プロフィール
本名 | Yが頭文字の名前を適当に名乗っている |
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異名 | 黄金の光(ジャマー) |
身長 | 175cm |
誕生日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
パンツ | ノーパン説がある…!? |
特技 | 旅行のプランニング・人間の真似事 |
能力 | 催眠 |
備考 | 自称先天性吸血鬼 |
CV | 井上和彦 |
概要
高等吸血鬼(バンパイアロード)の男性。ドラルクや半田あけみ同様に尖った耳とキバを持つ。
ギャグとして非常に使い勝手がいいため、準レギュラーとして頻繁に登場している。
人物
見た目はダンディな英国紳士風だが、後述する能力を用いて人々を辱しめるのが大好きな変態おじさんであり、そのためならどんな苦労も厭わない。
意外にかなり旧(ふる)い吸血鬼の様で、かつて無謀にもありとあらゆる準備をして御真祖様に挑戦した過去があるため、その本名や本来の恐ろしさを知っている数少ない吸血鬼の1人だったりする。ちなみに勝負の結果は不明。
なお第150死にて、一度ドラルクの策略で御真祖様の近くで「ヒマ」と答えてしまい、引きつった顔のまま連れ去られるという自業自得なオチを披露した事がある。
御真祖様が関わると関わり合い具合によっては普段の紳士的口調が消え、やや砕ける。
ドラルクの父のドラウスと師匠のノースディンとは旧知の仲だが、そのしょうもない趣味嗜好から嫌われている。
しかしその一方で、趣味嗜好の近似からへんな動物の父ディックとは仲が良い。ドラウスに誘われ古き血の吸血鬼達の集まりをすっぽかしたかに見せかけて、最後の最後で登場するオチ担当を務める事が多い。また、師匠を心底毛嫌いするドラルクとはノースディン絡みで意気投合し、2人一緒に彼を貶めたりもする(が、ドラルクや吸血鬼野球拳大好きを含めた仲のいい吸血鬼達も、Y談おじさんが吸血鬼の中でもクソカスである事は否定しない)。
野球拳大好きとは、頻繁に取っ捕まってVRCに一緒に収容されるため仲がいい。また、野球拳大好きの隠しておきたい過去も知っているらしい。
本名は不明だが、名前の最初の文字は「ヨ」らしい。
自宅はあるのだが気が向いた時しか帰らない。普段はあちこちの物好きの家やホテル・旅館などを渡り歩いており(参考ツイート)、新横浜では頻繁にVRCをホテル代わりにしている。
ちなみに編み物が得意という意外な一面もあり、あけみとは編み物を通じて親交を深めていた。
約200年前の頃はすでに現在の容姿となっており、ロンドンなどで辻斬りならぬ辻Y談をしていたらしい(その結果、ヘルシングに退治された模様)。
能力
杖を光らせてビームを放ち、当たった相手をY談しか言えなくなる様にしてしまう催眠術が使える。
このY談ビームを浴びた相手は性癖をぶちまける様になり、真面目な会話すら持ちうる限りの下ネタ語彙を尽くしたY談語になってしまう(Y談おじさんは解読出来る)。
このビームは吸血鬼や動物にも効くらしく、ジョンに当たった際には台詞がいつもの「ヌー」から、「ピ────(規制音)」に変わってしまった。
筆談やRINEの予測変換も全部Y談語になってしまうため、意思疎通は極めて困難になる。
一見くだらない能力であるが、実に恐ろしい能力である。
Y談ビームに当たった者はY談しか話せなくなるために、事態の説明が出来ず、更に話している内容から、相手に危機感や必死さを伝える事すら出来なくなる。
おまけにこの光線は有効範囲の幅が広く、一度に不特定多数の相手へも極小範囲での使用も有効である。その上、ビデオカメラ越しに使用する事も出来るのでタチが悪い。極めつけは催眠術の“強度”もかなり高く、(忘れがちだが)作中屈指の実力者であるドラウスでも催眠を解除出来ない程である。
対抗策としては、何か遮蔽物に身を隠して光線を躱す(例として、ヨモツザカは特殊なマスクでY談波を防いでいる)か、もしくは「気にしないで殴る」といった方法が考えられる。
ただし解除出来たとしても、性癖を聞かれた相手によっては後々もネタにされ続ける可能性があるため、余計始末が悪い。また、現時点ではY談の規則性もわからないため、必要な単語を仕込んで断片的に伝える事も出来ないと思われる(唯一「何らかの隠喩ではないか」と理解出来たのはドラルクのみ)。
他には、これはタマちゃんに憑依したヘルシングが編み出した攻略法だが、Y談光線の効果中はY談なら自分の意志でそのまま言える。つまり「おっぱぃよう」や「boyne city」の様な下ネタ混じりだったり、下ネタに聞こえなくもない言葉を使って会話(?)する事が出来る。
