パモ
ぱも
基礎データ
概要
ポケットモンスタースカーレット・バイオレットに登場するポケモン。
今回のピカチュウ枠に該当し、ピィ以来23年ぶりな名前が二文字のポケモンでもある。
オレンジの体毛で膨れたずんぐりとした体つきが特徴。この体毛は電気を溜めやすい上に保温性があり、寒さにも強い。
前手の先はクリーム色になっていて、厚めの服を着込んでいる様に見える。
頬に電気袋があるが未発達であり、両手の肉球に備えられた発電器官を併用して頬を擦ることでようやく発電できる。不安になったり敵と相対したりすると臨戦態勢としてこの動作を行い、電気が溜まった両手でタッチして相手を感電させる。
普段は四足歩行で、頬を擦ったり感情を表現する際などに直立する程度だが、進化する度に足腰が発達し二足方向も容易となる。
電気袋組ではピカチュウ以来となる「ねずみポケモン」で、パチリス以来の単電気だが、これもまた進化によって変化する。
当初は齧歯類がモチーフなのかが不明だったが、レベル技であなをほるを覚えることや進化後の名前からマーモットが有力になった。また、中南米に生息する齧歯類・パカもモチーフと思われる。
色違いはオレンジの体毛がピンク色に変わり、瞳も若干ピンクがかる。この特徴は進化後も統一されている。
ゲーム上の特徴
ピチュー系統以来23年ぶりな二段進化する電気袋組であり、単なるマスコット枠に留まらない成長を遂げるのが大きな特徴。
ゲーム初回起動時のイントロダクションでは毎作恒例の演出としてクラベル校長のモンスターボールから登場し、ゲーム上で最初に目にする第9世代ポケモンとなっている。
(ストーリー中では)初めてテラスタルするポケモンでもある。ネモ2戦目の個体がそれにあたり、よほど変な遠征でもしない限りは、最初に目撃するテラスタルになるだろう。
また、アカデミーの授業を進めていくと、校内に野生のパモが迷い込むイベントが発生する。プレーヤーもこの「パモさん」を介して先生たちと交流していくことになるが、どうやら野生に帰すわけにはいかない深い事情があるようで……
セイジの面白いトークもあり、パモさん付けで呼ぶプレーヤーも続出。一方で野生や手持ちの「パモ」とセイジ先生の「パモさん」とで呼び分けているプレーヤーもいるようだ。