銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
ぎんがぎりぎりぶっちぎりのすごいやつ
『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』は、1993年7月10日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第12弾。ボージャック一味が登場。
概要
主人公・孫悟空がセルゲームで死亡してから数ヶ月後の、天下一大武道大会(天下一武道会とはベツモノ)が舞台。
優勝を目指し勝ち進む孫悟飯たちの前に、セルの自爆で巻き添えになった北の界王の死をきっかけに復活したボージャック一味が乱入し大暴れする。
時系列的に矛盾が多い劇場版アニメでは珍しく統合がとれている作品でもある。
悟空の死で戦う目標を失ったベジータが戦意を取り戻す経緯や、未来から人造人間を斃したことを報告にきたトランクスに一度紛失していた剣が返却されるエピソードなどが描かれている。
今作の主役は、孫悟空の息子・孫悟飯。悟飯はそれまでのピッコロとお揃いの服ではなく、父悟空と同じ亀仙流風の胴着を着ている。
本作は影山ヒロノブが歌う「CHA-LA_HEAD-CHA-LA」が主題歌として使用された最後の映画となり※、次作『危険なふたり!超戦士はねむれない』から「WE_GOTTA_POWER」へ変更となる。
また、宮内幸平が演じる亀仙人が登場するのも本作が最後であり(1995年6月2日死去)、次の映画登場作である『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では後に『神と神』や『ドラゴンボール超』での専属声優となる佐藤正治が、『ドラゴンボールGT』放送中に公開された映画『最強への道』では愛川欽也がそれぞれ担当した。
※後に『神と神』の主題歌として採用されたがそちらはFLOWによるカバー版。神と神公開以前に発売されたPS2版ゲームやジャンプフェスタ用アニメ『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』では影山による原曲が使用されている。
『神と神』が公開されるまでは、ピッコロが登場する最後の劇場作品であった。