ただし言おうとしている言葉の中に下ネタを混ぜても、発言者本人が対して卑猥ではないと捉えている単語だった場合は、別のY談に書き変わってしまう。またこの方法の場合、催眠が解けたタイミングが分かりにくくなる。
また、演出の関係で何を言ってるのか分からなくなるため、実際はY談を喋っているのだが普通の台詞として描写される事がある(例えば、Y談しか喋れないサテツを弄るドラルクに対するロナルドの「イジメんなァー!!」、自分の結界をY談に上書きされた吸血鬼パジャマパーティーの悲痛な悲鳴など)。
ファンブック2によると、「クソくだらないことにしか使ってないだけでその気になれば催眠術で何でもできるらしく、人間の精神を破壊することも可能」らしい。
愉快犯特化な能力を持つ一方で本人の戦闘力自体はそれ程高くなく、ロナルド達に殴られてあっさり捕まる事もある。本人もそれを自覚しているので、催眠をかけたら物凄いスピードで逃げる様にしている。追い付けるのは今の所、半田桃の父である半田白のみである。
作者がTwitterに投稿した戦闘力グラフではDランクと表記されており、その後投稿された更新版では一般人レベルとなっている(その理由は『能力をY談に振る』からとの事)。
また、催眠をかける相手の選別は「Y談しか喋れなくなって慌てふためきそうな相手」なので、他人から(状況改善目的で)Y談光線を使ってほしいと頼まれても拒否する。一貫して場を混乱に落とし込む目的でしか行動しないが、場合によってはロナルド達を救う時がある。
精神が強過ぎる相手には使っても効かないのだが、光自体はとても眩しいため、目眩ましとして使える。
アニメ化に伴う演出
原作では流石に見れば分かるため殆どフキダシ演出はなかったが、映像化によって洋画の日本語訳セリフのような字幕が用意された。一部はアニオリ字幕がついたが、「ちんちん」(最初の発言以外)とピー音の中身は不明のままである(ジョンに関しては、効果音ではなく本人がピーと鳴く事態に)。
また、へんな動物との一騎打ちでは原作は意見を戦わせていたが、アニメでは尺の都合と聞き取りやすさを優先したためか、一問一答の様な形式に変更されている。ひとネタで倍酷い。
当たってしまった人たちのY談語集
(『※』はアニメで付いた訳、『△』は推測される訳文)
暴々夫(ヴァミマの店長)
- 「全裸の女性に何か一つ着せるとしたら眼鏡派ですか!?靴下派ですか!?」
ロナルド
- 「巨乳のお姉さんに『おっぱい揉む?』って胸を手のひらに押しつけられたいぜ!」
- 「『揉みたい』んじゃない!!『揉ませて』ほしいんだ!!」
- 「テメェ!!俺は巨乳のお姉さんに甘やかされてぇんだよ!!」(訳:テメェ、ハンターのこの俺から逃げられるかよ!)※
- 「テメェは年下でも巨乳ならいいとか思ってんのか?」(訳:そんな下らねえ能力で俺に勝てると思ってんのか?)
- 「おまえのビーチクに触れたい!」(訳:ソイツのビームに触れるな!)
- 「くそっ…裸にはカーディガンを羽織らせたい」(訳:くそっ! まんまと逃がしちまったか…)※
- 「わかってるよ!裸眼鏡も好き!」
- 「うるせえ悪いかおっぱい大好き」
- 「ちんちん!!ちんちちんちん!!」(訳:貴様!! 私に何をした!!)※
- 「ち…ちんちーん!!」(訳:待…待てー!!)※
- 「ちんちちん…」(訳:恥ずかしい…)△
通行人
- 「タイトスカートよりパンツスーツの尻の方がエロい!!」
- 「ああ、分かるスーツ最高!」
- 「待てスカートの魅力は!」
- 「リクスー最高!」
サテツ
- 「あっちの方…では俺はリードされたい派です…!」(訳:あっちに行きました)△
- 「強気にグイグイ攻めてきて バシッと決めてくれる子が好き…」(訳:急にギルドに入ってきて ピカッとやって逃げてったんだ)
- 「男はデカくてなんぼアル!」
- 「貧乳を気にしている子はエロい!」
- 「腰骨のラインが重要」
- 「可愛い子にムダ毛があると興奮する…」
- 「私は【ピ────】ですが特に【ピ──────】」
この様な大惨事になる中、ドラルクが助っ人として呼んだへんな動物は、常に煩悩丸出しなので全く通じず、それどころか意気投合してしまったのだが、それが原因でブチギレた吸血鬼退治人一同に2人揃って成敗される事となった(そもそもへんな動物に時間稼ぎして貰っている隙に、ロナルド達が包囲するのがドラルクの策略である。よって意気投合しなければ、へんな動物は巻き添えにならずに済んだ)。
