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ゼギオンの編集履歴2023/11/06 12:57:07 版
編集者:K
編集内容:始原の七天使へのリンク

「勝利を、リムル様に捧げよう」

CV:梅原裕一郎

人物

性格はリムルへの忠義と、飽くなき強さへの探求心を秘めた武人肌のキャラクター。極端な言い方をしてしまえば、リムルへの忠誠と強さの探求以外になんの興味も持たないストイックな男(雄?)

蟲魔族は最低限の意思疎通こそ取れるが、基本的に闘争本能の塊のような危険な存在であるのだが、ゼギオンは闘争本能も高いが、同時に非常に理性が高い。強さを求めているが平和を愛している。

片言な喋り方をする蟲系の魔族の中で、彼とアピトだけが流暢に喋る事が出来る。

強さへの探求心は、リムルに仕える為により相応しい存在となる事を目指してのものであり、最強への憧れや地上支配といった野心などから強さを求めている訳ではない。

彼のリムルへの尊敬は相当オーバーフィルターがかかっており、あまり目立たないが敬愛の度合いは、部下の中でも最高レベル

武人肌ではあるが気配りや配慮もできる紳士であり、ゲルドに近い真面目な性格。転スラ日記では、子供たちと遊んであげたり、逮捕されたアピトを心配して見に行くなど、優しい一面が強調されている。

寡黙で、基本的にはラミリス地下迷宮を守護する『迷宮十傑』の会議でも、発言する事は少ない。

但しリムルの話題が出る時だけは、ごく僅かに興味を示し、ごく僅かに発言する

経歴

ジュラの森で傷つきながらも、仲間のアピトを護る姿にリムルが感動して助け名付けた。

リムル曰く、「カブトムシとクワガタを足して二で割ったかっちょいい虫」だったらしい。

登場した当初は、何者かに襲われたのか甲殻もボロボロの状態で蜂型の魔蟲であるアピトを守っており、その姿を見つけたリムルによって名付けられ、またどんな姿にもなれるスライムの身体の一部を使う事でそのボロボロになった体を治療した。

当人はかっちょいい虫に名前を付けた程度の認識だったが、リムルによる治療を受けた事で、かなり希少かつ強力な種族に変貌した。しかもリムルの体の一部を使っているために、彼のスキルを一部使う事が出来る

その後は樹妖精(ドライアド)の集落の守護をしていた。魔国連邦に住んでいないため出番はほぼ無かったが、実は部下としてはディアブロより早くその座に就いているため、それなりの古株。後に完全変態を遂げ、蟲型魔人になった。

その後、ラミリスによって作られた地下迷宮の八十階層のボスを任せられる。同様に『迷宮十傑』の地位を与えられ、十傑筆頭の地位に据えられる。

実は、蟲魔族(インセクター)の王である蟲魔王ゼラヌスの直系の息子である。

強さ

魔国連邦でもトップクラスの実力を持っており、場合によっては作中最強(流石に頂点たる竜種よりは劣るが、それでも戦いが成立するレベルかつ、勝利する可能性もある)。

灼熱竜ヴェルグリンドとの戦いでも戦力になると評されている。

基本的には抜きんでた格闘センスによる肉弾戦がメイン。神話級(ゴッズ)に匹敵する強度を持つ外骨格と、リムル(正確にはシエル)より授かった能力や技を持つ。

技量は他と比較すると、二千年の時を修行に費やしているミッドレイと同等の格闘術の練度を誇る。

(補足として、ミッドレイ達龍人族(ドラゴニュート)と戦闘特化の蟲型魔人では基本性能が違うため、技量は互角でもゼギオンの方が強い)

具体的には、気ままに生きてきたとはいえ三万年以上の時を生きて戦いの研鑽を詰んでいるカレラ原初の七悪魔の上を行く。

(ギィとディアブロは例外)

そもそもゼギオンは格闘術を使えるように人型に進化してから一年経っておらず、諸事情により生まれてからすぐこっちの基軸世界に来てるため、推定される実年齢は5歳未満。天才とはいえ、異常すぎである

作中で、神そのものの存在である竜種ヴェルドラに弟子扱いされている事もあり、優れた格闘戦の実力を持つ。その実力は格闘戦ならばヴェルドラに匹敵すると評されるほど

その相対した時の圧倒的な妖気と魔素量から、敵からリムル本人に間違われた事もあった(もっとも当人は「偉大なリムル様を自分ごときと間違えるとは」と激怒し、相手を瞬殺した)。

また魔蟲という種族の正体は、精霊の力を宿した魔獣であるため悪魔に強い。そのためディアブロですら勝つのが非常に困難であり、他の原初の七悪魔達も勝てないと明言する程。テスタロッサからも無理だと分かっていながらも救援に来てほしいとボヤかれるほど頼りにされている。

