概要
どうしようもなく相手に対して苛立ちなどを覚えた際に芽生える感情である。
実際に殺害に及ぶことが無くとも、殺意を覚えた、という表現をされる事はあり、
全くの赤の他人よりも身近な相手に対して覚える事が多いのでは無いかと思われる。
おおよそ過失ではなく、故意に人を殺害した際には殺意というものの有無が問われることが多く
この有無がそのまま刑の重さに影響する場合も多い。
そもそも人を殺したいという思い、という意味合いからも分かる通り
日常会話で「ああ、殺意が沸いたわ」などという表現がされる事は少なく
もし矢鱈にこの表現を使っていると周囲から危険視される可能性も少なくない。
殺意というものが芽生えたとしても胸の中で留めておくべきである。
ネットスラングの「殺意」について
ネットスラングにおいて、キャラクターの対象年齢に反して武器が凶悪地味ていていたり、どんな弱い相手でも本気で殺る気満々だったりする様相、どう考えてもオーバーキルな武装・戦闘方法を平然と用いている様を「殺意が高過ぎる」という。
絶対殺すマンとは似ているが少し違う(あちらは特定の対象限定である場合が多い、そして相手が強敵の場合にも用いることができる)。
殺意が高過ぎる例
- ドリルでの挟み撃ちや回転鋸、鉄球などCERO:Aじゃなければスプラッタ化していたであろう装備の多いクッパJr.(スマッシュブラザーズシリーズ)
- 技の一つ一つが歴代ラスボスを一撃で葬る威力を持ち、最強技が文字通りの相手を必ず殺す技であるオーマジオウ(仮面ライダージオウ)
- 切断技を数多く持ち、切断した相手にトドメとばかりに光線技をぶち込むウルトラマンエース(ウルトラマンA)
- 悪の帝王から生まれたヒーローとはいえ、個人武器のデザインが凶悪過ぎるウルトラマンジード(ウルトラマンジード)
- 並みの攻撃を通さない鎧と強固な盾を装備し、変身者も戦闘力の高い異能生存体という完全無欠さを誇る仮面ライダー斬月カチドキアームズ(仮面ライダー鎧武)
- 頭を使わないとクリアできなさそうな位置にトゲなどが配置されているステージ(マリオメーカーなど)
- プレイヤーの最大HPが999であるのにもかかわらず、9999ダメージを叩き出す技で潰しにかかってくるエリザベス(ペルソナ3)
- どんな弱い相手でも油断する事なく、敵が消滅した跡にすら念入りに強力な魔法を何度もぶち込む竜宮院聖哉(この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる)
- 敵を吸い込んで火室で敵が消滅するまで徹底的に焼き尽くすデストラクションファイヤー(魔法戦隊マジレンジャー)
- 必殺技のトドメに戦隊のロゴが鋭利な先端でぶっ刺す機界戦隊ゼンカイジャー