場技から消えた。
関連タグ
1
2
3