きみには ともだちは いるかね?
ともだちと つうしんこうかんをすると
しんかするポケモンが いるそうだ。
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この記事はPokémon HOMEに関する情報がありません。古い内容ですので更新をお願いします。
グローバルトレードステーションとは…
自身のDSをインターネット接続し、専用サーバーと接続することで世界中のプレイヤーとポケモン交換を行える施設のこと。初出はポケットモンスターダイヤモンド・パール。
一般的には略称のGTS(Global Trade Station)で呼ばれる事が多い。
交換は自分が欲しいポケモンを設定し、ポケモンを預け、その条件に応じてくれるプレイヤーが現れれば、交換は成立するという仕組み。施設とは書いたが、第五世代からは全てのポケモンセンターから行くことができ、第六世代ではPSSの機能と一体化したことでついにどんな場所からでもアクセスが可能となった。
GTSで重宝されるポケモン
- ポケモンXのウデッポウやポケモンYのクズモーといった、片方のバージョンでは出現しないポケモン
- ゴーリキー、ゴローン、ガントル、ドテッコツなどの通信交換で進化するポケモン
- お互いの通信交換が進化の鍵になっているカブルモとチョボマキ
- ヒンバスなどの入手のむずかしいレアポケモン
- ゴンベなどの入手が面倒くさいポケモン
- 御三家とよばれる、博士などから最初にもらえるポケモン
- ガンテツボールなどのレアボールに入ったポケモン
以上のポケモンを預けて、ルールを守って楽しくポケモン!
ネゴシエーション
※こちらに加筆をお願いします。
注意!
消滅!?
長期間、引き取り手のいないポケモンはサーバーから消滅してしまうので、なるべく早めに引き取ってあげてね!
あずけられないポケモン
どんなポケモンでもトレードに出せるというわけではない。ミュウやアルセウスなどの幻のポケモンや「クラシックリボン」や「ウィッシュリボン」などの「ポケモンがだいすきである証」を身につけた特別なポケモンを預けることはできない。リボン以外にも、イベント配布の一部のポケモンは「プレシャスボール」に入っているので、すぐに見分けがつく。
…というか、ポケモンがほんとうにだいすきであるならそんなことはぜったいにしないはずである。
ポケモンXYから登場したメガストーンを持っているポケモンはGTSに預けることができない。どうしてもバージョン限定のメガストーンが欲しいトレーナーはローカル通信による通常の通信交換をするしかない。
一風変わった活用法
第四世代では成立しそうにない条件をあえて要求した状態で通信進化させたいポケモンを預け、別のGTS交換を行ってから引き取ることでそのポケモンが進化する「一人通信進化」というバグ技にも用いられることがあった。
またBW2ではジョインアベニュー発展のためにコイルを延々と交換し続けるコイループなるものも流行った。
問題点
しかし、このシステム、実はかなりの問題を抱えており、利用したがらない人も結構いたりする。
- 伝説希望厨
GTSで最も多いのがこれ。希望ポケモンにラティオスやアルセウスなど希少度の高い伝説ポケモンを要求し、あちらは御三家、ひどい場合はそこいらの雑魚ポケモンを預けるというもの。前述の通りアルセウスは幻のポケモンで交換に出せないので、こんな条件が成立するはずがない。
GTSでも欲しいポケモンを検索すると出てくるのは大半がこいつらであり、チゴラス⇔アマルスやウデッポウ⇔クズモーのようなイーブンな交換を望むプレイヤーの検索妨害と化してしまっている。GTSを利用したがらないプレイヤーが多い元凶はだいたいこれのせい。
また、基本正規での入手は不可能とされるLv10以下を希望する者も多い。これは第4世代でしか通用しない一人通信進化を引きずっている若年層が未だにいるからともいわれている。XY以降はこれらの特別なポケモンを要求するプレイヤーを検索から除外することが出来るようになったので、多少はマシになったが……
このような事情から幻のポケモンはポケモンHOMEのGTS機能においてはアップデートにより検索や要求ができないようになった。
- 改造
フェアな交換を望むプレイヤーに改造ポケモンを送りつける輩もGTSには多い。本来なら入手が不可能な種族の色違いや隠れ特性のポケモンを送りつけてくる。上述したLv10以下伝説を希望するプレイヤーは実は最初から改造ポケモンの取引に希望している可能性も考えられている。ポケモンはどういうわけだか 対策が甘い。
第5世代までは表示件数が限定的であったため、改造ポケモンを検索妨害案件のプレイヤーに押し付けるプレイヤーは寧ろ「迷惑案件を消化してくれて助かる」「検索妨害する方が悪い」と喜ばれることまであった。
最近は「PokeGen」など第6世代向けの改造ツールもある為、その対策にも追われ、いたちごっこが続いている。
第7世代に至っては悪質なユーザーの改造によって預けられているポケモンの一覧を閲覧中にフリーズしてしまい、交換自体まともにできない状態になっている。
- NNを使った誹謗中傷
第4世代の頃、ポケモンだいすきクラブであったGTSを用いたキャンペーンが開催されていた時期によく見られた問題。GTSで特定の外国人ユーザーが預けたポケモン(過去に出されたのはヘラクロスやラルトスなど)が送られればプレゼントがもらえるという企画だったが、これに応じて「ハズレ」など相手を不快にさせるNNを意図的に使用しユーザーに送りつけるという妨害行為をする悪質ユーザーが大量発生した事で、この企画は短期ですぐに中止となった。
ポケモンBW以降、NNに規制がかかったのはこれが原因とも言われている。
- 6V詐欺・隠れ特性詐欺
ポケモンを交換する側は預けられたポケモンのステータスを見ることができない事を利用した悪質な詐欺。NNに「6V」や「ゆめ」などと付けてプレイヤーを釣るが、実際見てみたら個体値が低かったり通常特性だったりするというもの。特に悪質なのは6Vメタモンで、これは乱数調整を用いない限りはほぼ入手不可能な代物。ごくありふれた個体を努力値無振り6Vの数値に合わせて努力値で調整するなんて手の込んだ詐欺をする者さえもいる。当然一見正規に見えても改造産である可能性も捨てきれないので非常に厄介な問題である。
第八世代では
以上、問題点こそ多かったが、ぼっちには重宝されていた機能でもある。
しかし、第八世代ではミラクル交換と統合された「マジカル交換」にとって代わられ、廃止された。
これにより任意のポケモンを探す事はできなくなった為、別バージョン限定ポケモンの入手はマジカル交換で運良く流れてくるのに期待するか、別ROMを購入するか、インターネット上で開かれている有志の交換会に行くか、リアルのポケモンセンターなどに出向かなければならなくなった。
現在では『ポケモンHOME』が配信された事により、任意のポケモンを探す事が再び可能になった。
一度に預けられるポケモンの数の増加(要課金)、預けられているポケモンの特性表示など過去作のGTSから改善されている部分もあるが、現在でも色違いのレジエレキやレジドラゴ等のレアなポケモンを見せる為だけにレベル11~20のインテレオン等存在する筈もないポケモンを要求するという迷惑なユーザーも少なくない。