MiraculousLadybug
みらきゅらすれでぃばぐ
タグとしては、「Ladybug」、「MiraculousLadybug」、「レディバグ」、「ミラキュラスレディバグ&シャノワール」が多い。
日本では2018年7月23日よりディズニー・チャンネルにて放送中。
概要
『Miraculous Ladybug』とは、フランス発海外アニメ。
フランスのアニメ会社「Zagtoon」が主導で制作しているが実際にはいろんな国のアニメ会社が関わっており、Method Animation、SAMG、PGS Entertainmentの他、日本からは東映アニメーションが関わっている。
ストーリー
主人公のMarinette(マリネット・デュパン=チェン)とAdrien(アドリアン・アグレスト)は、不思議な力が宿るミラキュラスでスーパーヒーロー・Ladybug(レディバグ)とChatnoir(シャノワール)に変身し、二人のミラキュラスを狙うホークモスと彼が嗾けるヴィラン達と戦う。
バディとして共に戦う二人だが、お互いの正体は知らない。しかしマリネットはアドリアンに、シャノワールはレディバグに両片想いしていた。
変身後の衣装としては、全身タイツにアイマスクという、未成年にさせていい格好なのだろうか…と疑問に思わない事もないが、戦闘スタイルが格闘なども用いる物理であるためバランスは取れている。
- 変身して悪役(ヴィラン)と戦う
- 変身アイテムがアクセサリー
- パートナーの妖精(クワミ)が存在する
- 正体を隠している
などの王道的変身アニメの要素が見受けられる。
ただし、テレビの取材を受けたり、おっかけが存在したりと姿はかなり開放的。
また、変身には時間制限が存在し、必殺技を使うと制限時間が発生し、時間が過ぎると変身が解けてしまう。再び変身するには、相棒のクワミが回復するまで待つか、彼らの好物を食べさせて回復するなどがある。
時系列シャッフル
基本的に一話完結なのだが、エピソードの時系列はバラバラとなっている。
日本で放映されたバージョンはなるべく時系列に合わせて放送順を組み直しているが、それでも一部で混乱しがちなところが残ってるので、視聴の際はそのことを頭に入れておいたほうがいいだろう。
登場人物
アイテム
ミラキュラス
不思議な動物の力を宿したアクセサリー。使用者が身につける事でアクセサリーに宿る妖精クワミを呼び出し、変身する。
ミラクルボックス
ミラキュラスを保管する収納具。敵に奪われないよう、ガーディアンが保有している。持ち主によって形が変化する。
マスター・フーver
八角形の黒い箱。二段構造になっており、上段にてんとう虫・猫・狐・亀・蜂・蝶・孔雀のミラキュラスが、下段に鼠・水牛・虎・兎・竜・蛇・馬・山羊・猿・鶏・犬・豚のミラキュラスが収納されている。
マスター・フーは蓄音機の中に隠していた。
マリネットver
マスター・フーからガーディアンの資格を受け継ぎ、形もそれに合わせて楕円体に変化した。デザインはレディバグのヨーヨーに近い。
マリネットは自室の裁縫箱に隠している。なんとこの裁縫箱、暗証番号機能付きでミシン糸がボタンとなっている。恐らくマリネットの手作り。
呪文の書
ミラキュラスの力、修復の力、ポーションの作り方などが記されている本。ガーディアンのみ解読可能なら特殊なコードで書かれている。
マスター・フーはいざという時の為にタブレット端末に全ページを保存していたが、タブレットをマユラに盗まれてしまい、現在はガブリエルが所持している。
ミラキュラスポーション
マスター・フーが呪文の書を元に作成した魔法のポーション。
これを与えたクワミは特別な力が付与され、変身者もその力を使うことができる。マリネットはマカロンに混ぜたマジカロン、アドリアンはカマンベールチーズに混ぜたマジカマンベールを食べさせている。
全7色あり、作中では緑色・水色・紫色の力が判明している。
- ピンク:
- 黄色:
- 緑色:アクアフォーム
- 水色:アイスフォーム
- 紫色:スペースフォーム。空中や宇宙で活動できる
- 赤色:
- オレンジ色:
マジカルチャーム
パワーアップしたレディバグが新たに生み出したてんとう虫模様のお守り。これを身につけることでアクマを弾き、アクマタイズされることを防ぐ。
デザインは贈る相手によって異なる。
用語
カレッジ・フランソワ・デュポン
マリネット達が通っている学校。
トム・アンド・サビーヌ・ブーランジェリー・パティスリー
マリネットの父親・トムが経営するパン屋。一階がパン屋、二階から屋上までがマリネット達が暮らす居住区となっている。
ユニファイ(unify)
二つのミラキュラスの力を同時に用いる能力。
衣装も二つの力が混ざったデザインに変化する。
変身する際は、該当する2匹以上のクワミの名前の後に「ユニファイ!」と唱える。
解除する際は「ディバイド」と唱える。
2D版と3D版
当初は手書きの2Dアニメーションで制作が進められ、CGIの3D版が映画版として予定されていたようだが、実際に制作が進みTVアニメーションとして放映されたのは3D版のみとなっている。
違い
基本的な構成は同じのようだが、2D版と3D版では設定やデザインに、特に以下のような違いが見られる。
・女の子のアホ毛が無くなっている
・女の子のツインテールのボリュームが異なる
・男の子の普段着がお坊ちゃま風からスポーティな感じへ、髪型も異なる
・変身後の姿として、女の子の髪に結われた長いリボンが無くなっている
など。
また、男の子キャラの名前は、当初はFelixであったらしい。