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難波悠の編集履歴

2023-09-20 17:33:11 バージョン

難波悠

なんばゆう

ゲーム『龍が如く7』の登場人物。

「ようやくお目覚めか」


「今日が水曜じゃなくて良かったな 水曜はこの辺 生ゴミの回収日だからよ」


CV・モデル:安田顕

概要

横浜伊勢佐木異人町に住むホームレスで、元看護師。41歳。

愛称はナンバ(自己紹介の際にも使用している)。


表向きはリアリストで悪態を付くものの協力してくれる人物でであり、新人ホームレスの主人公・春日一番に路上生活についてのイロハを教えてくれる。後述する「魔法使い」キャラのイメージに相応しく、頭脳派らしい推察で彼を助ける場面も。

全てを諦めているように見えて実は情に脆く、ある理由がきっかけで仲間の前から去っても、ピンチの時には助けに来るなど、一度仲間と認めた人物は見捨てない男である。


度胸という点ではパーティ内で最も一般人に近く、ヤクザマフィア絡みの事件に首を突っ込みたがる春日に対してはその都度面倒事を嫌がり苦言を呈す(最終的には一番に感化されて同行するが)。

また女性経験は少なめなようで、美人である向田紗栄子と気さくに話せる間柄になっただけであるにも拘らず「俺に惚れてるかも」と独り合点して調子に乗ることもあった。


戦闘スタイル

  • 専用ジョブ:ホームレス

春日が好きなドラクエにおける「魔法使い」に相当するジョブ。

(最初期はビニール傘)を武器に、餌を使って鳩に襲わせたり、火を吹いて炎上させたりとテクニカルな攻撃を仕掛ける。ときおりパーカーのフードを被る姿も、ローブを纏った隠者の魔法使いのような印象を与える。

このゲームはパーティの攻撃手段が物理に寄りがちであり、特に初期は春日も足立も物理攻撃一辺倒なのでナンバは貴重な魔法攻撃要員である。

ホームレスの不摂生な生活で物理面ステータスは伸びないが、反面、悪いものを食べたり寒いテント暮らしで慣れたおかげか、毒や風邪といった状態異常に強い。


看護師の経歴を活かして回復技もいろいろ覚えるのでヒーラーとしての運用も可能である(ナンバ以上のヒーラー要員がいるのでサブに回りがちだが)。

また、中盤のあるイベントを通じて習得するスキル「熱気監獄の極み」は貴重な大威力の全体魔法攻撃であり、この技メインでの運用もアリ。


経歴

幼い頃、世界的に有名な看護婦ナイチンゲール」の伝記を読んで感動し、いつか彼女のようになる事を夢見て看護師の門を叩いたが、待っていたのは患者のわがままと長時間労働であった。

そんな仕事に疲れ果てた彼は、ある時自分と似たような志を持つナース「水恵」と出会い、彼女の輝かしい姿を見て少しずつやる気を取り戻していく。

しかしある時、その水恵が両親のこさえた借金を返すために病院の医薬品を横流ししていることを知る。事情を知ったナンバは見て見ぬ振りをしていたが、横流しが病院の知るところとなった際に、水恵の身代わりになることを決め、彼女を助けることとなる(出会った当初の春日には、自分が汚職を行ったと説明していた)。

その結果として看護師免許をはく奪され、落ちぶれて異人町に流れ着くこととなった。


劇中の活躍

龍が如く7 光と闇の行方

ある理由から重傷を負い異人町に流れ着いた春日を治療し、ホームレスから理不尽な集金行為を行っていた中国マフィア「横浜流氓」のメンバーを春日と一緒に撃退してからは、彼と行動を共にするようになる。

物語中盤、異人三の一角である韓国マフィア「コミジュル」のアジトを訪れ、そこで偽札の製造現場を目撃した際、春日たちは驚きを隠せていなかったが、ナンバだけは何かを確信した表情を浮かべていた。


実はナンバは、異人町で行方不明になっていた実弟の秋葉正一(本名:難波正一)を捜すため異人町のホームレスになっていた。正一はフリー記者として偽札造りを追うため異人町を訪れていたが、ある日コミジュルから監視されているという報せをナンバに伝えたのを最後に消息を絶っていた。

また、ナンバが重傷を負っていた春日を治療したのも、日本円の偽札を持っていた彼に同行すれば、いずれは弟が消えた原因であろうコミジュルに潜入できると予測していたため。

だが、コミジュルの総帥であるソンヒには、ナンバがアジトを探りを入れていることを見抜かれており、春日たちへ自身の本当の目的を暴露されるが、春日たちがコミジュルを足止めしてくれたことで脱出に成功する。