ちなみに成敗後も度々出所しては捕まっており、よくギャグのネタに使われている。
- 「俺は乳のでかい女に優しく抱きしめられたいのだ!」
(Y談「実に瑞々しい萌え出た若芽のようなY談だ」)
(野球拳大好き「普通すぎて面白みに欠けるな」)
VRC職員
- 「うわあエロくて優しい義理の姉!」
キャプちゃん
- 『太腿派です』
- 『ストッキングを破いていくプレイー!!』
- 「ヒエー年上の巨乳大好きー!」
半田桃
- 「俺だってたまにはお母さんに優しくしてほしいんだ!」
吸血鬼野球拳大好き
- 「ジャンケンしながら恥じらう姿が大好き」
- 「おしべとめしべが触れ合う瞬間が…」
吸血鬼パジャマパーティー
- 「ベビードールエロくて大好き流行ってくれーーッ!!」
ノースディン
- 「パンツスーツにエロスを感じる」
- 「襟元がきっちりした服を乱したい」
- 「撫で心地のいい髪ーーー!!!」
- 「下着は大胆な黒がいい」
ドラウス
- 「耳掃除して貰う時の膝枕の感触ーッ」
- 「レッグホルスターとかガーターとか」
- 「ドワーッ肋骨の張り出た異形ボディー!!」
- 「何っ…… ストローをねぶる唇ッ!?」
- 「SMバーに行ってみたいけど行けてない」
Y談結界
野球拳大好きの能力を用い新横浜周辺に張った結界。この結界が張っている間はY談を発言する事でその威力を物理的な物として相手に攻撃する事が可能。
しかし、結界内では武器や腕力は全く効かずY談のみが力の源となる為、不可抗力でY談を口に出してしまうY談ビームと異なり戦う為に自分からY談を口にしないといけないという、いわゆる自虐・自爆に近い珍技である。
結界内での発言
- 「イケメンの胸元はだけて鎖骨の上にキスマーク付けたい(童顔系だとなおよし)」
- 「メンズブラエロいからもっと広まってほしい」
吸血鬼野球拳大好き
- 「おカタい子がいざ脱ぐと過激な下着を着けてるの最高」
- 「野球拳の最中…手袋や靴下を脱いで余裕ぶっていた女が…次に脱いだらもう下着!となってにわかに焦燥し始める顔!!」
ロナルド
- 「おっぱい!おっぱい!柔らかいおっぱい!」
へんな動物
- 「椅子に変身して30なかばぐらいの尻に肉が付いてきた未亡人に座られるプレイ」
- 「貧乳だけどちょっと太めの子の柔らかくも平坦なライン」
- 「乳の谷間にかく汗!!」
ショット
- 「女の子がのびをした時にチラッと見える脇のそり残し!!」
- 「冬場 長ズボンで油断したすね毛がチラリズム」
- 「指毛のそり残しに気づいて無理矢理袖を引っ張って隠してる子」
- 「水着のふちからわずかに見えるアンダーヘアー!!」
- 「無防備な背中の毛!」
ドラウス
- 「三角型の胸の天を指すシルエットは美しくも官能的!!」
ロナルド&ドラウス
- 「おっぱいの匂いはいい匂い!!!」
ニコニコ動画では
アニメOPのY談おじさん登場シーンで、彼の能力をネタに多数のユーザーが「グワーッ!〇〇!」と性癖を暴露するコメントを流すのがお約束になっている(誰が呼んだか『Y談幕』)。
そして、一期第7話にしていよいよY談おじさんが登場する事になり、案の定カオスな雰囲気になった。
また、原作には“吸血鬼君がエッチなことを考えると流れ星を降らせるおじさん”という吸血鬼が出てくるため、視聴者のY談と一緒に流れ星が流れ、それに便乗して「福士蒼汰」を連呼する吸血鬼熱烈キッスに扮したコメントも流れる(キッスの元ネタは第130死のオチ)。
二期OPにもY談おじさんの登場シーンもあり、こちらもY談幕が飛び交うが、Y談波を撃ってないのに自ら性癖を暴露するユーザーが多発するというY談おじさんが喜びそうな状況になっている(作者は「性癖流星群」と呼んでいる)。
EDでも登場しているがこちらも杖を光らせておらず、Y談コメントが出てこない。
余談
- アニメ2話ではゼンラニウムの担当声優が大御所だったため彼にも期待がかかり、登場していないにも拘わらずTwitterのトレンド入りした。また、次回予告でY談おじさんの登場が予告されたため、アニメ第6話の放送終了後に再びTwitterのトレンド入りした。そして遂に登場した第7話では、当然の様にY談おじさんと担当声優の井上氏がトレンド入りした。
- pixiv及びTwitterでは『吸血鬼すぐ死ぬ』のパロディイラストが書かれるが、その大半がY談おじさん初登場回である第28死のパロである。
関連イラスト
※第28死のパロディ関連イラストについては「吸死パロ」のページを参照。
関連リンク
関連タグ
吸血鬼野球拳大好き へんな動物 ドラウス ノースディン ディック エルダー ヴェントルー・ブルーブラッド イシカナ 御真祖様