真なる魔王へと進化して、(油断していたとはいえ)ベニマルとほぼ互角に渡り合えるカリオンですら瞬殺しており、自他共に認める『迷宮十傑』ダントツの最強。全ての幹部を含めても間違いなく三指には入る圧倒的な強さを誇る。

(かつてリムルは「カリオンはゼギオン相手に3分持たない」と評していたが、実際は1秒くらいで負けた。相手が悪過ぎたと言うべきだろう)

…以上の事だけでも凄まじいのだが、リムルの進化に伴い水属性(空間属性も持っている)の精神生命体に進化した。

リムルの作成した外骨格を捨ててないため半精神生命体だが、その外骨格を肉体とした姿こそ、戦闘特化の魔人として完成された姿。自身のストイックな性格も相まって、非常に洗練された戦闘能力を持つ。

水属性ということは、水分を自在に操れることを意味する。そして生物の身体は大部分が水分なので、大抵の相手はゼギオンに目をつけられた時点で八方塞がりとなる。

後に、リムルと繋がっている魂の回廊の扉を開き、『虚無崩壊』のエネルギーを循環させて圧倒的な格上であるはずの蟲魔王ゼラヌスを一方的に蹂躙する、といった芸当までやってのけている。

総じて

  • 魔法を完全に無効化する蟲魔族特有の外骨格
  • 主人と同じ一定範囲の空間を操作する絶対防御の権能
  • ヴェルドラから指南された格闘技術と本人の格闘センス
  • 鎧の様に硬い外骨格を活かした肉弾戦

など、攻防において弱点の存在しないオールラウンダー。その強さたるやあのシエル先生のお墨付き。なんとweb版の終盤では剣も使っている。

しかし余りにも強すぎる為に、魔国連邦における最重要施設である地下迷宮の守護を任される事が殆ど(迷宮の防衛機構は彼なしでは成り立たない)で、出番が少ない

スキル

  • 空間歪曲防御領域(ディストーションフィールド)

別名「蟲空領域(こくうりょういき)」攻防一体であり、空間断絶による攻撃性まで備えている。ユニークレベルでありながら究極に届きうる技。これだけでアルティメットスキル保持者に匹敵する強さを有する(リムル曰くヒナタ以上」)。

  • 究極能力「幻想之王(メフィスト)」

リムルの進化に伴って獲得した究極能力(アルティメットスキル)。精神攻撃に長けた権能であり、『幻想世界』という意志の強さを具現化した独自世界を構築できるほどの高いレベルを誇る。どんな効果を持つ攻撃も無効化し、相手は何をされたか殆ど分からずに攻撃を喰らう事となる。また、後に蟲魔王ゼラヌスを倒して、親超えを果たした際に究極能力(アルティメットスキル)「生命之王(セフィロト)」を託され、生命支配の権能が統合されることになった。

  • 幻想次元波動嵐(ディメンションストーム)

超常の高エネルギーを内包する虹色の嵐を相手に放つ技。

始原の七天使の一人であるディーノを容易く倒すことが出来るほどの威力を誇るが、後に蟲魔王ゼラヌスから力を託された際に、幻想増殖波動嵐(デヴァステイターストーム)へとより凶悪に進化した。

余談

転スラ日記』にちょくちょく出演しているが、まだ変態を遂げる前なので見た目は完全な虫。よくスイカを持っている。

ミリムに痛めつけられてから、強くなる事を決意して日々修行に励むカブトムシの姿は、シュールな笑いを誘うため必見。

また、イングラシアの仮装祭で魔人化したこいつの仮装をした奴がいた(一体何処でこんな化け物を見たんだ…?)

関連タグ

魔国連邦 地下迷宮 聖魔十二守護王

他作品の類似キャラ

漫画作品

BLEACH』の登場人物。中の人繋がり主君に絶対的な忠誠を誓っている』『主君の安否と命令を絶対視しており、それ以外の事柄には自他共に対してストイックかつ無頓着』『最初は弱かったが、主君からを授かった事でチートレベルの実力者となった』『主君の持つ能力を行使出来る』といった様に共通点が多い。

だが「陛下に仕える」という彼の選択は、と交わした約束を裏切る事となっていた……。

ライトノベル作品

ゴブリンスレイヤー』と『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』の主人公。『中の人繋がり』かつ、こちらは両者共人間だが『極めてストイックかつ特定の案件以外に興味を示さない』所が似通っている。

なお、前者にはアピトと中の人が同じ姉がいたのだが、彼女はよりによってゴブリンに襲われて命を落としている。ちなみにアピトの方は、修行と称して何の罪もないゴブリンに襲いかかり、半殺しにした事がある。

同じく『小説家になろう』発の、異世界もののキャラクター。『蟲をモチーフとしたキャラ』主人公にして、異世界転生(転移)した魔王の配下』『武人を絵に描いた様な性格で、主人に対しては絶対的な忠誠心を捧げている』などの点が共通している。

コーカサスオオカブト:進化前

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