その後、ナンバは弟を助けたいという一心で、まさかの敵対していたブリーチジャパン側につき、代表の小笠原肇に偽札の件を全て話してしまい、そのことが異人三による"肉の壁"を崩壊させる一因となった。

後日行われたブリーチジャパンによるコミジュルへの実力行使のデモの際には、小笠原や石尾田礼二率いる近江連合の組員と協力し、コミジュルを守っていた春日たちと戦うが敗北する。

そして苦肉の策としてソンヒによって偽札の製造現場を燃やされてしまったため絶望するが、ソンヒの口から正一がコミジュルの地下居住区で軟禁されている旨を伝えられた(実は、正一が偽札の件についてコミジュルに捕まった際に、たった一人で偽札の真相を調べ上げた能力をソンヒに買われ、口を封じる代わりに軟禁とは名ばかりの厚遇を受けていた)。

その後、春日たちが捕らえて尋問していた小笠原が近江連合によって逃げられた際に現れ、無事正一と対面を果たしたことを春日たちに話し、「面倒事に首を突っ込むから俺みたいな奴に利用される」と言い残し去っていった。


が、近江連合によって拉致された趙天佑を救うため慶錦飯店に殴り込みに来ていた春日たちが石尾田と対峙した際に、罪滅ぼしとして救援に駆け付け、再び春日たちの仲間に加われる喜びに涙しながら感謝した。戦闘後、春日たちに、弟の正一が軟禁中に世話を焼いてくれた女性と婚約の話が出るまでの仲になっていたことで、もうコミジュルとの確執も無くなったと明かした。

そして、すべての黒幕である青木遼を打倒するため、最後まで春日の仲間として戦い抜いた。


龍が如く8

ハワイでピンチに陥っている春日の下へ足立宏一と共に駆けつける。


余談

龍が如く』シリーズではお馴染みである芸能人の顔をモデリングしているキャラだが、総合監督の横山昌義が語るところによれば当初から「安田顕が演じる、不潔だが愛らしいホームレスの男」というコンセプトでキャラを造形していたらしく、安田氏に出演を断られた場合はホームレスという設定を断念することすら考えていたという(参考)。


関連イラスト

春日とナンバマッチョなナンちゃん

Nyanba

難波悠うとうと


関連タグ

龍が如く 龍が如く7 看護師 ホームレス 相棒

春日一番 足立宏一 向田紗栄子


安田さんリバース…演者であるヤスケンの起こした放送事故。パーティーチャットにおける牛乳一気飲みの話題の元ネタ(正確には「水曜どうでしょう」の牛乳リバース事件が元ネタ)。また、ナンバが火吹きや臭い息といった『吐き出す』タイプの極技を持っているのも偶然ではないだろう、多分。他にも「黄色い着ぐるみ」や「海老チリ」等、「どうでしょう」ネタが多数散りばめられている(「どうでしょう」ディレクターの耳にも届いた模様)。


フローレンス・ナイチンゲール…彼が看護師を目指した理由、なお実際の彼女は穏やかに微笑む天使などではなく、むしろ拳銃を片手に聞き分けのない責任者を脅しつけ、原因を統計学的に分析し(統計学の始祖は彼女である)、その改善に裕福な実家の私財を惜しみなく投入等文字通り不眠不休で働き続ける滅私奉公の擬人化とも言うべき苛烈な女性である。彼女に無理についていった人間が複数人過労死している事、彼女自身過労で心臓を壊し寝たきりになった事からその激務が窺える(なお、それでもベッドの上で働き続けた)。

彼女がイメージ通り柔和に微笑むのは患者が退院した時だけであり、それが「クリミアの天使」という通り名の由来である(なお専ら呼ばれるのは前述の苛烈さが元になった「小陸軍省」の方である)。そんな彼女を目指すにはナンバは覚悟が足りなかったのかもしれない(ただし、ナイチンゲール本人が「犠牲なき献身こそ真の献身」「個人の善意と自己犠牲で成り立つ組織は援助なしには絶対に長続きしない」「私が成功したのは私の実家が裕福だったからだ」と述べており、仕事と割り切るか、彼女レベルで使命感に燃えているか裕福でなければやってられない仕事ではある)。


ポップ(ダイの大冒険)…ドラクエ関連作品のキャラクター、主人公の戦友、魔法使いポジション、シンボルカラーが緑、危機感からのパーティ離脱→友情からの再加入という展開…などなど共通点が多い。

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